もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「団地」

2016-07-05 21:57:14 | 映画
なにかを観に行った時の予告で知った作品ですが、
藤山直美×阪本順治では見逃せない。


長年やっていた漢方薬局を畳んで団地に引っ越してきた二人。
レジのパートで、バーコードを読み取りにうまくあわせられないヒナ子と
漢方薬のことしか知らない清治の夫婦には
「なんか暗いのよね」と噂されても仕方ない事情がある。
その事情で団地に越してきたのだが、
薬局の客だった真城が薬を求めてやって来る。
「(部屋番号の)802の8って8階のことなんですか?」彼はちょっとヘンだ。
団地の住人もヘンだけど。


予告だけだと、サスペンスコメディーかと思っていたのに
人情話+サスペンス風味+日常のおかしみ+SF
という
阪本監督作品には珍しいストーリーで
すっごい面白い。
笑えるし、泣けるし、展開におどろいて、最後ほっとします。


団地、本当に噂のるつぼなんだよな。
ベランダから見てるんだ、近所のおばちゃんが。
『昨日男の子と帰ってきたね』と言われた高校時代。
ただの先輩なんだよー、と親に説明する羽目になったのを思い出したわ。
コメント
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