もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

拒食症の受刑者

2016-07-18 23:02:18 | ドラマなど(TV)
ドキュメンタリーで、
医療刑務所に収容されている女性受刑者に
多数の拒食症患者がいる。というのをみた。

過食で食べ吐きをするから、
ついには食べ物を万引きするようになり捕まった人。
「どうせ吐くんだから、沢山お金を使うのはバカらしいと思ってしまって」
ああ、病んでるから、回路がオカシイ。

グループミーティングで
自分に関心が無く、姉妹に向けられている親の心を
自分だけに向けられるから過食嘔吐が辞められない。
そういっていた人、
その寂しさは親が死んでしまう前に解決できるのだろうか?

「体重が増えたら自分の存在に意味が無くなる」
そう医師に言葉を投げつけていた人は
1gでも体重が増えたらこの世の終わり、みたいに
刑務官に「体重増えてないですか?」と聞きつづけていた。
どこまでが心の闇なのか病なのか
刑務所から出たらどうなってしまうのか
心がざわざわしてしまう。

遠い世界の話ではなくて、
足を滑らせたら自分も堕ちる闇だからだ。
そして、
刑務官が研修で言っていたように
「最近毎日入って来ます(拒食症の受刑者が)」
この闇がじわじわ広がっているから。


生きているのは、楽しいこと、幸せなことに出会うためじゃあないか
そう、思える日と
口ごもる日がつづれ織りで当たり前だね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする