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トランペット:アリソン・バルソム  スウェーデン放送交響楽団  指揮:クリスチャン・マチェラル バーバー マルサリス コープランド

2024-11-10 20:03:03 | 音楽夜話(クラシック)
11・8


09:30-10:58 00.30-01.58 BBCRadio3 Through the Night


バーバー:管弦楽のためのエッセイ第1番 op.12
マルサリス:トランペット協奏曲(スウェーデン初演)
コープランド:交響曲第3番
トランペット:アリソン・バルソム スウェーデン放送交響楽団 指揮:クリスチャン・マチェラル


24-02-16 ストックホルム、ベルワルド・ホール




バーバーって、エルガーと同様、個人的相性というかちょっと
ずれてて、その良さがいまいちわからないというところにある。
バーバーだと「弦楽のためのアダージョ」などは聴きやすい
というかうけとりやすいのだけれど、今日の曲などは受け取り
どころがよくわからなかったりする。エルガーだと威風堂々とか
管弦楽入門とかまったくOKなのだけれど、ちょっと奥に入ると
ダメだったりする。やはり、相性はあるのかもしれない。


マルサリスのは再演されているところもあるけれど、初演の
ところもまだまだあるのだろうな。盛り上がって終わるのだけれど、
こういう作品が評価されるのはずっと後になってからなのかもしれない。
ジョン・ウイリアムズの曲などはもっと訴えやすくわかりやすく書かれて
いるけれど、マルサリスのはそうでないラインなので、きっと
浸透していくまで時間がかかるだろうと思う。


コープランドは第二次世界大戦が終わろうとしていた時に書かれはじめ、
戦後完成した。彼の最後の交響曲ということで、作風としても
まとまっている感じを受ける。出てくる音はやはり戦前戦後をイメージさせる
ような感じのものだったりする。プロコフィエフがイメージされるところもある。
盛り上がって終わるのは、定石通りだけれど、戦勝国だけにありなのだろう。
45分以上の結構大がかりな曲だった。



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