忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

寛永寺

2017-01-05 11:24:52 | おでかけ
今日は小寒。寒の入りですね。
暦通り、とっても冷たい風が吹いています。

さてさて予定通り順調にいきたいところを巡っている上野です。
ようやく最終目的地の寛永寺に向かうことになりました。
この寛永寺、地図でだいたいの場所はわかるのだけれど
細かい部分がちょっとわかりづらいです。
とりあえず東博方面めざしていきます。

上野公園、本当に広いです。
この上野公園全体が寛永寺の境内だったなんて・・・。
もともとは大きな噴水のあるあの場所に本堂があったそうです。
焼失し、今ある場所へ移ったそうです。
江戸時代、かなりにぎわっていたのでしょうね。

     

道すがら立派な建物がありました。
図書館でした。月曜なので休みでしたがすごく落ち着いた雰囲気の建物でした。

図書館通りを抜けてさらにまっすぐ突き進みます。
けっこう歩きます。
なんとなくお寺っぽいものが見えてきました。
でもなんか人通りが少ない。
お昼過ぎだからかな。
でもそれにしてはなんかお寺の趣となんか違う気が・・・。
でも霊園があるので
とりあえず入ってみよう、とするっと入っていきました。

数名観光客がいたので
その方向へ寄ってみると
大きな立派な門が。

     

こ、これは綱吉の門。(勅額門)
ひょっとしてこんな遠くまで来てしまったの!?
この先に徳川家のお墓があります。
お墓の公開は指定日だけなので時間があれば門だけでも見よう、とは思っていたのですが
図らずも道に迷ってここに到着したのですね。
徳川将軍6代がここに眠っています。
篤姫のお墓もここにあります。
夫婦そろって並んでいるお墓は非常に珍しいとのことです。

さて門をあとにし、根本中堂をさがすことに。
お墓の受付の横の道を通るとお寺らしきものを発見。
ようやく到着できました。
天台宗、東叡山寛永寺の根本中堂です。

     

瑠璃殿と書いてあります。
ご本尊は薬師瑠璃光如来さま。秘仏なので公開していません。
あの最澄上人が作られたとのこと。
まさしくありがたい仏像なのですね。
それだけでなく、周りにある数々の仏像に目を奪われます。
四天王に十二神将が勢ぞろい。
近くでじっくり見たかったです。

     

お参りし、堂内で御朱印をいただきます。

寛永寺には葵の間とよばれる、慶喜公謹慎の間があり、
こちらも期間限定で見られるそうです。
ちょっと気になります。
慶喜公はとても達筆で日本橋にある「日本橋」という文字は慶喜公の筆跡だとか。

大学時代は中世文学一辺倒でしたが近世文学も習ってみてもおもしろかったかも。←近世文学、知識ゼロ
江戸の文化もなかなかおもしろそうです。

      

境内をぐるっとまわって堪能し、寛永寺をあとにしました。
いやぁ、とっても充実した上野でした。
しめはデザート。
ミスドでお茶。
貧しいのでドーナツ無料クーポン使ってコーヒータイム。
やはり一日がかりになる上野ぶらぶら記でした。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする