8・17
Ike Quebec (Tenor Saxophone) was born in Newark, NJ in 1918-1963 生誕105周年 没後60年
ジャズ喫茶でかかってそうなアルバムがある。語りのテナーもそそる。
ブルーノートらしい録音がまた当時の雰囲気を醸し出す。
個人的には「そそる」という表現が一番ぴったりくる。
この人の語りはそんな感じを伝える。
好きな人は好きなんだろうな・・・というような。
批評家のアレックス・ヘンダーソンは、「彼は決して革新者ではなかったが、ケベックは
独特で簡単に認識できる大きくて息をのむようなサウンドを持っていた。
ダウンホームブルース、セクシーなバラード、アップテンポの攻撃性に関しては非常に
一貫していた」と書いた。[2](Wiki)
https://www.youtube.com/watch?v=J1uXB8ANriI&list=OLAK5uy_k4jghjijHVbQqCnx-dGD93Dpf2vCu4XHo&index=1
Four Classic Albums (Blue and Sentimental / It Might as Well Be Spring / Heavy Soul / Bossa Nova Soul Samba) (Digitally Remastered)
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Duke Pearson (Piano, Arranger) was born in Atlanta, GA in 1932‐1980 生誕91周年 没後43年
バップ期のピアニストだけれど、なにかしゃれた歌い方とか、
持っていきかたのできるプレイヤーで、そのあたりがアレンジ部門にも
生かされてたのかなとも思う。ピアノだけでなく若いころは管楽器も
こなしていた。ブルーノートではスカウトなどもしていて、
多面的な活動をしていた様だ。後年は大学でJAZZを教えていたり
するし、JAZZマンと言っても色々な人生がある。プレイをやめても
後進の指導に当たるケースはよくある。そんな一人だった。
今日はブルーノートのおいしいところを・・・。
Four Classic Albums (Tender Feelin's / Byrd in Flight / Profile / Hush) (Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=8pyY4YW6nRw&list=OLAK5uy_lijpADktilrVZX5zozlXquwVw-Fe4WPdc&index=1
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George Duvivier (Bass) was born in New York City in 1920‐1985 生誕103年 没後38年
名前は聞くのだけれど、サイドマンの事が多かったのかもしれない。
レコードのライナーを見ても、ベーシストとしてのクレジットはあっても、
リーダーアルバムでないものがほとんどだったと思う。
それだけ引く手あまただったのかもしれないけれど、そういう縁の下の力持ち的な
ミュージシャンもいないと成立しない世界なのかもしれないが、その一人でもあった。
Sonny Clark Trio with Max Roach & George Duvivier (Full Album)
https://www.youtube.com/watch?v=-fSZm5z4v20
アイク・ケベック、デューク・ピアソン、ジョージ・デヴュヴィエと、まさに愛すべきミュージシャンばかりですね。
挙げられているアルバムの中では、ソニー・クラークのtime盤が、大好きです。ソニー・クラークの作曲能力が大いに発揮されていて、オリジナルが名曲揃いで、聴いていて飽きなかったです。この頃も、たまに日本盤レコード聴いています。
アイク・ケベック、デューク・ピアソンともに、ブルーノートレーベルと縁が深く、録音も残していて、同じお誕生日とは、偶然ですが、面白いですね。
ジャズを聴く楽しみにそそられる
というのが個人的にあって、
そういうアーティストは愛すべき
ミュージシャンなのかもしれません。
ソニークラ―クは、ブルーノートでなく、
こちらを推されるファンの方も
いらっしゃいますね。
珠を転がすようなプレイと印象的な
メロディーは彼の持ち味だと思います。
2曲目の二カスで、デヴュヴィエのソロが
聴かれたりしますし、聴きどころだと
思います。
生まれ年や生まれたところ、家庭環境、
育ちも全く違うのに、JAZZという
共通項で生きた彼ら、全く天の計らい
なのではと思うときがあります。
びっくりです。