MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ウイークエンドサンシャイン(NHK-FM) ゲスト:中村まり(シンガー・ソング・ライター)

2025-01-11 22:11:46 | アコースティック・ギター・トリップ
ウイークエンドサンシャイン ゲスト:中村まり(シンガー・ソング・ライター)


2025年1月11日のプレイリスト
公開:2025年1月11日放送


ウィンタースペシャル
(曲名 / アーティスト名 // アルバム名)


ピーター・バラカン氏はブロードキャスターとして、信頼のおける方。
この番組はカー・ステレオで、その時、聴くべき番組がなくて
サーチしているときに必ず引っかかるバラカン氏。
引っかかると必ず何かお土産がついてくる。
今回は「中村まり」さんだった。
若いころ、ギターを練習して趣味で歌ってた頃があった。
そののち、フィンガーピッキング中心になり、親父趣味に
走ったが、現在では楽器はおいてしまった。
稽古事はやらないと、どんどん衰退してしまい、
今は押さえるのさえ苦痛になってしまうだろうな。
ステファン・グロスマンなんて、放送から名前がでてくるのなんて
一寸考えられなかったので、かなりびっくりした。
カントリー・ブルースなど、アコギでやるなど、70年代生まれの
女子としてはかなり珍しいだろうし、それを仕事としてしまうなど
本当に謳うことが好きなのだろうなとおもった。


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プレイリスト
I'm So Glad / Mari Nakamura  (スキップ・ジェイムス)


Every Day's A Holiday / Mari Nakamura


Black-Eyed Susan / Mari Nakamura


Through My Heart Again / Mari Nakamura


Into the Clouds / Mari Nakamura


Don't Think Twice, It's All Right / Mari Nakamura


中村まり


幼少の頃からギターに親しみ、14歳から約4年間を
アメリカのオハイオ州シンシナティで過ごす。


アメリカン・フォークやカントリー・ブルースなどに
影響を受けたオリジナル曲はすべて英語詞で、
ライヴでは60~70年代フォーク、戦前カントリー・ブルース、
オールド・タイム・ミュージック、ブルーグラスなどから、
ロン・セクスミスやポール・マッカートニーなどまでを幅広くカヴァーする。
2005年、MULE RECORDSより1stアルバム「SEEDS TO GROW」をリリース。(wiki)


若いころはまったのはドグ・ワトソンやミシシッピー・ジョン・ハートで
どちらかというとフィンガーピッキングよりは、フラットピッキングだったようだ
けれど、ニッティーグリッティ・ダートバンドの世界が
良かったようだ。
ギターの師匠は「ステファングロスマンの教則ビデオ」でそこから入る。
小さいころ、クラシックやっていた残りもある。
フィンガーピッキングに傾倒した。(カントリーブルース・フォークなど)。


フォークミュージックのテイストでやりたかった。
現在のメインギターは1965年製のMARTIN OOO-18。


60年代のマーチンならそういう音楽にうってつけだし、
マホガニーの高音のクリアーさや軽い感じが他の品番では
得られないものがあり、そのあたりが楽器を品番で音の
違いを作り出す楽器メーカーの凄さがあった。
久々、60年代のマーチン・サウンドを聴いた。
プロはやっぱり持ってるんだな。いい音だった。


ティボー・ガルシア(ギター)フェリシティ・バックランド (メゾソプラノ)ガブリエラ・テシェンヌ 指揮BBCコンサート管弦楽団 スペインプロ ロドリーゴ

2025-01-11 22:06:51 | 音楽夜話(クラシック)
1・12


04:30-06:45 19.30-21.45 BBC3


ファリャ:バレエ組曲「三角帽子」第1番
アルベニス:イベリア第1巻~第2曲「港」
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲 ニ長調








シャミナード:組曲第1番 op.20(抜粋)
行進曲
間奏曲
スケルツォ
ビゼー:組曲「カルメン」(抜粋)
ハバネラ
セギディーリャ
ジプシーの歌
ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ
J.シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」~僕はお客を呼ぶのが大好き
同:常動曲 op.257
ティボー・ガルシア(ギター)フェリシティ・バックランド Felicity Buckland(メゾソプラノ)ガブリエラ・テシェンヌ Gabriella Teychenné指揮BBCコンサート管弦楽団
2024年1月12日 サフロン=ウォールデン、サフロン・ホール


ティボー・ガルシア(1994年生)。スペイン人の父、フランス人の母。
7歳からギターをはじめ、10代で国際コンクール優勝をいくつか勝ち取る。
「早熟の天才」「恐るべき精度と均質で美しい音色」と絶賛されている。
『マチネの終わりに』では、若きギタリスト役で出演している。
(2019・8・10ENGIN WEB)福山さんが出ていたやつだ。
ガルシアは2019年にこの曲のアルバムを出している。
堅実に作品を作る感じで弾きこんでいる。弾き飛ばすことはない。
1音1音大切に弾いてるような感じがする。
きっとこの演奏者のスタイルがそうなのだと思う。ロドリーゴの
協奏曲はギタリストのマストアイテムなのだろう。いい演奏だった。



