月に一冊という、私にしてはかなりなスローペースで
読み上げている「宮尾本 平家物語」です。
ようやく三巻目、終了しました。
とにかくおもしろいです。
いつのまにか主人公が時子になり、
平家一門の栄枯盛衰を見つめています。
この小説の特徴は女性から見た栄枯盛衰で、
平家物語本編では語られなかった、
人物のしがらみ等々を書き綴っています。
いかに自分の産んだ子ども達を
いい位置につけるか、そしてそれを女性の幸せと
位置づけているのがおもしろいです。
テレビでも本でも見たことはなく、よくわかりませんが
その点では「篤姫」となんとなく似ているのではないかと思われます。
母親が子どもに望むこと。
それは子どもの幸せ。
当時の子どもの幸せとはいい位につけてやることが
幸せだったのでしょうね。
娘の嫁ぎ先に関してのらりくらりの清盛に対して
自分がしっかりしていい嫁ぎ先を見つけねば・・と
やっきになっている時子。
自分腹の娘、徳子が高倉天皇に入内し
安徳天皇を産み、繁栄このうえない平家。
が、やがて高倉天皇も没し、清盛も没し
だんだんと陽が傾きかけてきた平家・・・。
二巻では平家の繁栄、三巻では都落ちという翳り。
いよいよ次回の四巻はクライマックス。
本当の幸せとはいったい何なのか、
近いうちにまた購入して読破します。
読み上げている「宮尾本 平家物語」です。
ようやく三巻目、終了しました。
とにかくおもしろいです。
いつのまにか主人公が時子になり、
平家一門の栄枯盛衰を見つめています。
この小説の特徴は女性から見た栄枯盛衰で、
平家物語本編では語られなかった、
人物のしがらみ等々を書き綴っています。
いかに自分の産んだ子ども達を
いい位置につけるか、そしてそれを女性の幸せと
位置づけているのがおもしろいです。
テレビでも本でも見たことはなく、よくわかりませんが
その点では「篤姫」となんとなく似ているのではないかと思われます。
母親が子どもに望むこと。
それは子どもの幸せ。
当時の子どもの幸せとはいい位につけてやることが
幸せだったのでしょうね。
娘の嫁ぎ先に関してのらりくらりの清盛に対して
自分がしっかりしていい嫁ぎ先を見つけねば・・と
やっきになっている時子。
自分腹の娘、徳子が高倉天皇に入内し
安徳天皇を産み、繁栄このうえない平家。
が、やがて高倉天皇も没し、清盛も没し
だんだんと陽が傾きかけてきた平家・・・。
二巻では平家の繁栄、三巻では都落ちという翳り。
いよいよ次回の四巻はクライマックス。
本当の幸せとはいったい何なのか、
近いうちにまた購入して読破します。