もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「プール」

2009-09-19 20:56:31 | 映画
連休初日は映画。

キャストがほぼ同じなので、
イメージとしては「かもめ食堂」「めがね」でしたが、
違いました、あたり前だけど。
監督脚本違うし。

そのちょっとした違和感は、
固い表情の旅人の女の子が、
泊まるゲストハウスの主の娘だというところでこつん。

あ、テーマがっつりあるんだ。
家族とか繋がりとか生とか。

そりゃあ、料理もプールもワンコもにゃんこものら牛も
背景になっちゃうよね。

「かもめ食堂」「めがね」は
”なんだかわからないが そこになにかはあるが とにかくほっこりしてしまう”
作品で、そこがたまらなく魅力だったのですがね。

しかし、好きなテイストでした。
衣装がステキで、スタイリストはやはり堀越さん。
ふむふむ。
京子はもちろんステキですが、
菊子さんとさよちゃんの洋服がどちらもめちゃ好み。
残念ながら、年齢的にはもたいさんよりか・・・くく。
ワンピにソックスにペタンコ靴。
ああいうおばあちゃん目指したい。

小林聡美の母親役を観たのは初めてかも。
おきゃんの片鱗はあるものの、お母さんに見えた。
不思議。
風変わりなお母さんだからかな?

したいと思ったことをして生きるのは難しい。
けれど、
誰かの為に我慢を沢山していると
自分のことも相手のことも嫌いになっちゃうんだよ、
サヨちゃん。
キミはもっと小さい時にゴネておくべきだったのね。

あ、忘れてた。
市尾くんは草食系でもなく、もはや本人が植物のようです。
はまり役、加瀬君。

菊子さん、どーなったのかなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲキ×シネ 五右衛門ロック

2009-09-19 11:17:54 | 映画
初体験ゲキ×シネ。
2500円高い・3時間長い。
ということで二の足を踏んでいた今までをちょっぴり後悔するほど
面白く、楽しく、カッコ良すぎでした。
ま、観るべきタイミングが今だったのね。


冒頭の秀吉の寝所に忍び込んでる古田・五右衛がカッコイイ。
お笑いシーンからなんだけど、カッコイイ。
「八海山おかわり~」で大笑いしたあと、
殺陣がカッコよすぎて
古田さーん!きゃー!です。

五右衛門を捕縛することに命がけの左門字が登場して
『あ、ルパンなのか』と気がつく。
ということでお竜は峰不二子か、そりゃ松雪かもね。
大切なのは美貌とスタイルですから。

事前に
「北大路が案外良かった」という話は聞いてて、
『そりゃあんだけのベテランだもの。当然でしょう』とは思っていたものの
あの重厚感、あの衣装さばきと殺陣。
すごいです、さすがです。

川平Jは映画で歌ったり踊ったりしていたので
びっくりしませんでしたが、
森山未来の身体能力の高さと歌声にはびっくりして釘付け。
しなやかなのにキレがあって美しいダンスに、タップも踊るし歌も上手いし。
映像作品では解らない魅力満載。


それにしても、新感線のお芝居ってスゴイですね。
派手だし歌うし踊るしバンドついてるし、殺陣はカッコイイし。

衣装が全部好みで、
『売ってくれー』と思うもの多々。
民族衣装を基調にしているものが特に好きでした。
踊るとラインが美しくでるようにつくってあるのね~。
(演劇はほとんど見ないので)
お竜はもちろん、五右衛門もクガイも衣装替えが沢山あってすべて美しかった。
でも、重そうだったなぁ。
あれで立ち回りするのは、大変そうだ。
が、殺陣は全編カッコよすぎなくらい決まってました。
観ててアドレナリン出まくり。

好きだったポイントを。
・屏風のようなものを使った場面転換の見事さ。
・五右衛門の変装のカラクリ披露は爆笑
・古田さんの内腿がセクシーです
・森山くんの筋肉も美しい
・歌ってた冠徹弥さん。ヘビメタ苦手な私の心も鷲づかみ。
・古田さんのジャンプ
・高田聖子さんカッコよすぎ~。
 スケバン刑事・鉄仮面伝説みたいな仮面は笑えたけど。
・採掘場の女の戦いの後ろで小さく踊る五右衛門
・オリジナルナンバーのカッコよさったら!さらに生演奏!
・とにかくダンス。群集のダンスもすごいカッコイイ。
・ゲキ×シネのパンフには役名も出てないが、
 脇もカッコイイ人ばかり。
・ホッタル族、ほんわかの裏にそんな秘密が。
・ギター侍。最近、気になる存在でしたが、笑いもOKですね。
・船、ちゃっすぎでしょう。ふふふ。


月生石にあそこまでの秘密があるということで、
ラストは予想つきましたが、
世界中で権力のために親子が殺しあう時代。
弱いものを支配しようとする人々。
情と義。
もっと沢山のことが含まれていました。

でも、古田・五右衛門の見得がカッコイイ!でいいじゃん。
小難しく分析したい人はすりゃあいいじゃん。
そういう楽しさでしたよ。
今どき若者も「東京に芝居を観に行きたい」と興奮してました。
私は芝居にまで、金と時間と手が回らないので自主規制。ぐすん。
が、
心底行きたくなったら行っちゃうでしょう。
チケット取れるのか?

スタオベしたかったっす。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする