1・11
4:00- 20.00- Philharmonie_Live
'''Orchestre de Paris / Klaus Mäkelä(KM)
https://philharmoniedeparis.fr/en/live/concert/1175069-orchestre-de-paris-klaus-makela
Gustavo Dudamel (GD)
・ブーレーズ:イニシアーレ(KM)
ベートーヴェン:序曲「献堂式」 op.124(GD)
・プーランク:グローリア FP.177(KM)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」(KM)
クラウスエルザ・ブノワ(ソプラノ)・マケラ&グスターボ・ドゥダメル指揮パリ管弦楽団および合唱団
2025年1月10日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホールから生中継
売れっ子2人によるコンサート。パリは沸いている。04:00-06:00 20.00-22.00 FranceMusique
・ブーレーズ:イニシアーレ
ドビュッシー:夜想曲
・プーランク:グローリア FP.177
エルザ・ブノワ(ソプラノ)
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団および合唱団
2025年1月9日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホールから生中継
トップはピエール・ブーレーズの作品。ブラス・セクションがファンファーレの様な
音型を鳴らす。現代曲の様相で不協和音の作品。
2曲目はドゥダメルに変わり、「ベートーヴェンが純粋管弦楽のために作曲した最後の作品」(WIKI)。
なんか骨太のベートーヴェンが出てきそうな序曲。転換には面白かった。
3曲目は合唱の入る結構大がかりな作品。ソプラノ独唱でそのソプラノの声がよかった。
プーランクは余り聴いたことがない。
この曲は6曲からなる宗教曲で、ソプラノ独唱・合唱・管弦楽で作品は成り立っている。
短い曲は2分なく、長くても8分くらいのもの。マケラはこのような作品でも上手くまとめて
いる様だ。なんでも振れてしまうのではないかと思わされる。なかなか聴きごたえある作品だった。
後半はラヴェル編曲の「展覧会の絵」組曲が集まり最後大団円を描いて終わっていく。
一つ一つがいまいちでも、最後の大音響でみんなよしになってしまうようなところがある。
個人芸もあったりするのだけれど、管弦楽曲としてはまことにいい編曲になっている。
もっと泥臭いものだという方は、他の編曲版を聴いてみても面白いかもしれない。
アシュケナージがピアノ版とオケ版をセットにしてアルバム化している。これは少し
バーバリアン的な感じがしてラヴェルの磨き上げたものとは違う側面が聴ける。
マケラのものは色彩感の出し方が上手いというか。オケの音色が割とソフトに聞こえた。その中での
音作りは聴き疲れしないものだった。歌わせるところは割と歌わせていたし、あの指揮中の笑顔は
奏者に何を意味しているのだろう。コミュニケーションの取り方が上手いのかもしれない。
音楽作りはコミュニケーション作りに似ている。マケラの音作りは割とレガートな流れだったような気がした。
カラヤンともまた違うけれど、それがラヴェルの編曲を生かしていたような感じがした。
そういう意味ではムソルグスキーの無骨さはちょっと影が薄かったかも。
4:00- 20.00- Philharmonie_Live
'''Orchestre de Paris / Klaus Mäkelä(KM)
https://philharmoniedeparis.fr/en/live/concert/1175069-orchestre-de-paris-klaus-makela
Gustavo Dudamel (GD)
・ブーレーズ:イニシアーレ(KM)
ベートーヴェン:序曲「献堂式」 op.124(GD)
・プーランク:グローリア FP.177(KM)
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」(KM)
クラウスエルザ・ブノワ(ソプラノ)・マケラ&グスターボ・ドゥダメル指揮パリ管弦楽団および合唱団
2025年1月10日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホールから生中継
売れっ子2人によるコンサート。パリは沸いている。04:00-06:00 20.00-22.00 FranceMusique
・ブーレーズ:イニシアーレ
ドビュッシー:夜想曲
・プーランク:グローリア FP.177
エルザ・ブノワ(ソプラノ)
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団および合唱団
2025年1月9日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホールから生中継
トップはピエール・ブーレーズの作品。ブラス・セクションがファンファーレの様な
音型を鳴らす。現代曲の様相で不協和音の作品。
2曲目はドゥダメルに変わり、「ベートーヴェンが純粋管弦楽のために作曲した最後の作品」(WIKI)。
なんか骨太のベートーヴェンが出てきそうな序曲。転換には面白かった。
3曲目は合唱の入る結構大がかりな作品。ソプラノ独唱でそのソプラノの声がよかった。
プーランクは余り聴いたことがない。
この曲は6曲からなる宗教曲で、ソプラノ独唱・合唱・管弦楽で作品は成り立っている。
短い曲は2分なく、長くても8分くらいのもの。マケラはこのような作品でも上手くまとめて
いる様だ。なんでも振れてしまうのではないかと思わされる。なかなか聴きごたえある作品だった。
後半はラヴェル編曲の「展覧会の絵」組曲が集まり最後大団円を描いて終わっていく。
一つ一つがいまいちでも、最後の大音響でみんなよしになってしまうようなところがある。
個人芸もあったりするのだけれど、管弦楽曲としてはまことにいい編曲になっている。
もっと泥臭いものだという方は、他の編曲版を聴いてみても面白いかもしれない。
アシュケナージがピアノ版とオケ版をセットにしてアルバム化している。これは少し
バーバリアン的な感じがしてラヴェルの磨き上げたものとは違う側面が聴ける。
マケラのものは色彩感の出し方が上手いというか。オケの音色が割とソフトに聞こえた。その中での
音作りは聴き疲れしないものだった。歌わせるところは割と歌わせていたし、あの指揮中の笑顔は
奏者に何を意味しているのだろう。コミュニケーションの取り方が上手いのかもしれない。
音楽作りはコミュニケーション作りに似ている。マケラの音作りは割とレガートな流れだったような気がした。
カラヤンともまた違うけれど、それがラヴェルの編曲を生かしていたような感じがした。
そういう意味ではムソルグスキーの無骨さはちょっと影が薄かったかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます