もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

罠にはまってる感はいなめない

2015-09-09 21:48:30 | 好きな人
SMAPファン歴も丸20年。

何がきっかけでどんなタイミングで好きになったか
今もってさっぱり解らないのだが
「KANSHAして」と「しょうよ」の間に
いきなり、どっぷりハマったのだ。
そして、なんの奇跡か東京に出かけていた時に
ホワイトシアターでLIVEを観ることができたので
首までどっぷり。

それまでアイドルには1ミリも興味がなかったので
周りに「どうした?」と何度聞かれたことか。

あの頃は剛君はよくカールヘルムを着ていたな
とか
森君は歌が上手かったな
とか
中居君は髪がサラサラだったな
とか
ゴローちゃん「二十歳の約束」は牧瀬里穂しか印象にないよゴメン
とか
木村君も「あすなろ白書」は筒井君と西島君だけ見てましたゴメン
とか
慎吾ちゃんはオーバーオールのイメージ
とか
思い出すこの頃。


アイドル誌も買ってたけど徐々に出なくなって
シングルも一年に一枚になって
アルバムとコンサートは2年に一度になって
そうか~、いつまでもアイドルってスタンスじゃいられないのか
なんて納得してたら
ここ数年

チケットがお高くなってグッズも種類増えてるし
テレビ雑誌の表紙はしょっちゅう表紙だし
シングルも年イチじゃない上に3パターンぐらい出るし
前にも増してお金つかわさるんだけど!
いや、使えなくなってるからスゲー困るんだけど!

『したら、買わなきゃいいのに』って友達に言われても
そーゆーわけにもいかないので(真顔)
ひとつ選ぶのにめちゃ悩むんだよね。

という訳で新曲まだ買いに行ってないから。
うきー。
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岸辺の旅~湯本香樹実

2015-09-09 20:27:13 | BOOK
映画のストーリーが気になって、
先に本を読んでみた。


不思議な話だ。

突然失踪した夫が3年かけて旅をしながら妻のもとに戻って来る。
「オレは死んで身体は蟹に食われた」
そう淡々と語るのだが
妻から見れば薄明りの中とはいえ、そこにいるのは紛れもなく夫である。

理由も言わずにその3年の旅を一緒に遡ろうという夫に連れ添う妻。
安宿を泊まり歩くその日暮らしの旅の中で
夫が関わった人たちとの再会と労働で見せる姿で
妻は自分が知らずにいた夫の顔をいくつもみつけてゆく。
それは、夫婦としてのきずなを新たに結んでいくような旅だった。

しかし、
旅が終われば夫がすでに死人であることと向き合わなければならない。



その昔”鉄道員~ぽっぽや”を
「幽霊が出てくる話である」と書いていた書評家がいて
『まあ、そりゃそうだ』と思った私だが
この話は少し色合いが違う。
死んだ夫は「俺みたいな人は、実は沢山いるんだ」と語り
自分もだが皆働いたりして世間の人々と関わりながらいるのだという。
(飛行機の話は飛行機嫌いには怖かったが)

そんな設定がホラーでも人情話でもなく読み進められる
興味深い小説だ。


映画の予告編では、明るいシーンが多かったが
観るのがすでに楽しみである。
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