先日、友人が来た際、軍艦島へ行ってきました。
私自身も上陸したことがなかったので、いい機会でした。
今年の春に伊王島に橋が架かったおかげで、伊王島から最短時間で往復することが可能になりました。
船は真新しいブラックダイアモンド
伊王島大橋を潜って、わずか15分のクルーズ。
上陸して真っ先に目に飛び込んでくるのが、小中学校跡。
遠目に見るのと違い、廃墟と化した巨大なビル群の迫力がすごい。
この階段を上った先に、地下600mにある炭鉱へ繋がるエレベータの入口があったそうだ。
1日の仕事を終え、生きて再びこの階段を降りる安堵の毎日が、炭鉱マンの日常だったとか。
この島の歴史の中で、生きて帰ってこなかった人は、200人以上に上るそうだ。
崩壊が進み、いつ崩れおちてもおかしくない状態。
地震の全くない長崎だけど、いつまでこの光景が残り続けるのかわからない。
正面右側が、もうすぐ築100年になる日本初の鉄筋コンクリートビル。
この島が活況だった頃、建物も暮らしもどこよりも進んでいたため、未来の都市と呼ばれていた。
ところが37年前からこの島の時計は止まってしまった。
そして今、チェルノブイリや福島第一の周辺にも、同じような世界が広がっている。
未だに原子力をコントロールできると信じている人々がいる。
いくら安全性を高めても、テロ一つで、あるいは独裁者のボタン一つで世界は一変する。
廃墟と化したこの島の針路こそが、やはり未来の世界かもしれない。
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