球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

神テンプレを作るのはあなた

2006-11-11 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
"何事も始まりがその後の労苦を分ける。"

という言葉があるが、ことデータベースを作成するタイプの仕事においては
いかに短時間で、二度手間になりようがなく、必要な情報を取り出せるかという議論になる。

…なんて書き出しで始めたものの、意外にもこのことを正確に言った諺が存在せず、こんなのしか紹介できない。
なんか本人以外の人間が好んで押し付ける言い回しなので嫌いなんだけど…

一年の計は元旦(がんたん)にあり
四計の一。その年の計画は元旦に立てるべきである。
まず初めに計画を立て、事にあたるべきだ。
     三省堂 大辞林より

僕の言いたいこととは相当違うし、「べきだ」というなら、
理由を書いて書いて書きまくって欲しいね。



まず"神テンプレ"の意味。要は使い回しが利く、とても出来の良い雛形ということ。
大学生が学会発表で使うなら、たとえば、何年も使い続けられる図(実験ブロック図とか)。
オケの広報が使うなら、依頼メールを一瞬で書ける差込印刷のxlsファイルとか、
そういうこと。

しかし、神テンプレ(すなわち優れた"始まり"たりうるもの)というのは、ノウハウでもある。

社会人をやっている人は心当たりが特にあると思うけど、
思わず唸らされる様な緻密な仕事をする人って近くにいないだろうか?
というか僕にはいる。そうやって緻密な仕事が出来る人に憧れるのもよいが、
そのノウハウは、集中してじっと見ていれば真似ができるものもあるし、
自分で開発できるものもある。

それによって自分の能率があがったなぁという実感が生まれるときなんてのは嬉しくて、
もっと優れた神テンプレを作ってやろうかなんて思ってしまう。

◆結論 優れたノウハウが伝承されないならば、地球の人口分だけリセットがかかる。

いかなる小さなoutputでも、人の心を動かす力があることを肝に銘じたい。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする