MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

エンリケ・アルトゥーロ・ディーメッケ指揮ブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団演奏会

2021-08-21 10:47:17 | 音楽夜話(クラシック)
8月14日
08:00- 20.00- TeatroColon
Orquesta Filarmónica: Concierto 4


ラヴェル:組曲「クープランの墓」
ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「プルチネッラ」
ホセ・アラウホ José Araujo(チェロ)
エンリケ・アルトゥーロ・ディーメッケ指揮ブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団
2021年8月13日 ブエノスアイレス、テアトロ・コロン歌劇場から生中継


南半球のオーケストラを聴く。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある管弦楽団。
劇場の座付きオーケストラの様だ。1946年発足、現在はエンリケ・アルトゥーロ・ディーメッケ氏が
音楽監督(2007~)、氏の経歴はBUENOS AIRES PHILHARMONIC ORCHESTRAのHPに、詳しく書かれている。
ナクソスには1枚チャイコフスキーのピアノ協奏曲1・2番のアルバムがほかの指揮者で
アルバム化されている。
有名ソリスト・指揮者を呼び、コンサートを展開している様子。


ラヴェルのクープランは録音が遠いのか若干ホールトーンが回り込んでいて、直接的な
感じは薄いものの、さわやかな演奏。


ハイドンの2番のチェロ協は調性もあるのか、スィートな旋律だけれど、ハイドンの
折り目正しい感じも伝わり、いい演奏だった。アンコールはなし。




ストラヴィンスキー「プルチネラ」組曲(1949年版)
Sinfonia
Serenata 
Scherzino - Allegro - Andantino
Tarantella
Toccata
Gavotta con due variazioni
Vivo
Minuetto - Finale


イタリアのバロック音楽の主題を使った作品をとの依頼があって、
このような組曲の旋律が生まれているようだ。
ある意味聴きやすい。22~3分程度にまとめられていて、
小回りよく、使い勝手がいいのかもしれない。


このコンサートの3曲については、なんとなく、曲調というか、
感じがさわやかさんで、つながりよく組まれているプログラムなのでは
ないかと思う。小澤氏もクープランとプルチネラを組んでアルバムにしていたり
する。組み合わせとしてはありなんだと思う。
さわやかな気分にさせていただいた演奏会だった。


ブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団HP
https://teatrocolon.org.ar/en/theater/companies/buenos-aires-philharmonic-orchestra



コメントを投稿