球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

レッテラーの悲劇

2006-11-27 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
※一応、今日も日記。

今は昔、中国の異形キョンシーにはお札を貼ってその魔力を封じた。

あるバーコード頭のおじさんが気がつく。
なるほど、この話は"自分が理解できない化け物にはとりあえずレッテルを貼る"というレトリックの話をしているのか!!
その代々受け継がれた膨大な数の付箋、心のさざなみが隣のお姉さんの笑顔を血の気が引いた吸血鬼に変えた。

キョンシーだからお札を貼るというプロシージャが一般的でも、
お札を貼るということはその対象はキョンシーになるという不敵な並べ替え問題には、迷い箸を辞さないでしょうそこのあなた。

なんていうか、このおじさんが"なるほど"って言うと、
ロクなことが起きないんだ。頼むから、"なるほど"って言わないで欲しいな。
そしてそれを感じ取ったおじさんは、"ぼく"を見て、ガラスのように目を丸くする。
ははは、水晶体が拡散でもしたかな。天に唾するキャンペーン、もれなくガラスの目が待っています。
誰が決定したわけでもないのだが、結果として、強さを謀るラストジャッジ。



ちょっと今日は時間がないのでこれだけ。
ここ数日、話者をやや特殊なところに置いて話をしてみたけど、
現実にいる"自分"の影が薄いわりに、テーマだけはどういうわけか研ぎ澄まされるのが不思議で愉しい。

コメント
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