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ベルナルド・ハイティンク指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 3・11追悼

2022-01-10 22:02:36 | 音楽夜話(クラシック)
12月18日あり


20:00-21:40 韓国KBS


ルトスワフスキ:葬送音楽     1954-8 弦楽
同:交響曲第4番交響曲第4番    1988-92 Orch
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルナルド・ハイティンク指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2011年3月16日 ベルリン、フィルハーモニー


「ベルリン・フィル、日本のために演奏。指揮はハイティンク
ベルリン・フィルにとっても、2011年3月11日の東日本大地震の
ニュースは大きな衝撃でした。
オーケストラと指揮者のベルナルド・ハイティンクは、
3月18日の演奏会を日本に捧げています。
コンサートでは、予定されていたウェーベルン
《夏の風のなかで》の代わりに、
ルトスワフスキ「弦楽のための哀悼曲」が演奏されました。
続いてルトスワフスキ「交響曲第4番」、レイフ・オヴェ・
アンスネスの独奏でブラームス「ピアノ協奏曲第2番」が上演されています。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ベルナルド・ハイティンク
 レイフ・オヴェ・アンスネス」
ベルリンフィル・デジタルコンサートホールより。


18日の演奏会は、ベルリンフィルのデジタルコンサートホールの
プログラムになっていた。
韓国KBSのものは(3月16日定期初日か?)デジタルコンサートホールの
ものとは違う。
朝日新聞デジタルによれば、http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103170395.html
16日に曲目変更して追悼演奏したとある。
この放送はその時のものだ。なかなか心憎いプログラム建てだと思う。
この16日からの定期は一連の流れでいえば、追悼の意を現していると
言っていいのかもしれない。忘れてはいけない出来事のひとつだ。

ルトスワフスキの音楽は重く、嗚咽するようなところがあり、
気持ちの持っていきどころがない様な沈痛さを感じさせた。
後半のブラームスは、アンスネスのピアノの切れがよく、引き込まれた。
韓国KBSありがとうございました。


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