フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2020東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(8月7日公演)飯守 ブルックナー4番
【期間限定公開】追悼 マエストロ飯守泰次郎(ブルックナー交響曲第4番)
フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2020
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(8月7日公演)
ご遺族・関係者の許諾をいただき、2023年10月末日まで期間限定公開いたします。
23.4・24東京シティーフィル(サントリー・ホール)4番
2020年のコンサートではワーグナーの「タンホイザー」序曲が前奏された。
このときはまだ指揮台では立位で椅子は使われていなかった。
ワーグナーとブルックナー。シティー・フィルと4番はアルバムも出している。
桂冠名誉指揮者の名前をいただき、オケとの相性は良い。
孫位の奏者との仕事。音楽作り。
楽章が進むごとに重心が下がっていく感じがした。堂々としたテンポで進む。
遅いわけではないが重い。ブルックナーはこの重さがあって
安心感に繋がるのかもしれない。そんな感じがした。
演奏は弾き飛ばすことなく丁寧に進み、1時間を超えた。それでも集中は切れず、
終楽章のティンパニーも重く響く。全体が一つになり大団円を描く。
多分若い指揮者ではこのようなアプローチはしないかもしれないが、
飯守節ともいえるアプローチがあった。なかなか藝術を形にするのは
難しい。もう、新しい演奏は聴けないけれど、いいものを聴いた。 合掌。
【期間限定公開】追悼 マエストロ飯守泰次郎(ブルックナー交響曲第4番)
フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2020
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(8月7日公演)
ご遺族・関係者の許諾をいただき、2023年10月末日まで期間限定公開いたします。
23.4・24東京シティーフィル(サントリー・ホール)4番
2020年のコンサートではワーグナーの「タンホイザー」序曲が前奏された。
このときはまだ指揮台では立位で椅子は使われていなかった。
ワーグナーとブルックナー。シティー・フィルと4番はアルバムも出している。
桂冠名誉指揮者の名前をいただき、オケとの相性は良い。
孫位の奏者との仕事。音楽作り。
楽章が進むごとに重心が下がっていく感じがした。堂々としたテンポで進む。
遅いわけではないが重い。ブルックナーはこの重さがあって
安心感に繋がるのかもしれない。そんな感じがした。
演奏は弾き飛ばすことなく丁寧に進み、1時間を超えた。それでも集中は切れず、
終楽章のティンパニーも重く響く。全体が一つになり大団円を描く。
多分若い指揮者ではこのようなアプローチはしないかもしれないが、
飯守節ともいえるアプローチがあった。なかなか藝術を形にするのは
難しい。もう、新しい演奏は聴けないけれど、いいものを聴いた。 合掌。