エルザ・ブノワ(ソプラノ) クラウス・マケラ&グスターボ・ドゥダメル指揮パリ管弦楽団および合唱団 プーランク・ムソルグスキー

2025-01-11 22:04:34 | 音楽夜話(クラシック)
1・11


4:00- 20.00- Philharmonie_Live
'''Orchestre de Paris / Klaus Mäkelä(KM)


https://philharmoniedeparis.fr/en/live/concert/1175069-orchestre-de-paris-klaus-makela

Gustavo Dudamel (GD)


・ブーレーズ:イニシアーレ(KM)
ベートーヴェン:序曲「献堂式」 op.124(GD)
・プーランク:グローリア FP.177(KM)


ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」(KM)
クラウスエルザ・ブノワ(ソプラノ)・マケラ&グスターボ・ドゥダメル指揮パリ管弦楽団および合唱団


2025年1月10日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホールから生中継


売れっ子2人によるコンサート。パリは沸いている。04:00-06:00 20.00-22.00 FranceMusique


・ブーレーズ:イニシアーレ
ドビュッシー:夜想曲
・プーランク:グローリア FP.177
エルザ・ブノワ(ソプラノ)
クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団および合唱団
2025年1月9日 パリ、フィラルモニー内ピエール・ブーレーズ大ホールから生中継


トップはピエール・ブーレーズの作品。ブラス・セクションがファンファーレの様な
音型を鳴らす。現代曲の様相で不協和音の作品。


2曲目はドゥダメルに変わり、「ベートーヴェンが純粋管弦楽のために作曲した最後の作品」(WIKI)。
なんか骨太のベートーヴェンが出てきそうな序曲。転換には面白かった。


3曲目は合唱の入る結構大がかりな作品。ソプラノ独唱でそのソプラノの声がよかった。
プーランクは余り聴いたことがない。
この曲は6曲からなる宗教曲で、ソプラノ独唱・合唱・管弦楽で作品は成り立っている。
短い曲は2分なく、長くても8分くらいのもの。マケラはこのような作品でも上手くまとめて
いる様だ。なんでも振れてしまうのではないかと思わされる。なかなか聴きごたえある作品だった。




後半はラヴェル編曲の「展覧会の絵」組曲が集まり最後大団円を描いて終わっていく。
一つ一つがいまいちでも、最後の大音響でみんなよしになってしまうようなところがある。
個人芸もあったりするのだけれど、管弦楽曲としてはまことにいい編曲になっている。
もっと泥臭いものだという方は、他の編曲版を聴いてみても面白いかもしれない。
アシュケナージがピアノ版とオケ版をセットにしてアルバム化している。これは少し
バーバリアン的な感じがしてラヴェルの磨き上げたものとは違う側面が聴ける。


マケラのものは色彩感の出し方が上手いというか。オケの音色が割とソフトに聞こえた。その中での
音作りは聴き疲れしないものだった。歌わせるところは割と歌わせていたし、あの指揮中の笑顔は
奏者に何を意味しているのだろう。コミュニケーションの取り方が上手いのかもしれない。
音楽作りはコミュニケーション作りに似ている。マケラの音作りは割とレガートな流れだったような気がした。
カラヤンともまた違うけれど、それがラヴェルの編曲を生かしていたような感じがした。
そういう意味ではムソルグスキーの無骨さはちょっと影が薄かったかも。



クロエ・デュフレーヌ指揮スペイン放送交響楽団 ブラームス4番

2025-01-11 05:39:57 | 音楽夜話(クラシック)
1/11


03:30-06:00 19.30-22.00 Espana


シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98




アリス・イ Alice Lee(ヴァイオリン)
クロエ・デュフレーヌ指揮スペイン放送交響楽団
2025年1月10日 マドリード、記念劇場から生中継


そのときの指揮者がクロエ・デュフレーヌだ。
2021年にブザンソン国際指揮者コンクールで
最高位に輝いたフランスの誇る若手。
ヘルシンキのシベリウス・アカデミーに留学し、
多くの名指揮者を輩出しているヨルマ・パヌラの
もとで学んだ経験をもつ。


より、ブラームス4番。ご自身でスコアから工夫の余地を
見つけて表しているような所が聴かれる。ダイナミックレンジを
広げてみたり、アンサンブルを響かせてみたり、ちょっと他とは
違うぞ見たいな所を聴かせる。フランス期待の指揮者。まだ、
30代多分これからだと思う。