MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

9月15日生まれのジャズマン キャノンボール・アダレイ

2024-09-16 16:16:55 | 音楽夜話(ジャズ)
9・15


Cannonball Adderly (Alto Saxophone) was born in Tampa, FL in 1928‐1975  生誕96周年 没後49年 


キャノンボール・アダレイというと、マイルスとの「枯葉」を
思い出す。しかしながら、マイルスの元を離れてのアルバムは
また違う一面を見せる。キャノンボール(大食漢)は
音楽にもどん欲だ。先行するキャノンボール追っかけるコルトレーン。
それだけで耳をそばだてる。わかりやすいチェイスだ。


In Chicago
https://www.youtube.com/watch?v=RWNB7FBrnKY&list=OLAK5uy_kLTpV_3sOpqE5rjv0CFOv9SJBlafjiEhQ&index=1



ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン) ズービン・メータ指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック モーツァルトプロ ジュピター他

2024-09-16 16:12:37 | 音楽夜話(クラシック)
9・16


11:00-13:00 19.00-21.00 KUSC


モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」 K.384~序曲
同:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
ソリスト・アンコール:ブラームス・子守歌Op49-4
(ブラームスの子守歌)

同:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ズービン・メータ指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック
2024年7月23日 ロサンゼルス、ハリウッド・ボウル


オールモーツァルトプロ。軽く序曲で決め、3番ト長調の明るい
調性の曲でも良さを発揮し。ジュピターでは、昔のモダン・オケを
彷彿させるような演奏を展開。巨匠の風格で進んだ。
テンポはゆっくり目で、緩いジュピターもありということを聴かせる。
これはこれで自然体なスタイルが成立しているのではないかという、
ある意味納得してしまう演奏。

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)ダリア・スタセフスカ指揮フィラデルフィア管弦楽団 ラフマニノフP協3番 バルトーク・管弦協

2024-09-16 08:49:42 | 音楽夜話(クラシック)
9・16


02:00-04:00 13.00-15.00 WRTI


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ソリスト・アンコール:ショパン・マズルカニ長調 Op33-3


バルトーク:管弦楽のための協奏曲 sz.116


レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)ダリア・スタセフスカ指揮フィラデルフィア管弦楽団
2024年5月5日 フィラデルフィア、ヴェライゾン・ホール


2番の協奏曲とは違い何か吹っ切れた感がある3番。
技巧派のラフマニノフは手の大きさも手伝ってか、
速いフレーズを繰り出すが、難しそうに聞こえて、
弾いてる方はそれほどきりきり舞いさせられることのない
音の並びというのがプロの中にあるらしく、それを
上手く使って弾いているというようなことを
以前聞いたことがあった。それにしたって聞いてる方は
そういうわけにはいかず、すごいなーとか漏れてしまう。
アンスネスも3番に向き合って真摯に弾いている感がある。


バルトークのこの曲は何気に好きだったりする。小澤さんの
アルバムで知った。オーケストラのここぞの1曲。
フィラ管の華麗な演奏が聴けた。やはりブラスの鳴りがいい。
上位オーケストラの底力。終演後沸いた。



サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団 マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」

2024-09-16 08:45:31 | 音楽夜話(クラシック)
9・15


18:03-19:56 11.03-12.56 ORF


 マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」


サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団
2024年8月31日 ザルツブルク、祝祭大劇場


ザルツブルグ音楽祭最終日のマチネでバイエルン放送交響楽団は
ゲスト・オーケストラの一つであり、ラトルの指揮での
マーラー6番。9月6日にもBBCプロムスでの演奏があった。


先日も書いたけれど、彼にはマーラーの方が親和性があると個人的には思う。
ザルツブルグ音楽祭という大舞台でのお披露目なのかもしれないけど
気合の入り方が違うのかもしれない。締りのある覇気のある演奏だった。
23年収録で24年3月にこの曲をアルバムリリースしている。彼の18番で
手の内。こういう大舞台にぶつけてくるだけの自信があるということらしい。
この曲に関しては伝わるものがあった。

#ドミートリー・シシキン(ピアノ)#アルセンティ・トカチェンコ Arsenty Tkachenko指揮 #ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルトP協20番 ブラームス交響曲第一番

2024-09-16 07:15:49 | 音楽夜話(クラシック)
9/15


01:00- 19.00- meloman.ru


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ソリスト・アンコール:メトネル・4つのおとぎ話 Op26‐1変ホ長調
           スカルラッティー:ソナタ・ト長調 K13 L486


ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
オーケストラ・アンコール:ブラームス・ハンガリー舞曲第一番 ト短調


ドミートリー・シシキン(ピアノ)アルセンティ・トカチェンコ Arsenty Tkachenko指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
2024年9月14日 モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホールから生中継




20番といえば「アマデウス」。2楽章は特に。シシキンは92年生まれの30代の
ピアニスト。コンクール入賞歴も多く、活動を展開中。来日回数もあり、ヤマハのピアノを使っている。
「豊かな音を鳴らす秘訣は、自分の音をよく聴くこと」とインタビューで語っているように、
それらをすることで、神経の行き届いた音が発せられるようだ。確かによく考えられて
発せられた音はホールをめぐり耳に届く。録音でも言われてみると粒立ちとか、流れなどで
時折その演奏家独特の響きみたいなものが感じられることがある。そのようなことを
指しているのかもしれない。彼自身はロマン派に中心はあるようだけれど、レパートリーの
多そうな演奏家ゆえ、アンコールに答えて2曲奏された。指の良く回るスカルラッティーは
爽快な気分。


アルセンティ・トカチェンコ(指揮)は、検索にあまりかからず、ロシア内で活動している指揮者
なのかもしれない。割と堂々と恰幅のいいブラームスを展開しなかなかの実力者と見た。
終演後も会場は沸いた。
ロシア・ナショナルフィルハーモニー管弦楽団は「2003年にロシア大統領ウラディーミル・
プーチンとロシア文化省の主導により結成された。」(wiki)若い団体だけれど、実力ありそう。
優秀な人材を集めたであろう後が演奏にも出ている。アベレージは軽く超えてきている。
何度も書いているかもしれないけれど、放送録音に残るものは、早々変なものは出てこない。
アベレージ以上のものが提供されるので、お国柄の特色は別として、基本的演奏については
まず問題ないと思われることが多い。