『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

里山合唱団

2013年10月31日 | 里山日記
昨夜は発表会に向け後のレッスン!



里の芸能祭はもうすぐ、踊りありに邦楽、吹奏楽、太鼓、ダンス、色んなジャンルに村人が
日頃の腕前を披露。我が里山合唱団は創立4年目、20代から70代まで幅広い年代の歌好きで構成され今年で三回目の出演!日々のレッスンの成果が試される時・・
今の世の中ストレス社会とも言われ、日頃ためこんだストレスを大きな声で歌うことにより
明日への活力にする・・レベルアップは勿論の事かと思うけど、
楽しい仲間とあ~だ、こ~だと楽しい一時を過ごす。歌は楽しい活力の元!

秋日和・・

2013年10月28日 | 里山日記
お日様はありがたい!
久しぶりに青い空を見たような・・


昨日までの雨の水溜まりにお日様さんが顔を出す。

里山も裏のブナ林も少しずつ秋の彩りに・・





冷たい雨も上がり穏やかな秋日和、今日はお休みをいただきちょっと遠出の用事、穏やかな秋の日差しに少しだけ贅沢なドライブ、町の街路樹も秋彩に・・

雨の1日・日増しに寒く・・

2013年10月26日 | 里山日記
またもや台風・・・
たか山から降りて来る紅葉も随分 里に近づいて来たが、今年の紅葉はどうなんだろう、今一スッキリしない紅葉なのでは・・
里は一雨ごとに冷たく寒くなって来た 。

毎年の事なのだがこの時期から晩秋にかけて気持ちの中でなぜか、寂しさが漂う・・忙しかった実の秋も終えこれから里は冬ごもりの準備が始まる。
もう、庭木の冬囲いを始めた里人もいる、たか山に三度雪が降ると里にも初雪が降ると言う。今年はもう、一回降った・・里人は「今年はごーぎ雪が降らてんじゃぁ~ねかい」なんて噂もちらほら・・・
ごーぎ降らね事を願って、おらも冬囲い早めにするとするか!

森の中の小さな、小さなコンサート

2013年10月20日 | 里山日記
里は雨の一日・・・
今日は集落の防災訓練、10/23は中越大地震から10年を迎える、あれから中越沖・長野県北部
そして、東日本大震災!
幾度となく繰り返される大きな地震!多くの尊い命が失われ、今も深く心の傷がいえない
里でも過去の教訓に住民は防災への意識が高い

午後からは少し遠くなので迷ったのだが、とある神社の門前にある小さな庵で開かれた
ミニコンサートへ  庵の大きな窓からは少しだけ始まった紅葉が冷たい雨に・・・
 
(珈琲と手作りのお菓子付)



11弦ギター奏者の「辻幹雄」先生のミニコンサート(世界的 11弦ギター奏者の第一人者)
初めて聴く11弦ギターの音色はスーと心に沁み込んで行く、私の席は畳敷、自然に体は禅の姿に・・
辻先生は作曲家でもあり、弾かれた曲は自らのオリジナル、中でも心に残った曲は東日本大震災を
思い作られた「天地転生」・熱く頬を伝うものがあった
心に残る数々の名曲に心が洗われるような一時、気が付くとあたりは日が暮れていた・・

穏やかな1日

2013年10月18日 | 里山日記
里は穏やかな秋晴れ・そして、たか山には初雪の便りが・・


里から見える信越の山、苗場山にも冬の便り


優しい光の中、里山の風にモクモクと揺れる

「もみ殻燻炭」
 

収穫を終え来春の準備、遅い里山の雪解けに消雪剤として残雪の上に巻く・美味しいお米の苗床用・畑の農業資材などなど・・昔からある生活の中で生まれて来た知恵、昔はどの農家にも見られた里山
秋の風物詩・・
今は昔・・何よりも活用したのがもみ殻の炊飯器、と言ってもジャーでは無くお米を炊く釜(ヌカ釜)の
燃料!薪で炊く釜のご飯は経験無いが物心が付いてプロパンガスが普及するまでは貴重な燃料だった、そして、ヌカで炊いたご飯は美味しかったなぁ~
この、風物詩も近年めっきり見られ無くなった、環境・野焼き問題や農業資材の発展、
生活が豊かにつれ、何か、のんびりした穏やかな風景が見られ無くなって残念に思うのは私だけか・・・



めっきり寒く・・

2013年10月17日 | 里山日記
ここのところ、朝晩めっきり寒くなってきて、夏バージョンの寝具から秋冬バージョンに衣替えた。
今は季節にこだわらず販売されているが大好きな赤いのぼりがやけに季節を感じた。そして、今年初めて自家製の蒔きストーブに火を入れて見た。
近くのダムには冬の使者・カモ(里ではヨシ鴨とか呼ばれている)が泳いでいた。

台風一過もスッキリしない天気、時折陽射しが差すが肌寒い日。
季節も変わり目、次第に寒い季節へと・・・


台風は日本列島を北上し過ぎ去ったが大きな爪痕を残した。
大島では甚大な被害。お亡くなりになられた方々に心よりご冥福をお祈りします。そして、多くの行方不明者、懸命な救助活動が続く中、一名でも多くの無事、生存、生還をただ、ただお祈り致します、

穏やかな秋日和・・

2013年10月13日 | 里山日記
忙しかった連休も終り・・
もう一日位のんびりと過ごせたら、どんなに幸せなことか・・・
連休中は大人しくやり残した農作業に精を出すも、余りも勿体ない良いお天気に「山歩」に「紅葉ハンテング」もと、気持ちはそっちばかりでため息・・

 

ごうぎになった雑草退治も朝の優しい光に刈るのがもったいな位で草刈機のエンジンをしばし 
止め、座りこんで一服、又、一服・・
そんなかんなでサボってばかりの農作業に農機具もへそ曲げたのか機嫌が悪く、
だましだましで何とか終了。そして農機具屋さんへ直行!
でも、寄り道、寄り道、某高原へ遠回り、百万本(?)の秋桜畑!
そして、ほうき草(コキア)!
連休最後の日、大勢の人達が秋日和を楽しんでいた。
私もチョットだけ 観光客気分!




白いダイヤ

2013年10月12日 | 里山日記
私にとって宝物、宝石のように輝く一年の集大成・・
春から泥まみれになって何とか頑張って来た田んぼも定期便の販売を残し、朝晩の田んぼ通いもこの連休で今年のすべての作業を終える、
 

今日は朝から精米、箱詰め作業、東北から、首都圏、関西へと縁あってお付き合いさせてもらっているお客様へ白く輝くダイヤを・・

農業を取り巻く環境・特に経営面ではますます厳しくなる現状・・私も勤めながら細々と米作りをする日曜百姓、完全無農薬とはいかないが少しだけこだわりが・・父を亡くし仕方なく始めた米作りも中々奥が深く面白くなり現在に至っている、友には「お前の、百姓は道楽だ」とよく言われる何が道楽なのかようわからんが環境への配慮や安心安全への物つくりへの取り組み・
全国ブランドの名「コシヒカリ」も米価の値下がり、これからのTPP問題、後継者、これらの中で生まれて来る農地の荒廃、厳しい面も見えて来るが来年も楽しく日曜百姓が出来たらいいなぁ~と一年を振り返り寝酒のグラスを傾ける・・

赤いを見つけた・・・今日は寒露

2013年10月08日 | 里山日記
里では随分早いが気の早い紅葉を見つけた・「花水木」

 

(私を見かけてポッと、恥じらいを見せたのか可愛らし紅色・なぜか思い出した、幼い日のあの子の  笑顔、あー懐かしい 青春時代、あれから〇〇年・あー、あの日に戻りたい・・)

まだ、里はこれからなのだが次第に山から下りて来る秋の気配・紅葉も日増しに色付いて来る・・

今日は「寒露」
えー でも ここの所暑い日が続く、家に帰って扇風機出そうかと思うほど・・
県内の新聞より


気が付いたらもう「神無月」そして、今年も後 何日なんて言葉も出て来るのも直ぐだ
あー月日の経つのは早い、やることが有り過ぎ・・家に帰えったら一日が後12時間、一日が36時間くらい有ったら良いのに・・・

