報道ステーションでは「原発再稼働私はこう思う」というコーナーがありました。
最終日は金曜日。
エコノミストの「浜矩子」さんという方でした。
私の知らなお方でしたが、「反対」とはっきり表明する数少ない方でした。
反対の根拠もさることながら「老い楽の国」という言い方。
「老いて楽しい国」
良い表現だと思いました。
経済はどんどん発展しなければならないとは思わないからです。
「拡大再生産」を、未来永劫続けるためには、人口もどんどん増えていかなければならない理屈。
「人口爆発」で地球が病んでいくということでは?
経済も人口も縮小させる中で、出来ること出来ないことを、確認しながら国の成り立ちを構築していく方が、正しいと思います。
浜さんは言ってました。
私は、やっぱり日本の現状とこれからについて、「老いらく国家」というイメージを持っています。
「老いらく」というのは、要するに「老いは楽」だ「老いは楽し」という事です。
ゆっくりのんびり生きる為には、どんな感じのエネルギー政策が必要なのか。
「今まで」は終わったことなんですから「これから」をどうするかという事との関わりで、政治政策、経営のあらゆる側面について新しいビジョンを描いていくと、そういう姿勢が必要だと思うんです。
そっちの方が面白いですよね。
そしてこう結んでいます。
これだけの成熟度と規模を達成した経済をまわしている日本が、断固 原発には依存しないという方向を打ち出したらば、それでもしかしたら世の中を地球的に変える事ができるかも知れないと思うんですよね。
原発問題に対してどういう哲学と、どういう心意気というか、気構えを持って日本が臨むのかという事をはっきり示していく。
福島のあの大惨事を体験したという事もあり、そして被ばく国でもあるという観点から、日本はこの問題についてこのようなスタンスで行くという事を示していく。
これは言ってみれば日本のグローバルなレベルでの社会的責任だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=nYuc23lfck4&feature=youtu.be
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