もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

世界で牛豚が肉になる手順 

2011-03-10 23:30:32 | BOOK
要約するとそういう内容のルポルタージュ本を読みました。
タイトルを書くと面倒な人が来そうなのだな。
イラスト入りで面白く、興味深かった。

何年か前に少し話題になっていた本で
作者の新作レビューで思い出し
図書館に行ったらあったんだよね。

モンゴルでお客さんに羊を振舞う手順は
元・椎名誠ファンとしてはすでに知っていることでしたが
それ以外の国(もちろん日本も)の
牛豚が肉になるまでは知らなかったなぁ。
無知なまま、おいしく食べていたけれど、
知ったらますますおいしく食べようと思えた。
国によって職業に対する差別があったりなかったり、
自宅でお肉に出来る人が尊敬されたり、
文化だもんね、何をどう食べるかというのは。

人の口に入る食べ物を作るという職業は農業もそうだけど
プライドを持ってやれる大切な仕事のはずなのに
なんでか、今ってそうじゃないよね。
農業が工業化していくのは本来の意味からずれると思うんだけどな。

肉も魚も三つ葉ももずくも
おいしく食べて栄養にしまくって生きていくぜ。


差別や人を罵ることに情熱を傾ける人は
一生そういう心根で生きてゆかないとならないんだろう。
そして、他人の心の白い部分を妬んで「お前もどす黒くなれ」と呪う。
自分の中に白い部分を作ることにエネルギーは使えないんだね。
いるなぁ、身近にも。
そういうヤツを『かわいそう』と思うほど善人ではないので、
『てめぇだけどす黒く生きてきゃいいじゃん』と思う。
今まで絶大なる被害をこうむっているので。


う~、隔靴掻痒な文章になってますが
本に興味があるかたは、
ネットより頭の中で連想ゲームしてたどり着いて、
図書館で借りてね。
コメント
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