MOBU'S MUSIC MAZE

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9月12日生まれのジャズマン スコット・ハミルトン

2024-09-13 10:11:49 | 音楽夜話(ジャズ)
9月12日生まれのジャズマン スコット・ハミルトン


Scott Hamilton (Tenor Saxophone) was born in Providence, RI in 1954. 70歳おめでとう。


いまでいう、スムース・ジャズみたいなものを以前からやってたような気がする。
耳なじみのいいテナー。聴き続けたくなるような魅力のあるトーン。コンコード・レーベル
辺りでアルバム出していたからその路線を継続していたのだろうと思う。


Two for the Road
https://www.youtube.com/watch?v=xw9FMDFTwYM&list=OLAK5uy_lU74By6XcC0GMBJ508nkZcXaK1f8Cy4HY



PROM71:チョ・ソンジン(p) リサイタル(変更)

2024-09-13 10:02:45 | 音楽夜話(クラシック)
9・13


06:15-08:00 22.15-24.00 BBCRadio3 BBC Proms

PROM71:チョ・ソンジン(p) リサイタル(変更)
ラヴェル:鏡より
リスト:巡礼の年第2年
2024-09-12 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


「Prom 71: The Art of Fugue with Sir András Schiff」
「J.S.バッハ:フーガの技法 Die Kunst der Fuge BWV1080
ピアノ:アンドラーシュ・シフ András Schiff
2024-09-12 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継」


シフのこの曲は録音がない。バッハの全集は出しているけれど、
この曲は若いころから、多分実演にはかけているのかもしれない
けれど、レコーディングはないと思われる。
ハンガリーの若手三羽ガラスと、ラーンキ・コチシュと並び
称された。シフはその後、イギリスにわたり市民権を得て、
今ではサー(Sir)の称号がつく。


一夜のプログラムにして、必要十分なボリュームの曲。
生のコンサートで0:00仕舞いで、聴衆は帰れるのだろうか。
それなりの準備をしてくるのだろうなと思う。


楽しみにしていたところ、番組が始まると、違う曲が
流れてきた。不思議に思い、サイトを見てみると、
「アンドラーシュ・シフ卿は足の骨折により棄権を余儀なくされました。
BBCプロムスは、急遽出演してくださったチョ・ソンジンに感謝しています。」
番組解説より。


こういうこともあるのですね。ソンジン氏のプログラムは


ラヴェル:「鏡」より、
;No 2 Oiseaux tristes(悲しい鳥たち)
;No 3 Un barque sur l'oceán(海原の小舟)
;No 4 アルボラーダ・デル・グラシオーゾ(道化師の朝の歌)


リスト:巡礼の年、2年目:イタリア
婚礼 Sposalizio:ホ長調
物思いに沈む人 :嬰ハ短調
サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ Canzonetta del Salvator Rosa :イ長調
ペトラルカのソネット第47番 Sonetto 47 del Petrarca:変ニ長調
ペトラルカのソネット第104番 Sonetto 104 del Petrarca:ホ長調
ペトラルカのソネット第123番 Sonetto 123 del Petrarca:変イ長調
ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲 Après une Lecture du Dante: Fantasia quasi Sonata:ニ短調-ニ長調


ソリスト・アンコール:リスト・コンソレーション(慰め)第3番変二長調 (レント・プラーチド)


このプログラムはある意味イレギュラーだったので、普段聴かない曲が並んだ。
それなので、流して聴いている。リストはほとんど面識がない。
「ペトラルカのソネット」とか「ダンテを読んで」など単体で聴いたことが
ある曲があっても、深まってないので、新曲と変わりなく聴いた。
ソンジン氏はこれだけの曲を難なく弾きこなしている。
プロというのは引き受けるのには、それなりの覚悟がいるし、
出来不出来でそれ以降のオファーも変わるだろうから、
実績を積むのも大変だと思う。聴けて感謝。
11月にはラトル・バイエルン放送響とブラームスの2番の協奏曲を
来日公演で弾く。


エリム・チャン指揮 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 ベルリオーズ・メンデルスゾーン・プロコフィエフ

2024-09-13 09:59:33 | 音楽夜話(クラシック)
9・13
1:00-3:00 18:00‐20:00 BR-KLASSIK


・エリム・チャン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団


・ヘクター・ベルリオーズ:「海賊」序曲
・フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ: 交響曲第4番イ長調-「イタリア」
・セルゲイ・プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」Op64(抜粋)


1モンターギュ家とキャピュレット家
2少女ジュリエット
3僧ローレンス
4仮面
5バルコニーの情景ロメオのヴァリエーション愛の踊り(メヌエット)
6タイボルトの死
7ロメオとジュリエットの別れ ACT38
8ジュリエット一人(間奏曲)
9ジュリエットの葬儀 51
10ジュリエットの死
演奏時間
約40分
2024年8月23日より録音


ベルリオーズでのつかみはまずまず。オケも鳴っていた。
メンデルスゾーンのイタリア。冒頭の美旋律を流し、掴んで
離さない。コンセルトヘボウだけあって上手い団体はやはり
卆なく決めてくる。エリム・チャンの指揮は、どこか音楽してるな
というものが伝わってくる。知らない曲であってもなにか雰囲気みたいな
もの、暖かさだったり、爽快さだったりが伝わってくる。
それが、聴いていて引き込まれる所以。
誰でもそういう指揮ができるわけではないから、彼女のポイントなの
だろう。それもコンセルトヘボウから引き出してくるのだから、多分
個人の持っているものだろうと思う。なかなか面白い指揮者だと
思う。
ロメ・ジュリは流れがあり、内容も良かった。
多分初めて聴くものだけど、エリム・チャンはやはりうまいと思う。
何か伝わるものがある。ロメ・ジュリというと、オリビア・ハッセー
の時代の人なので、クラシックとはつながらないのだけれど、小澤氏が
プロコフィエフ得意で、この曲もアルバム化しているというのが
何かわかる気がした。