もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

蝦夷ロック~ “菊地成孔 ダブ・セクステット”

2008-08-19 21:19:54 | 音楽
菊地さん、とっかかりが多分活字だったのと、
UAで来た時は私がRSRに不参加だったので、
初めて生演奏を聴く&お姿拝見なので楽しみにしていた。

なので、はりきって開演30分くらい前にレッドに入ったら、
右端なれど最前列確保。
うっひゃ~!とうかれるも
ステージではサウンドチェックが続く。
『まだ時間あるし』と、日本酒飲みながら
しばしメール打っていて、
『なんか空気が変わったような・・・』と顔を上げて唖然。
ご本人がサウンドチェックされてますっ!
おしゃれジャージ(ピンクでした?)デニム、黒のスニーカー
というラフな出で立ちにふんわりした髪。
あああ、抱きしめたいです、その腰を。
(なにか間違ってる?)
雨がまた酷くなっていたのでサウンドチェックに手間取ったのか
いつもなのか、
開演5分前くらいまで音出しをしていて、
とても得した気分を味わう。

本番はスーツ姿がクラクラするほどステキな、
大人の男性が6人現れて、うっとり。
なんだか、皆さん違うタイプなのに、
誰を見てもドキドキしちゃう。

サウンドは、
JAZZっぽくもあり、テクノっぽくもあり、
しっとりしたかと思うと、ビートがガツンときたり、揺れたり。
ピッチがどんどん変わっていくのに、
揺るがないドラムとウッドベース。
クールな佇まいで叩き出す熱い音。
初めて聴く音楽で心奪われて、
聴き入るばかりか口まで開いちゃったな。
ドラムが特にインパクトあって。
菊地さんが袖に下がった時は、
ドラムの本田さんガン見してたもん。
トランペットの類家さんもカッコ良かったんですけどね、
ドラム見ちゃうんだ。

菊地さんは、ステキすぎて倒れそうでした。
演奏しているときの指に見とれ、
右手の小さな動きでバンドをコントロールする姿に見とれ、
つまりは見とれっぱなし。
理想がスーツ着てサックス吹いてたんだもん。

が、しかし、
音がカッコイイのなんのって。
解るとか解んないなんて小さい話じゃなくて、
カッコイイもん勝ちでしょう、音楽って。
と、ワタシは思っているので、
演奏が終った時には、魂がもってかれてましたぜ。


コメント
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