ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

夏休みもうすぐ終了

2005-08-23 13:53:57 | Weblog
約8週間の日本での夏休みももうすぐおしまい。今週日曜には無錫へ戻る。
今年の日本の夏は、西日本では猛暑らしいが、私の故郷福島県では梅雨明けも8月初めにずれ込み、その後も夏らしい日もあったが、曇りがちの日が多くその分涼しい日が多かったような感じ。その中で二人の子供達は保育園やプールで毎日元気に飛び回り、息子はまた体重が重くなり、娘は立派な文章を話すようになり、大きくなったなあ、とずっとそばにいる私がしみじみ思うのだから、日曜に会うダンナさんはほんとにそう思うだろうなあ、と楽しみである。

最近の出来事としては、息子は同じ保育園のAちゃんから「結婚しようね」と言われ、「結婚しようかなあ」などと言っている。Aちゃんのお母さんと私は高校の同級生なので子供を交えてよく一緒に遊んでいるのでAちゃんも親しみを覚えてくれているのだろう。しかしあまり早くに結婚相手を決められるのも親としてはつまらないので私は息子に「そんなに早く結婚する人を決めなくてもいいよ。30歳くらいになってからまた考えたら?」と話している。息子もそれで納得し「ぼく32歳で結婚するよ」だそうだ。(32歳はダンナさんが結婚した歳。)
娘は先週兄弟ゲンカで怒ってお皿を投げつけて割り、後片付けが大変だった。その次の日はやっぱり怒ってお兄ちゃんに噛み付き、お兄ちゃんのお腹に立派な歯型を残した。

私はこの夏スポーツジムとフラワーアレジメントと図書館通いで一人の時間を過ごした。自由な時間がすごく嬉しい半面、近くにチビたちがいないのになんとなく戸惑いがちだった。しかし日本では一人で過ごすにもお金がかかる!日本で専業主婦で昼間はお稽古事、なんて御身分には私はとてもとてもなれそうにない・・・。


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愛・地球博へ行く

2005-08-04 05:00:49 | Weblog
7月7・8・9日と万博を目的に子供2人プラス私の母と一緒に旅行した。
木・金・土曜なので混雑ははずしたつもりだったが、やっぱり万博は混んでいた~。

木曜。福島空港から名古屋へ飛行機に乗る。私の母は飛行機初搭乗。しかし母初の飛行機体験は50人乗りの小さなプロペラ機・・・。ジャンボとかでせめて3時間程度フライト時間があれば機内食なども母は初体験できたのだろうが、福島-名古屋間は1時間10分。飲み物しか機内サービスはなかった。それでも母は、「富士山が見えた!」と喜んでいたのでホッ。万博開催中はこの名古屋便、ほぼ満席で、その日もツアー客らしきじいちゃんばあちゃんの団体が半数以上占めていた。

名古屋に到着。話題のセントレアにて昼食。しかし木曜なのに11時過ぎのレストラン街は混んでいる。比較的待っている人が少ない洋食屋にて食事。名古屋名物はおあずけ・・・。ハヤシライス等を頼むも味が濃く大盛りで食べきれず。

名鉄にて市内へ移動。旅館のチェックインまで時間があったのでコインロッカーに荷物を預け、名古屋城見学へ。名古屋城はこの日金のしゃちほこは改修中とかで天守閣から下ろされていてちょっと残念。中の資料館の一角でしゃちほこの模型にまたがって記念撮影ができる場所があり、子供2人をまたがせて撮影。20度前後の福島からいきなり30℃の名古屋にやってきた私達は外をウロウロすることができず、休憩所にて休憩。息子はもう歩きたくないといい、母も疲れた様子なので旅館へ移動。金山駅から車で10分のこの宿、タクシーの運転手さんもわかりにくい場所にあり、万博で宿がとり難い中、交通の便が良い金山駅にこだわって探した旅館ではあったが心配になった頃になんとか到着。
どんなもんかと思っていたが宿は清潔で最近改装したのか小奇麗であった。お風呂は二つあるが男女に分けているのではなく空いている方に入ってくださいとのこと。息子は5歳にしてすでに「女の子トイレ・女の子お風呂には入らない!」という子なので、4人で家族風呂のように入れたのが良かった。