秋晴れ

2013年10月07日 | 里山日記
今日も雲ひとつない良いお天気・・

秋晴れに御近所さんがサツマイモの収穫、キレイに洗い天日ほし・・

焼き芋にふかしいも、きんとんに天ぷら・・・
あ~食べたいなぁ~ 里は実り、収穫の秋!ポッコリお腹が気になる季節・・・

ブナの森・山歩・・・日本百名山「荒島岳」

2013年10月06日 | 一山百樂
先週、北陸三県、信越の「山や」が集うイベントが有った。
「北信越交流登山」越前は福井県の大野市を会場に前夜祭の宴によく日の登山・・
前夜祭は飲めや歌えに盛り上がったようでした・・私といえば前夜祭当日は稲刈りの真っただ中だった、稲刈りもスムーズに済み後は友に任せ、取り急ぎ「黒縁メガネに赤いマント」をひるがえし      いざ福井へ・・・

   

しばし、スキー場の跡地を登山口へと登る、結構なウオーミングアップだった

 

    

見事なまでのブナの森、マイナスイオンで見も心もリフレッシュ!!

    
遠く加賀の名峰「白山」が見える


大野から見る荒島岳


標高1523m決して高い山ではないが「深田久弥」は日本百名山の一つに加えた。
見事なブナの森に頂からの展望に「うーん」久弥が選んだ訳はこれか!と、でもどうやってこの地方の山を知ったのだろう・・お隣、北アルプスには名峰が沢山あるのにと・・・家に帰り久弥の日本百名山の本を読み返して見ると、久弥の生まれが石川県、母の生まれが福井県、進学は旧制福井中学・このころから山への病みつきが始まったようである。そして、姉の嫁ぎ先を訪ね、荒島岳を初めて知り、「東南に当たりゆったりと両側に尾根を引いた大きな山が見えた。子供ごころにも、美しい山だと印象に残った」と記してある。その後大学に進み故郷以外の山に登りだした。そして、ある時、幼いころに見た地の反対側から見た「マッターホルン流に突っ立ったいかめしい形に別の美しさに心を強く捕えた」と・・それから百名山を選出するにあたり「能郷白山」と「荒島岳」どちらか迷ったそうであるが最後は山の気品で荒島岳を選んだようだ 
今回の山歩も我が里から結構、遠い・・でも良い山だった、まだまだ未踏の名山が沢山ある、今回は距離的に結構ハードだったけど再び訪れたい山・北陸の名湯も沢山ありのんびりと湯船にもつかりたい・・・

茜色に染まる

2013年10月05日 | 里山日記
昨日の夕方は県内各地でキレイな夕焼け、我が里でも・・

先週、先々週と遠出の山歩が続き(どうしても行かなくてもいいのにと強い皮肉たっぷりの言葉が未だに飛び交い、小さくなっている自分ですが・・)
此処のところ夕暮れが近づくと眠くて眠くて仕方ない・・
先週の山歩は遠く越前、ほぼ 日帰り状態、片道約7時間、朝方到着しちょいと仮眠、それから約7時間の行動、そして帰路に・・
今週は睡魔との戦い、又々、歳考えろ!と皮肉・・あ~眠い!

山からの恵み・・

2013年10月02日 | 里山日記
最近の子供たちに聞いても、なにこれ??と 返事が・・



子供の頃は遊びと言えば、野山を駆け巡ること・お腹が空けば四季・色々な山からの恵みが沢山あった。学校帰りに桑の実や木苺口いっぱい頬張り 家に帰ると母親によく怒られた・・「食っていないよ!」としらばくれても口の周りに付いた「赤や紫」にバレバレ・・・

今の季節「アケビ」に「山葡萄」「ブナの実」「山栗」「クルミ」・・・山の恵みを探検とかと称し食べに出かけた。今の子供たちは山の恵みをどれだけ知っているだろうか・・
スナック菓子やらハンバーガーだのならお手の物だろうが自然に接し体を動かし見つける、そして、いただく ゲームやらなんかよりも将来、色んな意味で役に立つのではないだろうか・・

落穂拾い・・・・物を大切にする心

2013年10月01日 | 里山日記
実りの秋・丹精込めたお米の刈り取りも我が里では8割方終えた・・
車で移動中、見かけた光景・物を大切にする心



腰の曲がったお婆さんが時より背伸びをして 落穂を拾っていた・・
お婆さんが全盛期の時代に比べたら今の世の中、随分と豊かになっている、
何でもあり物が溢れている。しかし、今の世の中、本当に豊か何だろうか・・・
人は豊かさを求め頑張って来たはずなのだろうが何か大切なものを
忘れているような気がしてならない・・・

お婆さんが額に汗して落穂を拾う姿、色々と考えさせられる光景だった・・・