『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

伝統の音が・・

2014年01月30日 | 里山日記
今日はあるお宅を訪問
約束の時間なのに 呼べど届かぬのか
はたまた不在なのか・・




最近、体の不調を訴える事が多いのでもしやと・・
すると納屋の方から「どす・どす」と音が
近づくと共に大きな音「どす・どす」

小槌の音だ!
納屋戸を開けると藁打つ姿と「どす・どす」と

昔はみんなどれも生活必需品
時代の流れと共に消え去った、随分昔に・・

この、おじいさんは子供の頃から親から子へと引き継がれた伝統技術を
今も忘れず継承していたのだ・・

自分も随分昔、孫じいちゃんが寒い冬、
囲炉裏の側で「どてら に ちやんちゃんこ」ほおかむりした姿で「どす・どす」と・・
かすかな懐かしい記憶

今、また こうやって冬場の農閑期に小槌の音が鳴り響く
寒い冬の日もなぜか心がぽかぽかに・・

おじいさんの優しい言葉にチャッカリそっくり、車の荷台に・・・

大切にしたい伝統技術!

寒い朝・・

2014年01月28日 | 里山日記
氷柱の向から日が昇る・・寒い朝



落下式の仮設オープン車庫
ここの所の暖気で少しずつ動いているが
勾配が緩すぎるのか中々雪が滑ってくれない
そして、氷柱、
融けた雪が毎日少しずつ大きくなる
屋根の雪もだいぶ量が減ったがかなりの重さ・・
屋根はつぶれることはないだろうが
雪が落ちないうちに また、降り出した・・

一月の雨・・悲しい雨に

2014年01月26日 | 里山日記
雨音で目覚めた冬の朝・・



2~3日の陽気で雪の量も随分少なくなった??雪の肌は3月頃のようだ・・
屋根に上がり雪堀・・
70cmほどの堅く重い雪、次の雪の為には掘らないと次が大変

最近、身内や知人が相次いで天に召された
それぞれが人生の師
今朝は突然の訃報にただ、涙・・
職人気質の頑固おやじ、頑固がゆえに人からは誤解されることもあったが
物事を語る時は涙を流しながらの熱弁、信念を持った人だった
よく、小言も言われたが私の良き理解者だった。

昭和の初期に生まれて頑張った人の灯火が又、一つ消えた   合掌

悲しい雨も再び雪へと変わり 冷たい風が吹き抜ける・・・

青い~

2014年01月24日 | 里山日記
遠くの山並みがオレンジ色に輝く朝・・
凍り付いた窓ガラスに息を吹きかけ ため息~
この冬最高の瞬間!あ~あの場所に居たら・・・



キラキラ輝く新雪に日の光が・・
透き通る青い空、最高の一日

厳しい冬もこの瞬間があるから また、楽し~~

毎日、白と黒・たまには・・・

2014年01月23日 | 四季の彩
毎日が灰色の空に雪・・
時たまのぞく青い空にお日様が何と恋しい事か・・

(雪割草)
(福寿草)
(ブナ)
(ダイコンバイ)
(梅)
(ブナの新緑とサクラ)
(カタクリ)


辛く厳しい冬
昔に比べれば今の生活はうんと楽になったのでは・・
変わらないのが「白と黒」の世界

前にもお話をしたことがあるかもしれませんが
知人が彩の無い冬、「白と黒」の世界は気が滅入る、
毎日の雪ごったく、雪との戦い
むしょうに何でもいいから「白黒」以外の色が見たい!
だから一冬に何度か花、彩を見る旅に出るのだと・・・

来る日も来る日も雪、雪、雪!  分かる気がした。
だから、春は嬉しい!希望の春、彩の春、春は必ずやって来る

今夜は満天の星が輝く、明日は3月頃の陽気とか??

一足も二足も早い春を楽しむ冬の夜・・・

雪 しんしんと・・

2014年01月22日 | 里山日記
「冷ゆることの至りて甚だしきとなれば也」。
気が付くと二十日正月も大寒も過ぎし・・・



屠蘇の香りに陶然と・・
正月気分が抜けたばかりかと思っていたら
貧乏暇なし、何かと気ぜわしい日々が続いて
ふと、暦を見上げると はて、1月も終盤・・

小正月から大寒そして隣町の「雪まつり」あたりが一番降雪の多い季節
今年は追っかけて大降りしないので良いあんばいだが油断は禁物だな!
(ちなみに昨年の屋根の雪堀、昨日で五回、今年はまだ一回)

今夜もしんしんと雪が・週末は雪堀かな・・・

新雪の朝

2014年01月18日 | 四季の彩
耳が痛くなるほど川風が冷たい・・



冬晴れの朝は静かに明ける・・
今日は除雪機、来た??
昨夜は夜更かしし過ぎて機械が来たのが分からなかった
今日も凍てつく朝・・

何時も通る信濃川の橋に来ると冬の朝日が差し込む
川面がキラキラ輝く、感動の朝だ!


寝酒に一杯・・

2014年01月16日 | 心に残る一冊
色々有った日・・
あ~~くたびれた





愚痴を言ったら限が無い!

「疲れた心に今すぐ効く。」
心をスッキリ整える66の智慧
「今、ここにできることに目を向けることが大切です。」 彼岸寺 著

酒に逃げる訳では無いが
チビリチビリやりながらページをめくると
一杯がいっぱいになった・・

つかのまの晴れだから・・

2014年01月15日 | 里山日記
バリバリと音をたて通り過ぎる車、寒い朝・・
昨夜は相当冷え込んでこの冬一番の寒さか!?




冬型も少し緩んでくれ寒いけど雪ごったくの無い朝はじょんのびじょんのび
何時もより長く布団に居ることが出来る

次第に青い空が広がり木々に張り付いた雪がキラキラ輝く
寒く辛い冬もこんな風景が見れるから又、楽しい・・

雪ごったく・・

2014年01月13日 | 里山日記
晴れたと思ったら 又、雪・・



今朝は又、40cmからの降雪
片づけても片づけても降り積もる雪・・

この、三連休は雪ごったくばっかり
長年、慣れっこになっているのにため息が・・歳のせいか~~

毎日、雪ごったくをされている皆様お疲れ様です
まだまだこれからが雪本番!
無理せず、事故・怪我の無いように・・・

天の神様!「雪」ほどほどに願います~

あの鳥どから追って来た ♪・・

2014年01月12日 | 里山日記
小正月行事・鳥追い



「あの鳥どから追って来た♪~信濃の国から追って来た♪~」

「かまくら」と共に小正月の伝統行事!
昔は子供達も大勢居て幾つものグループで
集落のあちこちに「かまくら」を子供達で作り炬燵を持ち込んで餅を焼いて食べた。
そして「鳥追い」五穀豊穣、を祈り、しめ飾りや稲わらを燃やした
暗闇の中に赤々と燃える炎は子供心に幻想的で今でも印象に残っている
最近は「かまくら」も作らなくなり「鳥追い」も昼間に・・

伝統行事も様変わりして来た、
子供達も少なくなり父兄も参加しやすい休日に(1/14夜だったのだが)
最近まで作った「かまくら」も全て親が作った
「鳥追い」が終わると半分以上の子供達は集会所に入り携帯ゲームに夢中!
わずかに残った子供は親が作った雪山でそり遊び・・
自然豊かな里、それも折角の冬晴れ、あ~これで良いのか・・

昔の伝統を体験して来た者にとって少し残念である

くたびれた~誰か・・

2014年01月11日 | 里山日記
朝起きてビックリ!
昨日の天気はやはり偽りだった・・

(お隣の屋根も凄い量)


真夜中に突然、ゴーという音が・・
段々音が大きくなる 「地震、雷??」
寝ぼけまなこで飛び起きる!

突然の音は「大型ロータリー除雪機」!
何時もより随分早い、こんな時間に・・さては凄い雪!!

今季一番の積雪量!
昨夜、職場から戻って約20cm、きれいに始末したのに今朝は約80cm!
偽りの晴天から1m以上の降雪が・・

3連休の初日、週末のお決り仕事を終え自宅に戻り、見上げてため息・・
家がつぶれるかと思うほどの屋根雪・・
まだ、本当ではない足を引きずりつつ屋根の頂をめざす!
何時も、上がってビックリなのは見上げた量の倍ぐらいあるかと思うほどの量

誰か要りませんか~~この雪!届けますよ~