この日は素泊まりだったので、近所に食事に出る。しかし疲れていたので近くのラーメン屋さんへ。が、予想外にここのラーメンがおいしかった!店内にはサイン色紙がたくさん並べられていたので地元では有名店らしい。母と息子は冷やしラーメン、私は台湾ラーメン、それと唐揚げを頼む。麺もおいしく唐揚げもジューシー、私が今まで食べたラーメンの中で1番か2番目くらいにおいしかった。母も「本当においしい。」との感想。名古屋の雁道商店街にある「比那屋」というラーメン屋さん。もう一度食べる事はきっとないだろうなあ。ああ、残念・・・。

二日目の金曜。
朝、昨日買っておいたパンを部屋で朝食として食べる。8時に宿を出発。宿のダンナさんに金山駅まで送ってもらい「万博エクスプレス」にて万博千草駅へ直行。電車内は混んでいたが、乗り込むとすぐに女性二人が子供二人とおばあちゃんに席を譲ってくれた。感謝して子供二人をひざに抱きおばあちゃんと私座る。となりに座っている小学生位の男の子は中国語を両親と話していた。なんだか嬉しくなってちょっとだけ中国語で話しかけるも話しに乗ってもらえず。

万博千草駅からはシャトルバスかリニモで会場へ、リニモが混んでいたのでシャトルバスに乗ろうとするも、今日は瀬戸会場行きのみで長久手会場行きシャトルバスはでていないとの事。仕方なくリニモへ乗り込む為の長い列に並ぶ。そして会場入り口でもまた並ぶ。ここまででかなり疲れた。この日は最高気温32度。入場してから広い場内をウロウロする気にもなれず早速会場内を走るグローバル・トラムに乗り込む。北ゲートから半周で南駅へ。乗りながら万博の雰囲気を見る。着いたばかりで全体像が把握できなかったのでなんとなく地図と実際の距離感がわかった。しかし暑いし幼児二人と老婆を伴ってはやはりあまり歩けず。TVなどで盛んに報道されている有名どころのパビリオンはみんな予約をするのにまず並び、入場するにも並ばなければならないので諦める。

トラムを降りて、グローバルコモン3ヨーロッパのパビリオンを覗く。ドイツ館やフランス館、イタリア館は結構行列が出来ている。空いていたトルコ館・ブルガリア館を見る。各国のパビリオンは観光案内なのか?ブルガリア館では丁度民族舞踊が行われていた。ヨーグルトを買いたかったがまた行列なのでやめておく。広場で大道芸が始まり子供達は楽しんでいた。
ここですでに11時。ボヤボヤしているうちに時間ばかり過ぎてゆく。西ゲートまで歩き飲食街になっているエントランスにて冷やしきしめんを食べる。一息ついて遊びと参加ゾーンへと歩く。

遊びと参加ゾーンは広場に子供の遊び場があり、息子はとても遊びたい様子だったが、ひとまず目的のわんパク宝島ロボットステーションへ行く。このゾーンは子供の為のゾーンで、初めからここに来ればよかったととても後悔。わんパク宝島では紙すき体験や料理体験などいろいろなプログラムがあり。しかしすべて予約制。午後は夕方以降のものしか予約できず断念。ああ~、早く来ていれば・・・。
ロボットステーションでは、トヨタ館のようなすごーいロボットにはお目にかからなかったが、それでも恐竜型ロボットや接客ロボット、コンパニオンロボットなど、今のところめったにお目にかかれないロボット達に会え、カードをもらったり一緒に写真を撮ったりで息子は楽しかったようだ。そしてわんパク宝島ではおなか滑り台という体の消化器の中をかたどった長い滑り台で遊び、大満足だったようだ。

