EU、渡航用のコロナワクチン接種証明の有効期間最長9カ月支持へ

欧州連合(EU)は域外から域内への渡航目的の新型コロナウイルスワクチン接種証明の有効期間に最長9カ月の制限を設けることを勧めるほか、接種済みの渡航者受け入れを優先するよう提案する。ブルームバーグが確認した文書で明らかになった。

同文書によれば、EUの行政執行機関である欧州委員会は2021年11月25日、加盟各国が引き続きEU承認のワクチンを接種した全ての渡航者を歓迎し、2022年1月10日時点では、世界保健機関(WHO)承認済みのワクチンの全接種者に対して国を開くべきだと提案する。

提案項目には初回シリーズとして接種したワクチンの有効期間に新たな時間的制限を設けることが含まれ、

9カ月を過ぎればブースター接種が必要となる状況を示唆している。