二人で旅行をするお金を貯めるための援助交際。
くったくなく男と関係を持つチェヨンと、
見張りとお金の管理をするヨジン。
少女期に特有の二人だけの、危ういバランスの世界。
でも、チェヨンがホテルの窓から飛んだとき、
その世界は崩壊した。
親友のはずなのに彼女の連絡先を知らないヨジン。
彼女はチェヨンの罪滅ぼしのためにと、
関係のあった男達にお金を返して寝ることにしてゆく。
そしてそんなヨジンの行動に、父が気づいてしまう。
キム・ギドク監督は、どうも苦手意識が強くて初めて見たのだが・・・。
少女二人の世界はわかる気がした。
でもヨジンの罪滅ぼしの行動、というのがうまく心に落ちてこない。
ただ痛みが増すだけだった。
父親の行動も、わかるといえばわかるし・・・。というカンジ。
悪行と善行はきっちりと分けることが出来ない、
ということなのだろうか。
少女期の儚い美しさと残酷さは感じとれたが、
ラストに希望があるのかどうかが、私には解らなかった。
あと、劇中で何度か語られるキリスト教に関する奇跡のエピソード、
のようなものは、どんな意味があったんだろう。
くったくなく男と関係を持つチェヨンと、
見張りとお金の管理をするヨジン。
少女期に特有の二人だけの、危ういバランスの世界。
でも、チェヨンがホテルの窓から飛んだとき、
その世界は崩壊した。
親友のはずなのに彼女の連絡先を知らないヨジン。
彼女はチェヨンの罪滅ぼしのためにと、
関係のあった男達にお金を返して寝ることにしてゆく。
そしてそんなヨジンの行動に、父が気づいてしまう。
キム・ギドク監督は、どうも苦手意識が強くて初めて見たのだが・・・。
少女二人の世界はわかる気がした。
でもヨジンの罪滅ぼしの行動、というのがうまく心に落ちてこない。
ただ痛みが増すだけだった。
父親の行動も、わかるといえばわかるし・・・。というカンジ。
悪行と善行はきっちりと分けることが出来ない、
ということなのだろうか。
少女期の儚い美しさと残酷さは感じとれたが、
ラストに希望があるのかどうかが、私には解らなかった。
あと、劇中で何度か語られるキリスト教に関する奇跡のエピソード、
のようなものは、どんな意味があったんだろう。