いろんな方のカスタムのお手伝いをさせていただいているうちに、自分も久しぶりにカスタムガンが欲しくなってしまった。
影響を受けやすいのかも・・・
月刊アームズマガジン10月号の「LIMCAT CUSTON」を見ていて・・・「これだ!!」
といことで、
ショップオークションでだいぶ前に落札したハイキャパ(マルイ)のスライドを用意した。
作業台の上においていたのだが、他の方のカスタムでなかなか自分のに手を付けれないでいた。
そんな時、LIMCAT CUSTONNのご依頼をいただいた。
この機会に予行練習のつもりで、自分用のLIMCAT CUSTONを製作することにした。
造るのは、この記事の二種類のガンの好きなところ取り。
ベースはマルイのM.E.U。
ハイキャパは嫌いじゃないけど、シングルカラムのほうが好み。
以前もマイアミバイスのインフィニティも、シングルカラムにしたぐらい実銃にこだわらない。
といことで、
つづく
STIの刻印を二箇所、という依頼とともに添付されていたスライドには、独特なセレイションが刻まれている。
これを最初に見たとき、どうやって加工しているのだろうかと考え込んでしまった。
思いつかなかった。なので、無理ですと返答させてもらったのだ。
きっと、それなりの専用の刃物で加工しているのだろう。
でも、刻印を入れ終わったスライドを見ていると、やはりこのセレイションは絶対必要だ。
3D加工でやるしかないか・・・
データーをこしらえ、シュミレイションしてみた。
何とかなりそう。
しかし、いきなりスライドをNCに乗せるのは、いろいろ問題が出そう。
もともとのセレイションは、埋めた状態である。
何ミリの深さで埋めてあるかも解らない。
この複雑なでこぼこの山が飛んでいくかもしれない。
それに、成型品は対外の場合たわんでいたりする。
マルイはわりとシャンとしているが、マルシンやタナカなど、私が見たものはかなりゆがみが出ている。
水平が出ていないと、このセレイションは均等に刻まれないだろう。
大切な預かり物、失敗はしたくないので、この部分のみNC加工後に座グリこんで接着することにした。
スライドを座グル。
接着して、目地を消す。
せっかく綺麗に塗装されていたのがもったいない。
美しい完成品は、このブログのリンクにあるミリブロ「QUESTO!!]で!!
おしまい
〇四郎さんからご依頼のあったグリップの一つが完成しました。
>あっ、これもいい! 青はいやだけど!!(〇四郎さん談)
という事で、製作しました。
塗装はシャンペンゴールド。実物は見たことないですが、チタンでこんな色のイメージが、かってながらありまして・・・
黒い部分は別部品にしてあり、ストーン調スプレーにつや消しの黒で仕上ています。
ノーマルのデトニクスには、ちょっと未来的過ぎて似合わないかも・・・
ねじの頭も黒ではどうよ?やっぱ、シルバーがいいかも。
ちょうどよい機会なので、一緒に自分用のデトニクスにもグリップを造りました。
以前製作したプログラムで色違いのものを、製作。同シャンペンゴールドに塗った。
画像はシルバーに見えますが、同じ色です。
やはり、ノーマルのデトニクスには、微妙なフィット感。スライドをカスタムガンっぽく改造でもするか?せめて、スライドをシルバーに塗るとか。
こいつには、ボーマタイプのサイトを付けるつもり。
おしまい
はじめて、お酒を飲んで記憶を失くしました。
お酒は強くないので、すぐに気分が悪くなる。寝る前に、トイレで「リバース」した記憶はあるのだが・・・
次の日、ヤフーメールをチェックしていると、
Yahoo!オークション - 現在の最高額入札者・・・のメールを発見!
「え~!?」
入札した記憶がない!!
どうやら、ウォッチリストのブツに酔って入札していまったようだ。(まだ2日もあったのに・・・)
いくらで入札したのか、心配で見てみると、
酔っていても、小心者の性質は変わらないらしい。
妥当と思える金額を入札していた。
とりあえず、ほっとした。
さて、
STIのつづきです。
スライド左サイドの文字の刻印のデーターの作成。
資料写真です。
この文字の部分を切り取って、前出のフリーソフトでDXFに変換すると・・・
う~ん・・・これでは使えない。
こういうときは、資料画像をモニターに表示させて、スケールで測定しながらCADデーターを手作業で作成する。
「STI」のロゴの刻印を、NCにセットし加工する。
反対側の文字刻印は、長手方向の平面が出ていなかったので、彫刻機にセットして、刻印を彫る。(乗っかっているのは、水平を出す小道具)
場所によって、面の高さが0.1mm以上ばらつきがある。文字の深さは0.2~0.3mmにしたい。なので、一文字づつ高さの調整をしながらの加工になる。
以前、〇っしーさんのハイパワーの刻印の依頼を受けた時、その文字の小ささに今まで使用していた0.3mmの刃物では再現できなかった。(画像は今回、同時にお受けした時のもの)
仕方が無かったので、出来るだけ細い刃物を自分で造ったのだ。
刃先を比べると・・・(左、0.3mmのエンドミル 右がお手製の極細刃物)
しか~っし、
これが、よく折れるんだな・・・涙
特に、HW材。
これで完成。・・・・・
ご依頼者に報告すると、セレイションの再現も希望とのこと。
ということで、次回はセレイション加工です。