数あるフィルムカメラのテイストで撮影できるスマホアプリの中で、遊び心とクオリティが高い「nomo camera」での作例を今回は紹介しようと思います。
このスマホアプリはチェキをスマホで実現していることを特徴にしているアプリです。さらにアドインやサブスクリプションを活用することでチェキだけでなく、他のフィルムカメラをシュミレートしているといった方が適切だと思います。
他のフィルムカメラとして主だったものを挙げるとデフォルトの「instax mini」から始まり、課金が必要ですが「Leica M3」や「OLYMPUS Pen」「Nikon 35Ti」など、最近のフィルムカメラ流行りを押さえています。また「CANON Autoboy」や「Olympus mju-ii」「FUJIFILM NATUEA S」などコンパクト系も充実しています。これで販売元が中国の北京というのですから、商魂逞しいとしかいいようがありません。
こちらはintax miniのシミュレートデザインです。
一見チェキシリーズとは思えませんね。
中央の小さい窓に撮影画像が写ります。これがまた撮影しずらい。
#FR2のシミュレートデザインです。これはFUJIFILMの「写ルンです」(Simple ace)とアパレルメーカの「#FR2」が2017年にコラボしたモデルを元にしているようです。今回はこちらを作例として使用しました。
あえてデザインに関しては何も言いませんが、こちらも中央の窓に撮影画像が写ります。チェキのデザインよりもさらに小さいため、やはり使いづらいです。
他にもコラボなしのFUJIFILM「写ルンです」やコダックの「スナップキッズ」のシミュレートも無料であるのですが、#FR2の色合いやコントラストの加減、解像感が私のイメージに合致しました。撮影画像に#FR2のロゴが焼きつくことは致し方ないです。
1.JR川崎駅の北口から京急川崎駅のあたりでまずは写りを試してみました。私の考えるフィルムカメラの写りに近いです。
2.川崎駅前タワーリバークの屋外エスカレータ入口で撮影しました。明かりが強く差し込み、コントラストが強い被写体になったせいか、撮影した画像はまさにフィルムカメラでのプリントそのものです。
3.チネチッタの脇の自転車置き場での撮影です。
こちらもフィルム写真らしい描写です。
前述した「写ルンです」シミュレートは青色過ぎ、コダック「スナップキッズ」は黄色過ぎ、チェキのシミュレートはいい味出していたのですが、チェキ特有のフォーカスがゆるすぎるところまでシミュレートしてしまっています。結局#FR2がベターな選択としましたが、有料シミュレートであればもっといいものがあるかもしれません。
かといってサブスクは年間契約しかなく、さらにちょっと高めの2,700円。お試しで課金するにしても、私にとっては微妙な金額です。いっそのこそ買い切りの方が購入したかもしれません。
単品購入もあるので、全て適用してもらうとありがたいです。
令和が昭和風に…
いかにも「令和」なスポットを撮ってみたいです♪
これから作られる新観光スポットがそういうのに該当するのでしょうか。こらからも楽しみです。