ここで遊んで早3時。子供達は昼寝もせずに遊びお疲れモード。下の娘は夜8時くらいには寝かせたかったので、そろそろ帰り支度。しかし中国館だけは見たかったので、自転車タクシーに乗りグローバルコモン1へ。中国館ではちょうど女子十二楽坊のようなグループが演奏していた。しかし展示はやっぱり観光案内?中国初の有人ロケット神舟2号の模型がかなり貧弱・・・。せっかく来たのになんだかなあ。向かいの韓国館は予約が必要な程の盛況ぶりなのに。もうちょっとおもしろく展示してくれよ~。

リニモに乗るために北ゲートへ向かう。北ゲート近くのお土産屋さんに入ろうとしたらここでも大変な行列。もう買わん!と諦めてリニモへ。乗り込む前から娘は熟睡。息子も万博エクスプレスに乗り込んでからグーグー眠る。疲れた~。


三日目の土曜。
昨日の夕食と今日の朝食は宿にて食べる。家庭料理だが、とってもおいしい!子供達にも気を使ってくれ、娘の為に子供の椅子を貸してくれたり、子供達にはヨーグルトを付けてくれたり。駅から遠くてわかりにくく、なんだかなあ、と思っていたが、食事のおいしさとお風呂、そしてなにより料金の安さで満足のいく宿でした。
宿から金山駅まで送ってもらい、名古屋駅へ。今日はささしまサテライト会場で開催されているポケパークへ。名古屋駅から歩けると聞いていたが、小雨が降っていたのであおなみ線に乗ったが、名鉄からあおなみ線までちょうど反対側でとっても遠い。あおなみ線乗り場ではポケモンキャラクターが印刷された特別往復券を売っていたので購入。乗客はみーんな子供を連れた家族。ポケパークは思ったよりも狭い場所にゴチャゴチャとポケモンのキャラクターが描かれた乗り物がたくさんあり、やっぱり混んでいた。

入り口でedyカードを購入するのに並んでいると、なんと無錫のKさんに遭遇!!帰国が同じ日で、上海浦東空港でも会ったが、長野に帰ったKさんにまさかポケパークで出会うとは。また無錫でね、と別れ、私達はまず観覧車へ。全体像を上から見よう、と思ったのだが、大人二人に5歳・2歳で料金3200円!普通の遊園地は3歳以下無料とか、6歳以下無料などと料金設定されているが、ここの遊園地は観覧車は2歳以上は大人と同じ料金。そんな調子で、次に乗ったただ1周まわるだけの汽車はおばあちゃんと子供二人で1500円、しかも30分待ち。非常にバカバカしくなり、時間も午前中しかなかったので、お土産を買い、場内のピカチュウ自動車などと写真を撮り、ポケパークを後にし名古屋駅まで歩く。
名古屋駅にて念願のひつまぶしを食べた。この時娘はすでに疲れて熟睡。娘の為に天むすを買い、セントレアへと向かう。電車内で目が覚めた娘と天むすを食べる。この旅行で名古屋の名物は一通り食べる事ができたが、初日のラーメンとこの天むすがとってもおいしかった。

福島は相変わらず20度前後、しかも雨。4人でガタガタ震えながら空港から家へ帰る。
なんだかんだといろいろあったが、楽しかった旅、だったかな?

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日本での夏休み

2005-07-13 05:46:55 | Weblog
7月3日に日本へ帰ってきた。8週間過ごして8月末にまた無錫へ戻る。
早くも1週間過ぎた訳だが、今週から息子は以前お世話になっていた近所の保育所の年長クラスへ7週間また通う事になり、娘は同じ保育所の1時保育制度を利用して、1週間に3日、息子と同じように朝から夕方までやはり保育所に通う。なんと、娘が生まれて以来久しぶりに私一人の暇な時間が週に3日できてしまうのだ。夏休みといえど、息子は日本で通園生活、娘も週3の通園、今年の夏は私のための夏休みのようだ。来年は息子ももう小学校に上がる年、保育所に入所もできないので行き場がない。今年だけはのんびりさせてもらおう!

さて、月曜の二人の初登園日。
息子は3歳の時9ヶ月間、去年も夏の7週間お世話になっていたので、「日本のお友達元気かなあ。」と、日本に帰る前から保育所に通うのを楽しみにしていた様子。朝、門の前からも教室を眺めてそわそわしている。担任の先生も去年と変わらず、「元気だった?大きくなったねえ!」と声を掛けてもらい、お友達の何人かからも「○○くんでしょ?」と言われる。しかし本人、久しぶりで恥ずかしいらしく、なかなか遊びの輪に加われず遠巻きにお友達を眺める感じのまま。大きくなったのでなかなか心中複雑なようだ。慣れれば大丈夫だろう。
次は娘。彼女は生まれて初めての私から離れての園生活。大丈夫かなあ、と思っていたが、家で「お兄ちゃんと同じ園に行くんだよ。お母さんは夕方ちゃんと迎えに行くからね。お友達いっぱいいて楽しいよ。」など言い聞かせていたからか、教室に入ると一目散におもちゃへ向かい、「おかあさん帰るからね。ちゃんとネンネするんだよ。夕方来るからね。」と話しかけるとバイバイと、泣く事もぐずる事もなくすんなり私は帰れた。なんだか拍子抜け。しかし娘がバイバイの時私の顔を見ずにバイバイしていたのはやっぱり寂しいからだろう。

貴重な一人の時間、この日は家の掃除と銀行などへ行く用事で終わってしまった。
夕方のお迎え、娘は先生いわく「ぜーんぜんなんともなかったですよ。」あら、そうですか。息子は「やっぱりまだ慣れないみたいでお客さんしてましたね。」やっぱりなあ。
帰り道、二人とも「楽しかった!」夏休み、おかあさんもいろいろ頑張るけど君たちも頑張るんだよ。
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息子 中班終了

2005-07-02 05:44:34 | Weblog
7月1日で息子の幼稚園は今学期終了、9月1日の新学期まで長い夏休みだ。
9月から息子は進級して大班。本来なら日本式の学期だと既に4月から年長クラスで、来春から小学生のはずだが、中国では半年遅れになる。

最終日は幼稚園から布団やら今まで作った工作や絵やら、いろいろ持って帰ってきた。その中で幼稚園3年間を通して使う「成長記録帳」というような1冊の本があるのだが、各年齢での成長目安や幼稚園での生活についての老師の話などが個別に書かれてくる、いささか通知表のような本も持って帰ってきた。読むと、中班での成長目安の’集中して作業ができる’や’はしが上手に使える’などたくさんの項目があるのだが、まあみんなよくできましたマークがついている。そして老師の話。「前学期からの進歩がとても大きいです。工作や絵がとても上手で算数もよくできます。以前より自分が思った事と違う事が起きたときに泣いたりすることも減りました。大班になったら、お友達を叩いたり蹴ったりするのがもっと減ると老師もお友達もお父さんお母さんも嬉しいですよ。」
老師は前半褒めて後半注意点をさらりと書いてくる。あいかわらず息子は言葉が思うように出ない分、手が先にでているらしい。
それから夏休みの課題もいろいろと書いてある。なになに、’漢字で自分の名前が書けるようになること’’うんちのあと自分でお尻が拭けるようになること’’工作や絵など夏休みの間に作ったものがあったら持って来る事’’夏休みの間にどこかに行って来た写真などがあったら持って来る事’。
聞いてはいたが、大班は漢字で自分の名前を書けるようにならなければならないらしい。うーん、うちは名字は簡単だが、息子の名前は結構難しい漢字を使う。かなり難しい課題だ。しかし中国の子供達も、めちゃくちゃ難しい名前の子供も割と多い。そんな子もきっと書けないだろうし、とりあえず壁に名前を漢字で書いて貼っておこう。
本人に「老師がこう言ってたよ。大班になったらお友達のこと叩かないでね。あと名前を中国語で練習してくださいと、うんちを自分で拭いてくださいだってさ。」と伝えると、本人はその時はやる気十分になったようだ。さっそくうんちをして、まず自分で拭いてから「おかあさん、仕上げ拭きして。」と言っていた。

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娘の怪我 1日後

2005-07-01 07:03:29 | Weblog
怪我から1日経って、傷の消毒をしにまた児童病院に行く。
縫合した傷の上に昨日はガーゼをテープでとめていたが、今日は消毒後、「夏で汗をかくのでかえって不衛生。なにもあてなくてよい、乾燥させるのが大事。」と言われ、傷口まるみえのまま帰ってきた。確かに最近最高気温が36度というモーレツな暑さなので、ばんそう膏を貼っても汗でとれてしまいそう。しかし痛々しい・・・。また消毒しに来る必要もない、抜糸は5日から7日後に日本でしなさい、傷口を濡らさないように、家での消毒は自由、昨日だした抗生物質は抜糸まで飲みなさい、といろいろ注意されたが、もう病院に来る必要がないといわれたのが嬉しかった。娘も消毒の時は沁みたのか少し泣いたが、あとは全くの元気。傷跡は、黒い糸で縫ったので今は目立つが、眉毛の下なので抜糸後はあまりめだたないかもしれない。
とりあえず一安心。だが夜おにいちゃんと家で追いかけっこで大騒ぎ、またどこかにぶつけて傷が開いたら大変とヒヤヒヤしている。
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娘 4針縫う

2005-06-29 15:11:37 | Weblog
今日の午前中、家のソファーの上で遊んでいた娘が落っこちて、テーブルの角にぶつかって大出血!
目の1cm程上の瞼が2cm程度ざっくりと切れている。娘は3月に公園で転んで額に石をぶつけやはり大出血をし、その時に私はかなりうろたえた事があり、今回は2度目だったので少し冷静に傷を見る。傷は結構深いようで、しかし出血はしばらく止血すれば止まりそう。だが、以前の額の怪我の時、結局病院に行かずに家でガーゼとばんそう膏と消毒薬で対応したが、ジクジクがおさまるまで1ヶ月近くかかり、なおかつその時の怪我の跡が少し残り、実家の母が「傷は縫った方が早く直るらしいよ」と言われ、あの時病院に行けば良かったのかもしれない、と思っていた事もあって、今回は病院で手当てをする事にする。

第一病院の通訳兼看護婦さんの銭さんへTEL、予約をし、ずっと泣き続ける娘を私が抱き、アイと共にタクシーで第一病院へ。銭さんに指定された病院敷地内の「国際保健中心(?)」1Fに行くと、泣き続ける娘を見て何事かと看護婦さんが寄ってくる。銭さんを待っている、というと、まもなく登場。外科の先生もやってきたが、娘の傷を見て「眼科へ行って来れ」との事。
銭さんによると、この建物は外国人専用の新しい建物だが、外科や眼科はなく、同じ敷地内の児童病院の眼科に行く、との事。「あっちはあまりきれいじゃないです」と言うが、なにをおっしゃる、うちの娘はこの間肺炎で児童病院に入院したし、中国人に混じって点滴だって受けてます。すっかり慣れっこ(慣れたくないけど)。

児童病院2Fの眼科にて、娘4針縫合。私自身縫うほどの怪我の経験がないので、その痛さはわからないが、釣り針のようなもので1針1針、麻酔もなしに縫う。その度に娘の小さな体は緊張して、泣き疲れているのに更に泣き叫んでいた。私と看護婦さん2人で押さえつける。私も思わず息を呑んでしまったが、銭さんに「話しかけてあげていてください」と言われ、ハッと我に帰り娘を励ます。
その後、破傷風の予防注射とその為のアレルギー反応を見る為の注射を打つ。痛いことばかりで本当に可哀想・・・。
抜糸は5日後、明日また傷の消毒に来てください、抗生物質も抜糸まで飲んでください、と言われる。今週の日曜には日本へ帰国するので、抜糸は日本でする事になる。その時も痛いだろうか・・・。

家に帰ってから、汗だくの娘を着替えさせるのに傷口に服があたりまたちょっと泣かれる。しばらくは洋服も脱ぎ着が楽なものでなければ。
娘は「ここ、痛いの」と縫合しガーゼを当てている場所を指差す。今まで「いたい」といえば、前回怪我した額だったが、また痛い場所が増えてしまった。心配なのは、額と違って目立つ瞼の傷跡。どうかあまり残りませんように・・・。
泣きつかれた娘は今スヤスヤと眠っている。
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今週でおしまい

2005-06-27 14:23:18 | Weblog
中国の学校は今週金曜日7月1日でおしまい。2日から8月31日までの長い長い夏休みに入る。
うちの息子も9月から大班。日本だったら4月から年長組なので少し遅れての進級なのだが、親としては、そんなに大きくなったのか、と思う。
今年の夏休みは殆ど2ヶ月私と子供達は日本に帰る。最近の無錫は最高気温35度とめちゃくちゃ暑いので早く涼しい日本に帰りたいのが本音。
夏休みおばあちゃんちで何しようか?と夜寝る前に息子と最近よく話す。その横でダンナさんはちょっと寂しそう・・・?いやいや、意外と彼も独身生活が楽しみだったりして??
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名探偵文句?

2005-06-26 00:51:27 | Weblog
私はBS2の海外ドラマを楽しみにしている。
月曜はER、火曜は名探偵モンク、水曜のFBIは見ないが木曜のチャングムはめちゃくちゃ力を入れて見ている。
うちの子供達は、基本的には9時に床に入りましょう、という生活習慣だが、この4月からはERの新作とモンクがまた始まった事で、ほぼ毎日夜10時近くに就寝という、親のテレビのせいで夜更かしするという悪ーい生活パターンになってしまった。申し訳ない、10月からはこんなに毎日BSドラマは見ないよ(たぶん)。

さて、毎週海外ドラマを見せられている子供達。上の息子は特にモンクがお気に入り。モンクの潔癖症が高じてのおかしな行動が5歳児にもおかしく思えるらしい。
しかし、息子も実はかなりの神経質。彼もいろいろな事が我慢ならない。例えば寝室の電気スイッチ。電気のスイッチが寝室側とリビング側とあり、どちらからでも電気がつくのだが、眠るときに3つ並んでいるこのスイッチがすべて同じ方向になっていないと嫌だといい、わざわざリビングに来て、寝室側の3つのスイッチがそろうように電気を消す。今日は外でお店に掛かった札が風でグルグルとよじれているのが嫌だと自分できれいに直していた。
だから私は息子に「モンクみたいだよ。」とからかってよく言う。「そんなことないよ~」と言い返してくるが、自分でもそうかも?と思い当たっているようだ。
今日は寝る前に突然、「お母さん、モンクは文句ばっかり言ってるからモンクなんだね。」と言ってきた。モンクは彼にとって大きくなってからも忘れがたい人物になるであろう。
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こんな風に考えていけば・・・

2005-06-24 15:20:58 | Weblog
以前、ある新聞で「ライフキャリア・レインボー」という考えを読んだ。
ネットで検索すると幾つかヒットするのだが、理論はこう。

(オールアバウトHPより
 http://kw.allabout.co.jp/finance/moneysingle/closeup/CU20041031A/)

アメリカの心理学者スーパーは、キャリアを「人生のある年齢や場面の様々な役割の組合せである」と定義しました。その役割とは(1)子ども(2)学ぶ人(3)働く人(4)ホームメーカー(家事をする人)(5)配偶者(6)親(7)市民(8)余暇を楽しむ人の8つです。例えば、子供の頃は(1)子ども(2)学ぶ人という役割をし、会社に入ったら(3)働く人、ひとり暮らしなら(4)のホームメーカーという役割もあるでしょう。そして、結婚をすれば配偶者や親という役割が加わってくるというわけです。
これをスーパーは虹のカタチで表現しています。
この役割は1つだけでもつまらないし、多すぎても疲れてしまいます。1つ1つの虹の幅は、それにかかわる時間やエネルギーの量です。「働く人、余暇を楽しむ人、学ぶ人」という3つの役割を持った人でも、「働く人」の幅が広い人もいるでしょうし、「余暇を楽しむ人」の幅が広い人もいます。
これを自分なりに、いつ、どの役割とどの役割を担うか、またどのくらいの割合にするのかを考えていくことがライフプランの始まりといえます。

