・━★::ニリンソウ(二輪草)・イチゲ(一華)キンポウゲ科イチリンソウ属::★━
春に芽を出し、清楚な花を付け、葉が消えるまで、僅か2か月足らず。残りの夏、秋、冬の長い期間を地下で眠り続ける。
「イチリンソウ属」の仲間には「二輪草、三輪草、蝦夷姫一華、雪割り一華、東一華、菊咲き一華」がある。
≪ニリンソウの別名≫ ソババナ、ヤマソバ(地方によってはエンレイソウをヤマソバと呼ぶ)
≪名前の由来≫
イチリンソウ(一輪草) :名前のとおり、一つの茎に一輪の花を咲かせる。
ニリンソウ (二輪草) : 〃 二輪 〃
サンリンソウ(三輪草) : 〃 三輪 〃
イチゲ (一華) :これも名前のとおり一つの茎に、一つのを咲かせるが、その気高さを持った花の様子から「華」を使ったと思う。
2007/4/27仙台市 ニリンソウ 2007/4/3仙台市キクザキイチゲ
◆◇◆◇◆◇◆一華◆◇◆◇◆◇◆
「一華(一華)五葉を開き、結果自然(じねん)になる
開くのは心の花。結果は清浄無垢な心。
≪山菜 ≫
ニリンソウは、地域によっては、束ねて「山菜」として売られているらしい。癖も苦味も無く、しゃきしゃきとして美味しい。葉と茎をおひたしや汁の実にする。ただし葉は、猛毒として知られる「トリカブト(キンポウゲ科)によく似ているので、採集に当たっては、十分注意しなければならない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます