タナカ LUGER P08 グリップ完成

頼まれていた「LUGER P08」のグリップが完成しました。


プラグリから採寸して図面を起こし、



試作品を加工するも、しっくりこないので、っていうか、はめ込んでもどこが当たってるか解かんない？？



何か当たってる・・・。

しょうがないから透明のABS樹脂で造って、どこが当たってるか調べてみた。



赤丸の部分、ねじの頭が当てってるようだ。

この部分を設計変更して本番の「ボーン材」にて造る。



ノーマルのプラグリで、気になったところ・・・。
マグキャッチボタンの切り欠きが円の真ん中に来ていない。

真ん中に来るように寸法を変更しました。




真っ白に見えるかもしれませんが、もう少しだけ黄色です。

同時に造った木グリも付けてみる。





思ったよりも、地味だったりして・・・・💦


おしまい

ボーン

フェイクボーングリップを造りました。



タナカのルガ―　P-08とガバのコンパクト。

P-08のグリップはこれで三種類造りましたが、何回造っても難しいグリップです。


材料は支給品で「DuPon　CORIAN　ボーン」というもの。


ついでに木グリも造りました。
シャム柿

（実銃画像）
フルチェッカーは無理なので、なにか良い物はないかと検索すると、このようなグリップを見つけました。

ローズウッド


ボーンタイプのグリップはスムース。

これは、磨いてテカテカに光らすのだが、・・・

ウッドのスムースなら＃1500で仕上げニスを塗って終わりなのだが、テカ仕上げは＃1500からコンパウンドで光らす。
この作業が、むっちゃ時間がかかる。

売ってるグリップは、スムースの方が値段安いが、手作りで磨くほうが時間がかかるのでスムースなのに工賃は安くなんない。

それが、伝わって欲しくて、ちょっとだけつぶやかせてもらった・・・。


完成にはまだ時間がかかります、


つづく

S&W M15 フロントサイト 形状変更

S&W　M15　のフロントサイトの形状の変更を頼まれました。


（実銃）

ベースはハートフォードのM15。


バイスに挟むために治具を造る。

ストレートなバレルであっても、樹脂を流して造るモデルガンのバレルは先から根元まで同じ直径とは限らない。
少しでも直径が違っているとしっかりとバイスに挟むことは出来ない。気ずかづにそのままは挟むと、切削の抵抗で加工物が動いてしまい、失敗の原因になる。















かなり、むずい作業でした・・・💦
気に入ってくれるかな～？


他にも・・・

以前製作した試作バレルのホップゴムの交換も行う。



赤いのが以前組み込んだシリコンゴム。透明のチューブ状の物が今回入れ変えるゴム。


交換完了。




おしまい

Mauser HSc 刻印

Mauser HScとか言うモデルガンの刻印を頼まれました。



データーを起こして機械加工にて彫りました。


位置だしの確認の為に、透明の板を彫る予定の位置に透明の両面テープで止めて彫り、確認します。


確認後に本番。テープで囲み、シリコンスプレーを切削油代わりに使用しています。



文字の底が他と色が違うので、薄く溶いた塗料を、他の部分と違和感のない色味になるように墨入れしました。


今回、新たに入れる文字だけを見て加工したので、もともと入れられている他の刻印と、感じが違ってしまう、というミスをしてしまう。
まだまだ、未熟な私です。



おしまい

頼まれたもの

オークションで落札して頂いている方から頼まれました。


普段は、そのような頼まれ方はしても、お受けしません。


ですが、

その方は、私が席を置く「エングレ倶楽部」の会員仲間でした。

それに・・・

過去のメールにて、ワンオフ物のバレルに刻印を頼まれたこともありまして、お断りしたんですが・・・。（一点物の刻印は怖くて出来ません）



そんなこんなで、


久しぶりに、エンフィールドのグリップを造りました。ねじの台座を入れるところの直径を少し大きく変更しました。




そして、他にも・・・

こんなのを造りました。









完成画像を送ったら、形が違うと連絡を頂く。

そうだった・・・汗

プラグリを木に変えるんじゃなくて、雑誌の実銃についている物をレプリカするのだった！！！

私って、相変わらず・・・バカ・・・(;^ω^)




気にいってくれたらいいな～