17日、卒園式が終わった後に国立近代美術館まで
「生誕120年 小野竹喬展」を見にいってきました。
またまた特別招待券プレゼントに当選して(ラッキー♪)
閉館後にゆっくりと見ることができました。
小野竹喬さんの名前は
新聞の特集記事で知りました。
それまではまったく知らなかったのですが
記事を読んでいくうちにひきこまれました。
記事にでていた絵を見て
「懐かしい・・・」という思いがこみあげてきました。
そう、心のふるさとの風景のような感じなのです。
とにかく実際に見てみたくて見てみたくて
この日をずっと待ってました。
到着が少し早かったので
ショップをのぞいてそのあとイスにすわって休憩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/80/98946863a34dbe2cd1244b51a8e30a21.jpg)
静かに佇むオブジェを見ながらひといきです。
長谷川等伯展のときよりは殺伐としてなく(開場前にもかかわらず人が多かったですもんね)
おだやかな感じでした。
おそらく小野竹喬さんの絵のもつおだやかさなのでしょうね。
さて実際に作品を見て驚きました。
同じ作者なのに作風がいろいろなのです。
いろいろと迷ったり悩んだりしたのでしょうね。
私が特に好きだったのは
晩年の70を過ぎてからの絵です。
とにかく優しくおだやかな色合いで
見ているだけで心が落ち着くのです。
奥の細道句抄絵、どれも好きだったのですが
特に好きだったのは
「象潟や雨に西施がねぶの花」の絵です。
そぼふる雨の中、ねぶの花が浮き上がったような感じで
とてもひかれました。
松尾芭蕉の句のイメージというと
私の中ではモノクロでした。
おそらく辞世の句の
「旅に病で夢は枯野をかけめぐる」のイメージが強かったせいでしょうが。
そのモノクロのイメージに
突如として明るい光がさしこんだかのような絵が現れたのです。
芭蕉の句にぴったりの絵。
本当にすばらしかったです。
「荒海や佐渡に横たふ天の河」も素敵でした。
メインは海です。
佐渡に横たわっている天の河なので
やはり主役は天の川でなく佐渡のほう。
天の河は左上にほんの少しのスペースできらめいていました。
でも小野竹喬さんらしい絵といえばやはり
「田一枚植ゑて立ち去る柳かな」の絵だと思います。
この絵、本当に大好きです。
緑色が本当にやさしい色で
田んぼにうつっている雲も本当にやさしくて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5d/689a94b7a43a98653eebaec0d0e5c519.jpg)
奥の細道の絵とは違うのですが
↑の「野辺」の絵もとても好きです。
緑・青・白この絶妙な色合いがなんともいえません。
なんとなくやさしい気持ちになってきませんか?
小野竹喬さんの絵を見ていると
「望郷」の思いにかられます。
どうにしても私は緑を見ると帰りたくなるようです。(笑)
おそらく小野竹喬さんが故郷の絵をたくさん描いていた、
そういう思いも伝わってきているのでしょう。
心のふるさとに帰ってみませんか?
今回の展覧会、本当に心が温かくなりました。
「生誕120年 小野竹喬展」を見にいってきました。
またまた特別招待券プレゼントに当選して(ラッキー♪)
閉館後にゆっくりと見ることができました。
小野竹喬さんの名前は
新聞の特集記事で知りました。
それまではまったく知らなかったのですが
記事を読んでいくうちにひきこまれました。
記事にでていた絵を見て
「懐かしい・・・」という思いがこみあげてきました。
そう、心のふるさとの風景のような感じなのです。
とにかく実際に見てみたくて見てみたくて
この日をずっと待ってました。
到着が少し早かったので
ショップをのぞいてそのあとイスにすわって休憩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/80/98946863a34dbe2cd1244b51a8e30a21.jpg)
静かに佇むオブジェを見ながらひといきです。
長谷川等伯展のときよりは殺伐としてなく(開場前にもかかわらず人が多かったですもんね)
おだやかな感じでした。
おそらく小野竹喬さんの絵のもつおだやかさなのでしょうね。
さて実際に作品を見て驚きました。
同じ作者なのに作風がいろいろなのです。
いろいろと迷ったり悩んだりしたのでしょうね。
私が特に好きだったのは
晩年の70を過ぎてからの絵です。
とにかく優しくおだやかな色合いで
見ているだけで心が落ち着くのです。
奥の細道句抄絵、どれも好きだったのですが
特に好きだったのは
「象潟や雨に西施がねぶの花」の絵です。
そぼふる雨の中、ねぶの花が浮き上がったような感じで
とてもひかれました。
松尾芭蕉の句のイメージというと
私の中ではモノクロでした。
おそらく辞世の句の
「旅に病で夢は枯野をかけめぐる」のイメージが強かったせいでしょうが。
そのモノクロのイメージに
突如として明るい光がさしこんだかのような絵が現れたのです。
芭蕉の句にぴったりの絵。
本当にすばらしかったです。
「荒海や佐渡に横たふ天の河」も素敵でした。
メインは海です。
佐渡に横たわっている天の河なので
やはり主役は天の川でなく佐渡のほう。
天の河は左上にほんの少しのスペースできらめいていました。
でも小野竹喬さんらしい絵といえばやはり
「田一枚植ゑて立ち去る柳かな」の絵だと思います。
この絵、本当に大好きです。
緑色が本当にやさしい色で
田んぼにうつっている雲も本当にやさしくて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5d/689a94b7a43a98653eebaec0d0e5c519.jpg)
奥の細道の絵とは違うのですが
↑の「野辺」の絵もとても好きです。
緑・青・白この絶妙な色合いがなんともいえません。
なんとなくやさしい気持ちになってきませんか?
小野竹喬さんの絵を見ていると
「望郷」の思いにかられます。
どうにしても私は緑を見ると帰りたくなるようです。(笑)
おそらく小野竹喬さんが故郷の絵をたくさん描いていた、
そういう思いも伝わってきているのでしょう。
心のふるさとに帰ってみませんか?
今回の展覧会、本当に心が温かくなりました。