先日カワスイの年間パスポートを1年ぶりに購入しました。
2021年の年末にXiaomi Redmi 9T(2021年2月発売。発売日価格16,000円程度)を購入した時は、カワスイの年間パスポートの期限が切れていたため、本機のカメラの使い勝手や性能を試すことができませんでした。大分間が開いたのですが今回待望のRedmi 9Tを携えてのカワスイ挑戦となります。
品種改良が多いエンゼルフィッシュの元といわれているスカラレエンゼルフィッシュのダンスを撮影。
かなり明るい水槽での撮影のためシャッタースピードが1/100 secにも関わらずISO320というノイズが比較的少ない画質で撮影することができました。
以前のブログでも書いたとおり、カメラ性能はその前に所有していたOPPO Reno A(2019年10月発売)に比べかなり反応などが遅れがちで使い勝手の悪いものでした。
痩せても枯れてもOPPO Reno Aはミドルレンジに分類されるためエントリーモデルの Redmi 9Tと比較すること自体ナンセンスではあることはわかっているのですが、1年半という期間での進歩向上への期待とYouTubeでの提灯記事に惑わされ、購入してしまったのは失敗と言えましたが、よい勉強になりました。
ちなみにネットサーフィンや動画閲覧などの面では十分使用に耐えるものであることを付け加えておきます。
チャンナ・マルリオイデスと呼ばれるインドネシア辺りに生息するドジョウの仲間になります。
かなり暗い水槽だったにも関わらず1/100 secで設定したため、ISO2500まで感度をアップしての撮影です。
被写体ブレも抑えられましたが映像素子の限界か、映像処理エンジンの出来かは不明ですが輪郭がボヤボヤになってしまいピントが外れたような画質になっています。
水族館での撮影というのは私の独断ですが最も難しい撮影環境だと思います。
1997年くらいからデジタルカメラを使用しており、子供と「動物園」「水族館」に行った際、当時のコンパクトカメラでは全く戦力になりませんでした。Redmi 9Tには辛口な評価が並びましたが「それ」に比べれば格段の進歩と高画質で撮影できることは間違いありません。
グリーンイグアナを撮影しました。
デジタルズーム約4倍だったため画質劣化を想定していましたが、出来が良かったのは意外でした。
掲載している写真は上手く撮影できたものだけを掲載しています。かといって標準のカメラアプリのオートモードでは、撮影することはほぼ不可能でした。
標準のカメラアプリにはもう一つシャッター速度やISO感度を自由に設定できる「プロ」モードがあるので掲載している写真はそれを使用して撮影しました。
スッポンモドキを撮影しました。
普通の明るさの水槽であり、動きがかなりスロウだったため1/40 secでも被写体ブレなく撮影できました。感度もISO400で撮影したためか肌のディティールも綺麗に捕らえることができています。
カワスイではビルの中の水族館という立地的な条件もあり通常の水族館のように巨大な水槽を設置することは難しいらしいのですが、様々な場内演出を施しています。
そんな環境の中、カメラの設定値は以下に準じた形で行っています。
絞り値:F1.8(固定)
シャッター速度:1/60 sec
ISO感度:ISO400~1600程度
よって水槽前で
事前撮影する
設定値を合わせる
アングルを決める
シャッターを切る
という手順になるのですが、一緒に観覧している、特にファミリー層には大迷惑です。
それにここまで手間をかけて設定するのであれば、スマホではなくデジタル一眼を利用する方が画質もよい写真が撮れます。
スマホでのカメラ撮影に細やかな手順はあまり求めてはいません。
そういう意味でやはりiPhone13は最強ということをあらためて認識しました。
次回Androidを購入する際はミドルレンジと呼ばれる機種を購入候補にしようと思います。
大洗水族館に行った際は「大きな魚」「ゆっくり移動する魚」「明るい水槽」あたりを押さえて撮影すると比較的うまく撮れると思います。