割烹 福寿司 （JR真鶴駅そば）

割烹　福寿司　（JR真鶴駅そば）


湯河原にひとっ風呂浴びに行った帰りに寄った店。
ネット検索でヒットした。駐車場は店前２台で、
空いてないと困るので、駅前のコインパに駐車した。


真鶴といえば、中川一政美術館のある所だ。一度、
岬の先まで行って訪れたことがある。
そんな漁港町だけど、地魚をうまく料理して
出してくれる店だった。


多分、先代からだろうから55年目になるという。
ご夫婦で営まれてる店。
開店時間に合わせて入る。もうカウンターには、自転車の
ライダーが一人、海鮮丼をつついていた。
自転車は体がエンジンだから、ガソリンやらなくちゃ
いけないところが大変だ。


注文してから、魚を開けて作り始めるから相応の
時間はかかる。20分程度の待ち時間があった。
包丁人は親方一人なのだ。


私は、自分にご褒美で、地魚握り（大椀付き）。
なっつはランチタイムの海鮮丼。
地魚なので、アジ、ほか上がったもので構成。
1種類２貫５種類で10貫。
地魚なので、名前聞いてもおぼえられなかった。
その日に上がったものだから、日々同じというわけでは
ないだろう。JAZZのアドリブよろしく、一期一会だ。
心して食べなくては・・・。


切り身はある程度厚く切ってあり、コクがあり油もある。
こうやって、獲っても再生できるくらいの
スパンで長く続けられる。自然のサイクルを
壊さないから、この形態で営業できいるの
だろうなと思う。
ごはんはまだ温かい酢飯で軽く握ってあった。


汁椀が大きく、蓋を開けると、みそ汁だしの魚の
アラが頭の部分２つ左右に向いておかれていて、
食べてもいいよとばかりならんでいる。
これはかぶりつくしかないか・・・。大将に悪い。
ついている身の部分を箸でつついたり、しゃぶったり
猫マタギの所作。その間に、すしをつまむという感じ。
味噌汁もおいしかった。こちらの方が満足感あったかも（笑）。
満足して店を出る。


ここは、色々面白そうな店があるらしい。真鶴。まだ、
深堀出来そうだ。


割烹 福寿司 （ふくすし）
https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14004326/