今日は朝からカラダをゆっくり休めようと思って
テレビを見ました。
ちょうどテレビ東京でおもしろそうな番組が。
「歴史ミステリー 歌川広重 東海道五十三次は盗作だった!? 」です。
歌川広重の代表作、東海道五十三次に
酷似している作品が発見されていて、
しかもその件に関する話は
美術界ではタブーとされてきているらしいのです。
描かれている風景と実際の風景とを数箇所比べてみると、
謎の五十三次の絵のほうがより実際の風景に近いらしいのです。
そして謎の五十三次のほうが時代的に古い。
広重はこの五十三次の絵をお手本として描いたのではないか・・・という説が。
そしてこの謎の五十三次の絵の作者は
司馬江漢という人物らしいのです。
この司馬江漢という人は
日本画から西洋美術、中国絵・・・と
とにかく絵に関するものは何でもかじっているようです。
銅版画を生み出したのもこの人らしいです。
細やかで優しげな絵にとてもひかれました。
で、実際にこの司馬江漢という人は
東海道五十三次を歩いた記述があり、
描かれた年代とも一致するらしいです。
謎の五十三次が京都から始まっているのは
おそらく司馬江漢が京都から旅をはじめたからだろうということで・・・。
ちなみに広重のほうは
実際に歩いてスケッチしたわけではなさそうです。
広重の五十三次は江戸スタート。
版画の世界では最初が肝心だそうで、
最初に売れるものを作って
どんどん次をだすようなかたちになるそうです。
版元からしたらやっぱりそうするのがいちばんですよね。
江戸スタートの東海道五十三次はかなりの人気になり、
歌川広重の名を広く知らしめるようになった作品だそうです。
さて、広重のお手本となったやもしれぬ
司馬江漢の謎の五十三次の絵。
実は「江戸名所図会」にそっくりな絵もあるらしく、
江戸名所図会を参考にしたところもあるのではないか・・との説も。
ちなみに広重の絵のほうにも
江戸名所図会に似ているものがあるそうです。
元になる絵があったにせよ、なかったにせよ
歌川広重の東海道五十三次が偉大な作品であることには
変わりはないと思います。
絵にしても文学にしても
より人々の心に残るものが淘汰されていくのでしょうか。
古い絵と新しい絵を比べて
どこか違うのか、どうして違うのか、
なぜこの部分がなくなってこの部分が増えたのか、
思わず調べたい衝動にかられました。
個人的には司馬江漢、気になります。
さてさて午前中はそのドキュメンタリーを見て
午後からは久石譲さんのジブリ音楽のコンサートを見ました。
名曲ぞろいで思わず涙が・・・。
アニメのシーンにぴったり合うんですよね。曲が。
作品によって音楽の質も全く違うのですごいです。
テレビを見ました。
ちょうどテレビ東京でおもしろそうな番組が。
「歴史ミステリー 歌川広重 東海道五十三次は盗作だった!? 」です。
歌川広重の代表作、東海道五十三次に
酷似している作品が発見されていて、
しかもその件に関する話は
美術界ではタブーとされてきているらしいのです。
描かれている風景と実際の風景とを数箇所比べてみると、
謎の五十三次の絵のほうがより実際の風景に近いらしいのです。
そして謎の五十三次のほうが時代的に古い。
広重はこの五十三次の絵をお手本として描いたのではないか・・・という説が。
そしてこの謎の五十三次の絵の作者は
司馬江漢という人物らしいのです。
この司馬江漢という人は
日本画から西洋美術、中国絵・・・と
とにかく絵に関するものは何でもかじっているようです。
銅版画を生み出したのもこの人らしいです。
細やかで優しげな絵にとてもひかれました。
で、実際にこの司馬江漢という人は
東海道五十三次を歩いた記述があり、
描かれた年代とも一致するらしいです。
謎の五十三次が京都から始まっているのは
おそらく司馬江漢が京都から旅をはじめたからだろうということで・・・。
ちなみに広重のほうは
実際に歩いてスケッチしたわけではなさそうです。
広重の五十三次は江戸スタート。
版画の世界では最初が肝心だそうで、
最初に売れるものを作って
どんどん次をだすようなかたちになるそうです。
版元からしたらやっぱりそうするのがいちばんですよね。
江戸スタートの東海道五十三次はかなりの人気になり、
歌川広重の名を広く知らしめるようになった作品だそうです。
さて、広重のお手本となったやもしれぬ
司馬江漢の謎の五十三次の絵。
実は「江戸名所図会」にそっくりな絵もあるらしく、
江戸名所図会を参考にしたところもあるのではないか・・との説も。
ちなみに広重の絵のほうにも
江戸名所図会に似ているものがあるそうです。
元になる絵があったにせよ、なかったにせよ
歌川広重の東海道五十三次が偉大な作品であることには
変わりはないと思います。
絵にしても文学にしても
より人々の心に残るものが淘汰されていくのでしょうか。
古い絵と新しい絵を比べて
どこか違うのか、どうして違うのか、
なぜこの部分がなくなってこの部分が増えたのか、
思わず調べたい衝動にかられました。
個人的には司馬江漢、気になります。
さてさて午前中はそのドキュメンタリーを見て
午後からは久石譲さんのジブリ音楽のコンサートを見ました。
名曲ぞろいで思わず涙が・・・。
アニメのシーンにぴったり合うんですよね。曲が。
作品によって音楽の質も全く違うのですごいです。