*****************************************

キャリアとは、仕事だけを指すのではない、という考え方が、常々、現在の専業主婦の我が身についていろいろと考えていた自分にとって、まさに目からウロコ、長い人生、今できる事をやる事が自分のキャリアを重ねる事になるのだ、となんだか悟ったような気持ちになった。

今の自分はホームメーカーであり、親であり、それに中国語をちょびっと学び続けている事で学ぶ人でもあり、そういえば配偶者でもあり(あまり妻してないなあ・・・)、今の年齢としてはそれなりにキャリアを積んでいるではないか?と思っている。
そうそう、この夏日本に帰った時にうちの母と子供達と私で愛知万博に行く事にした。その時うちの母は飛行機初体験をする。これも子供としての役割を果たす事になるかも。

こんな風に考えれば、なんでも楽しくなるかもしれない。
こんな風に考えれば、結婚も子育ても自分の人生を豊かにする素敵なキャリアかも??独身の皆さん、いろいろ経験するのもいいもんですよ~!

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家庭訪問

2005-06-23 14:35:48 | Weblog
かねてから予定されていた息子の幼稚園老師達の家庭訪問が昨日の夕方行われた。
本来なら土曜日あたりが良かったのだがうちと老師達の都合がつかず、やむなく平日夕方に決定。
昨日は夕方幼稚園でお絵かき班がある日だったので、そのあと、私が幼稚園に迎えには行かず、老師が息子を連れて(息子には「老師をちゃんと連れて来るんだよ」と言ったが)来てくれる事になった。

PM5:00頃到着予定なので、この時間ではやはり夕食をださねばなるまい、と、奮闘。
ここは老師も期待する寿司で、という事で、メニューは、ちらし寿司、鳥の唐揚げ、春雨サラダ、冷奴、簡単につまめる枝豆、それにスイカ。それから暑いのでウーロン茶とジュースをたくさん冷蔵庫へ。スイカと飲み物で冷蔵庫はまたもやパンパン。

PM5:15、老師2人とその娘1人を引き連れた息子到着。たっくさんの楊梅を頂く。
PM5:30、仕事を早く切り上げたダンナさん到着。うちは普段から5時半から子供達は夕食を食べるので、テーブルに食事を運んで食事タイムスタート。

やっぱりお客様達はなかなか食べない。以前中国語の老師に「1,2回しか勧めないのでは駄目、何回も勧めないと中国人は食べ始めないのよ。」と言われたので、5回位勧めると食べ始めてくれた。冷奴はやはりかなり怪訝そうだ。旭洋の豆腐はおいしいので私は自信を持って勧める。鳥の唐揚げはうちの息子一人で殆ど食べる。老師の娘は息子と同じ中班だが、体も細いが食も細い。母親老師がそのうち食べさせ始めた。うちの息子は完食。おいおい、君はおもてなしする側なのに・・・。娘は嬉しいようで部屋を走り回っていた。
私の作るちらし寿司はうちのダンナさん曰く「味が薄い」そうで、途中からダンナさんが醤油(中国産キッコーマン)を持ってきて「かけて食べてください」と老師達に勧める。ダンナさんも老師二人とも醤油をかけて食べました。私はこれくらいでいいんだけど・・・。
しかしちらし寿司は気に入ったようで、きれいに食べてくれた。冷奴も完食。スイカも食べてくれたが、冷やしたウーロン茶は、やはり普段からあまり冷たいものは飲まないようで、途中で熱い日本茶を出した。

老師達とは、私たちの拙い中国語でなんとか会話。しかし彼女達の間の会話は無錫語行われており、私とダンナさんは日本語と中国語、老師達二人も普通語と無錫語を使い分けて話すという、お互い「なんだ?なに二人で話してるんだ??」というヘンな状態だった。
息子が最近「お母さん、ビャオヤンってなに?」と聞いてきた言葉も「表揚」である事が判明。息子によると、最近自分はよく褒められるそうだ。老師も、親の前ではやっぱり褒めるだろうが、息子の手先の器用さと、算数が良く出来る事を褒めてくれた。

お客様は7時頃に帰った。とにかく我が家の日本食を食べていってくれたので、それが嬉しいかな??
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