溜まりに溜まった「高濃度汚染水」、11万トン。
海にあふれ出るまでのタイムリミットが、近付いています。
4日後と言われていますが、大雨が降れば、もっと早まります。
事故収束の絶対要件の「高濃度汚染水の処理と冷却システム」の試験運転がはじまりました。
①地下室の装置で油を除去後、②米国キュウリオン社の装置で「セシューム」を吸着除去、③更にこの装置に連結した仏国アレバ社の装置で汚泥を沈殿除去、④更に別の装置で塩分を除去し、仮設タンクに入れます。
この水は浄化水として、原子炉冷却に再利用します。
この方法は、寄せ集め装置で、100か所以上の弁と、多数のタンク、ポンプで構成。
試験運転では、水漏れが続いています。
高濃度の塩水を、どの程度処理できるのかも不明。
国民以上に、東電関係者はヒヤヒヤしていると思います。
しかし、東電はなんとしてもこの応急措置を成功させる必要があります。
半年間でかかるコストは531億なそうです。
但し、この時に生じる汚泥などの廃棄物の処理は別料金。あくまで浄化の装置代金が531億ということです。
アレバ社が、次に狙う仕事は、さていくらになるのでしょうか?
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