MOBU'S MUSIC MAZE

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リッカルド・ムーティ指揮  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  ベートーヴェン第9

2024-05-08 19:52:56 | 音楽夜話(クラシック)
5月7日
ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調「合唱つき」Op125


   02:30-04:55 19.30-21.55 ORF Festspielsender Ö1
Musikverein Festival: Courage! 2023/24


 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125


ユリア・クライター Julia Kleiter(ソプラノ)
マリアンヌ・クレバッサ Marianne Crebassa(メゾソプラノ)
マイケル・スパイアーズ Michael Spyres(テノール)
ギュンター・グロイスベック Günther Groissböck(バス)
ウィーン楽友協会合唱団 Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien
リッカルド・ムーティ Riccardo Muti指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
2024年5月7日 ウィーン、楽友協会大ホールから生中継 82歳時




◆リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti, 1941年7月28日 ナポリ - )は、
イタリア人の指揮者。
シカゴ交響楽団名誉音楽監督、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団名誉団員。


YOUTUBE
2014年9月19日  74歳時
シンフォニーセンターのオーケストラホール
シカゴ交響楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
カミラ・ニールンド(ソプラノ)
エカテリーナ・グバノワ(メゾソプラノ)
マシュー・ポレンザーニ(テノール)
エリック・オーウェンズ(バス・バリトン)
シカゴ交響楽団合唱団
デュエイン・ウルフ、ディレクター
https://www.youtube.com/watch?v=rOjHhS5MtvA&t=2451s

フィラ管と9番  47歳録音時  (NML)配信
録音時期:1988年4月23,25,26日

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交響曲第9番の初演は1824年5月7日、
オーストリアの首都ウィーンに
かつて存在したケルントナートーア劇場
(Karntnertortheater)で行われた。


5月8日の深夜、現地時間7日の夜、
10局くらいの海外のクラシックを放送している
インターネット・ラジオ局が、こぞってベートーヴェンの
第9を放送している。いったい何があったのだろうと思った。


日本の年末と違うのだ。裏第9か・・・?。
ちょっとめんくらってしまった。
理由は第9の初演日で、それを記念してか。
200年のヨーロッパ音楽の深みなのかもしれない。




録音したのは、ムーティ・ウィーンフィルの第9。
他にも、ヤンソンスの日本ライブというのもあったけれど、
手続きがあり面倒だったのでやめた。


ムーティといえば、今年83歳。同年代の指揮者といえば
エッシェンバッハ(1940)・バレンボイム(1942)が
いる。お二人とも頑張っている。


たまたま出会ったムーティだけれども、あまり耳にしたことがなかった。
ブルックナーを1-2曲聴いたくらい。イタリアの出で、オペラも
シンフォニーも振り、シカゴ、ウィーン・フィルなどのオケも振り、
今や巨匠の名をものにしている。


はじめはウィーン・フィルのものを聴いた。何か巨匠風の年齢が上がると
テンポが遅くなるという、よく言われる演奏になっていた。
より遅く、歌うことは忘れず、ウィーン・フィルなので、全く問題は
ないと思われるが、ムーティもこの楽団の名誉団員になっているくらい
だから、関係はいいと思う。シンシナティーで全集を作ったのは40歳台。
その時の演奏も配信で聴いてみた。明朗快活。これは、
思わず聴いてしまった。
80年代ってこういう演奏は流行ったかもしれないと思うが、
重くないし今でも通用する演奏に思う。
途中、シカゴ響の演奏も聴いてみた。70歳代の演奏。
これも落ち着いたテンポ設定で歌っている。
人の歳月が、演奏を変えたのかもしれないけれど、
これはこれで、深化したのかもしれないと思った。
思わぬところで、思わぬ人に出会う。
なかなか面白い・・・。



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