もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「キャタピラー」

2010-07-25 21:58:49 | 映画
気がつけば、公開前なので軽く感想を。

四肢を失って還ってきた夫。
献身的に尽くす妻。
小さな山村にも満ちる戦争の狂気。
国家という名の暴力機関。

寺島しのぶはもちろんすごいです。
妻の中で行き来する憎しみと悲しみと愛情が
あますところなく伝わります。
夫もすごい。
ほとんど表情だけの演技だし、
後半は動かないはずの身体を投げ出しての鬼気迫る演技。
あの、赤目の時のインテリ崩れと同じ役者さんなんて
まったく気がつかなかった。

監督が言っていた「国の命令で見ず知らずの人を殺すのが戦争です」
「そういうことを止めたい」
重い言葉ですが
”反戦映画”なんてくくってはいけない作品。


寺島さんは挨拶の前は不安気な表情でしたが
(子供みたいに)
監督の言葉に爆笑したり、ぼーっとしたり
本当に自分を良く見せるということに意識を使っていない方でしたね。
細く凛と美しいところが「女優さん」なんですけど。
監督はエネルギーの塊でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FUNKASTIC SUMMRE 2010 スガシカオ

2010-07-25 20:39:21 | 音楽
7/23 市民ホール

札幌ホールは久しぶり。
前の市民会館のとき以来か?

オープニング
「Party People」
きゃー!!
スガさんカッコいい!
水玉のシャツに赤いパンツ
バンドも音が厚くなっていてカッコいいし。

踊る・手拍子・笑う・跳ねる・叫ぶ
Zeppとなんも変わらないぞ、ホールもFFじゃん!
音がいいんだよね、市民ホール。
しかし「兆し」は声がアコースティックな調整になってなくて、惜しい。
声だけ前に出すぎに聴こえました。

なんと、アルバム順のメニュー。
珍しいんじゃないか、そういうの。

『くせっ毛のためにどれだけ6月を憎んでいる(いや、嫌いだっけか?)かの曲』
そんな紹介でもカッコよさ100%「ファンカゲリヲン」
何気に反戦歌チック(個人的感想)な
「トマトとウソと戦闘機」

日ハム好きらしいが、来札ナシ平面出演のDさんとご一緒
「ドキュメント2010」
うひゃうひゃだから。

「軽蔑」は、がんばってがんばって書いた純愛の歌だそうです。
長いトークで言い訳してました。
純愛の意味知ってるのか?(笑)

「はじまりの日」はアガルというかワクワクするしドキドキして
ライブで聴くとはじけまくる。
いつか本物のDさんで聴きたい。

えっと、アルバム12曲のほかにやったのは
「月とナイフ」
「19才」
「コノユビトマレ」
細かく叩くのに集中しちゃう「SPIRIT」
「午後のパレード」
「奇跡」
「ドキドキしちゃう」
だけ覚えてますが
アンコールも本編もごちゃまぜです。

今回はいつもにも増して記憶がトんでます。
MCはニュアンスだけ覚えている、かな。
ライブハウス並に汗だくでヨロヨロ。

久々に声のしっかり出ていたスガさんもうれしかったし、
ギター小僧と化しているシーンも多々あり、
本人が楽しそうでこっちもうれしい。
ま、その分色っぽさは少なかったかな。

もうさ、ずっと札幌は会場ここでいいんじゃない?
スガさんの嫌いなオケピがない新しい建物になったことだし。


そうして、
遠征してきたスガトモと延々夜明け前まで語ったのでした。

☆~☆~☆
追記
「甘い果実」もやりましたね、確か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする