『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

雲上の楽園

2016年07月04日 | 一山百樂
2週続けて小松原湿原へ
(フェースブックより)










(サワラン)
昨日は地元、観光協会主催の
トレッキングのサポート
小松原湿原に・・
日本百名山の苗場山北側に広がる高層湿原
いくつもの入山コースがあるが
どのコースもアプローチが長く
訪れる人も少ない山である。
しかし、訪れた人達には
素晴らし景観のプレゼントをくれる
雲上の楽園である~

吾策新道・万太郎山へ

2016年06月20日 | 一山百樂
先週末久々、谷川連峰!


(奧が谷川岳)








(オノエラン??)


(ショウキラン??)


(ヨツバシオガマ)

梅雨時なので雨は覚悟の上なのだが・・
今年は空梅雨、暑い1日だった。
土樽、関越道の脇をすり抜け登山口へ
空梅雨とは言え お山の頂きはガスに巻かれて見えず
足慣らしが済まない内に急登の始まり
久しぶりの登山に息が上がる・・
大きなぶなの林をひたすら上ること約2時間の急登
ようやく展望が開け大ベタテノ頭に到着、振り返ると
土樽PA 遠く谷川連峰の大きな山並が見渡せる
ここから井戸小屋沢ノ頭まではザレて歩きにくいし左側は
切れ落ちていて高度感が有る、更に1時間半の急登
そして、突然分岐、深い笹が覆いかぶさるように頂上への道に
山頂は360度の大展望、仙ノ倉から平標への稜線、
谷川から茂倉~大源太への稜線、
飽きる事の無い展望に爽やかな風が吹き抜ける。
雄大な谷川連峰の眺めに後ろ髪を引かれる思いで下山開始・・
登山者も少なく静かな山旅、中には朝、日帰りで茂倉から谷川岳、万太郎を
越えた人や土合からロープウェイが点検のため動かず
土合、谷川、万太郎越えの人も居た楽しみは色々だなぁ~
登り4時間半、下り3時間、休憩を含まずの行程
久しぶりの登山に充実した1日、ちょっぴり筋肉痛のご褒美をもらい
帰宅する。

新緑の氷山

2016年04月30日 | 一山百樂
朝から晴れ間が出たり降ったりと・・


 



   



 





     



   

(60年に一度しか咲かないと言う竹の花、開花後はその生涯を閉じるとか)             

早朝より集落の一斉清掃(ゴミ拾い)を終え
発注していた田んぼと畑用の有機肥料が大型トラックではるばる
静岡県からやってきた、その荷卸しと仕訳片づけを済ませ
天を見上げると何とか天気も持ちそうだ~~
いてもたっても居られなく、そそくさと準備
久しぶりのお休み自由時間はトレーニングがてら
隣町の「氷山」へ
近年、地元有志が登山道を切り開いた山
集落の神社の参道、境内を抜け登山開始
標高は674m・日本一の河岸段丘を見下ろし
越後三山、苗場山、鳥甲山など上信越国境の山々を望むことことが出来る。

この時期に寒気がやって来て雨に寒いは、あられが落ちたりと
コンディション的には最悪なのだが時折スポットライトのように陽が差す。
ブナの新緑には雨があった方がよりあでやか輝いて見えるので
写真的には最高のコンデション!
心の中から癒され最高のリフレッシュタイムだ
登り約二時間、下り一時間半のコースタイム
のんびりゆっくり歩いたので余計時間がかかったが
新緑の森にいる幸せを感じた久しぶりの山歩となった・・・


居酒屋!~ では、ありません・・・

2016年03月14日 | 一山百樂
この時期毎年行われる
県内の山岳団体、定期総会

南北に長い県内の山仲間が集う総会
前日の交流会
出るは出るはの地酒!
明けて日付が変わるまで山談義
毎年この日は天気が良く
今年もお日様が黄色く見える(汗)
会議中は不謹慎ながらも
ついついウトウトと・・・


ちょいと裏山へ

2016年02月28日 | 一山百樂
霊峰神秘な森へ
と、思っていたのだが
前日の深酒で目覚めが遅れて
あえなく予定変更










(オウレン)


(ヤブツバキ)






(マンサク)

所を変えて向かった先は
地図上では真反対の森、花の山・国上山へ
毎年、浅春の時期に訪れるところだ
小雪とは言えちょっと早いかなと思ったのだが・・

登山道にはまだ雪が残り
山野草の開花にはまだ早かった。
それでも一つ二つ気の早い花が開花
可憐なプレゼントをくれた。

眼下に広がる日本海に大きく深呼吸
浅春の息吹を感じ帰路に着く

ひとり山メシ

2016年01月18日 | 一山百樂
今日は独りぼっちなので~

テントの中にいる気分で
山鍋・・
見た目は今一なのだが
味はG~G~
飛魚出しを元に大根、人参、白菜をたっぷり
油揚げと少々の越後もち豚、バラ肉にもち
もちのとろみが付いてアツアツの激うま、隠し味に掛けポン!
ちなみに短時間に仕上げるのに大根、人参は薄くスライスのこと!

ビックリぽん~すごい!

2016年01月06日 | 一山百樂
今年いただいた年賀状のなかに!



もうどれ位前だろうか 10年??
雪の北アルプス、中遠見でテントを張ったものの
あるものが無いのに気付き(汗)
途方にくれていたところ五竜岳から下って来た人に助けられた!
その恩人がこの年賀状をくれた人なのだ
それ以来交流をさせていただいている
恩歳84歳
まだまだ山ヤ現役!
一筆書きの「田中陽希」も真っ青(^^;
凄すぎるパワーだ!!・・

雨音で目覚める・・・船窪小屋より

2015年10月12日 | 一山百樂
小屋の屋根を打つ雨音
まだ、薄暗い、雨の朝だ
天気が良ければ御来光を拝める時間









(高瀬ダムを見下ろす)



北アルプスの喧噪から離れ、一番恵まれない小屋と言われるとか
1度はとズーと温めていた山小屋
ようやく泊まることが出来た。
発電機の音もすることなく灯りは昔ながらのランプ。
昨夜は小屋閉め前夜でご馳走も沢山有った
そして、ネパールティーでのお茶会とサプライズでアコーディオンコンサート。
わずか6畳ほどの食堂に今年の小屋閉めに合わせた大勢の常連さん達が集まった
静かな静かな山小屋にクラッシック、アコーディオンの音色が鳴り響く
この場に居る幸せを感じ時が過ぎて行く。

彩りの船窪新道

(遠く槍が岳を望む)









(右に針ノ木峠、左奥が剱岳)

静かな山旅
登山口から七倉岳まで標高差約1500m、いきなり急登が始まる
胸突き八丁を越え鼻突き八丁文字とおり鼻が付くような急登の連続
毎度のことで追い抜かれるばかりである。
今回、一夜をともにしたのは40名くらい、そのほとんどが船窪小屋がお目当て
小屋閉めに合わせてお手伝いに上がる人が何人も居た。
囲炉裏に燃ゆる赤々した炎、手の抜く事のない美味しい食事、
ビックリしたのは山小屋に着くと出迎えの鐘と温かいお茶の提供。
小屋の主、ご夫婦のおもてなしの心に感激!この小屋の人気が見えて来た。

「霧の中 旅立ちてゆく背に向けて 安全の鐘 打ちて祈らん」松沢寿子(小屋のあるじ)
(山小屋の主人を訪ねて(船窪小屋 松沢宗洋・寿子)・高桑信一著より)

雨の中 一人、また、一人と小屋を発つ登山者を頭をさげて見送る寿子お母さん、
そして、鐘の音が「無事に下山~また、来てね~」と鳴り響く・・・

船窪小屋より

2015年10月10日 | 一山百樂
1ケ月ぶりの北アルプス山歩・・

登山口にある七倉ダムに陽が昇る





















1度は泊まって見たかった船窪小屋。
評判通りのとても良い小屋だ明日は小屋閉めの日、食べきれないほど豪華ばん、スペシャルでカツオのたたきまで~^^ つづく・・

うつくしま・会津駒ヶ岳

2015年09月25日 | 一山百樂
稲刈りの合間に山歩




(この向こうに富士山が見えた!)












(今日の山メシは南魚沼市のラ・プチ・ボヌールの食パンとペンネにコーヒー)





(遠望は尾瀬の燧ケ岳)


(会津駒ヶ岳をふり返る)

何年も前から行きたかった山、絶景探訪・・
吸い込まれそうな青空に秋の風が爽やかに吹き抜け
草紅葉が揺れる
木々の紅葉はまだこれからだがブナやナラの木には沢山の実が付いている
歩いているとコロコロとドングリが落ちて来る、山も実りの秋だ!
360度、最高の見晴らし!
地元福島から栃木、群馬、新潟の山々そして遠く北アプス、
日本最高峰、富士山まで見える
深田久弥が日本百名山の一つに加えただけに名山である。
この地、桧枝岐村は清流に温泉、そしてそば
何時か再び訪れたい地だ・・



雨の大日岳

2015年08月31日 | 一山百樂
北アルプスは大日岳へ





(称名滝)








(つかの間の晴れ、いよいよ大日岳への登り)








(雷鳥親子に遭遇)


自宅を出る頃から雨模様、一路北陸へ
一晩中降りやまぬ雨に如何するか
このまま帰路に着こうかと思案するも
念願だった大日岳に吸い寄せられるよう
雨の山歩に覚悟を決める。
桂台のゲートが開くのが朝、6時
数台の車が並ぶ、大日岳への登山者だ
称名滝を右前方に大日岳への登山口
いきなりの急登、約二時間・・
大日平へ抜けると遠く室堂へ向かう連なるバスが見える。
大日平山荘に到着。
つかの間の晴れ間に珈琲タイム。
ここから更に、急登を約3時間、大日小屋 ランプの宿だ!
雨脚も強くなり今日の大日岳登頂は諦め
午後3時小屋へ逃げ込む。約40名収容の小屋は15名足らず
ゆったり過ごすことが出来た。
絶景の剱岳の写真を撮る事を目標に上がって来たのだが
全く見えずじまい・・
仕方なく次回へ思いを寄せ長い夜、ランプの下で
何時もより余計にあわの出る物を頂く・・
アルコールのせいもあるだろうが
山小屋でぐっすり眠れたのは久しぶり
満天の星空に白み始める空、オレンジに染まるご来光!
と、思いを寄せていたのだが一晩中の雨、朝の目覚めも雨、
こんな、時もありだなぁ~と朝食をいただく。
この、雨で称名滝からのコースは何か所も沢があり
山小屋からは増水の危険があるので室堂へのコースを取るようにと
言われたが私を含む3パーティーは自己の責任で称名コースへ下山。

近年、晴れ男と称し新調した雨具も一日着る事は
無かったのだが丸二日間脱ぐことは無かった・・
急登の山で結構キツイ、そして雨、目的の思いを果たせる事が
出来ず後ろ髪を引かれる思いだが、充実した山歩になった、
何時か又、リベンジに訪れたい山である。

山からの便りが・・

2015年08月03日 | 一山百樂
山の上から暑中見舞いが届く



土曜から出かけている山仲間達
今日は槍の穂先から雲上の絶景を届けてくれた
下界の喧騒と暑さをよそに
涼しいよ~寒いよと・・

北ア・槍ヶ岳からの便り     (写真 山仲間提供)