２０１１年締めくくり

本当にいろいろあった２０１１年もあと３日。仕事も今日から年末休み。

今年は震災で本当にいろいろ大変だったが、秋には交通事故にあったりして、あんまり良い年ではなかった。
そしてこの年末、パソコンが突然起動しなくなってしまい、ついていない年の締めくくり・・・。
去年の１１月に買ったばかりなのに、どういうこと？？？今は古いパソコンでなんとか用をすませているけど、不便だ・・・。

しかし、ものは考えようで今年の厄をパソコンが引き受けて壊れたとか？！よし、そういうことにしよう！

来年は息子が中学生になるので、なんだかんだと変化の年。

震災からの復興もどんどん進んでいく事を願い、来年は今年より良くなることを期待しましょう！！

皆様、今年は本当にありがとうございました。

中国に住んでいる頃からの繋がりで引き続きこのブログを読んでくださっている方が多いと思いますが、震災の時はいろいろな方にご心配をおかけしました。
ブログを続けている事で私たち家族の無事と、そしてわずかでも被災地福島の様子をお知らせする事ができたのが自分としては良かったかなと思っています。

来年が皆さんにとっても良い年でありますように・・・。

ミタさん

ドラマ『家政婦のミタ』が大ヒットで、最終回が視聴率４０％突破とか。2000年3月の『ビューティフルライフ』以来の４０％超え。

ミタさんは私も楽しく見させてもらったが、『ビューティフルライフ』！懐かしい～！！

このドラマ、私にとっての思い出は、息子が1月に生まれたばかりでとにかく大変で、見てはいたけど、その回によっては息子に授乳しながらとか、息子をあやしながらとか、ゆっくり見られたのは1・2回。
特に常盤貴子が亡くなってしまう最終回は、キムタクが常盤貴子の顔に化粧するシーンはすごい良かったらしいけど、私はそのとき授乳していて見られなかった。すごくそれを覚えている。

『家政婦のミタ』も、’ああ、このドラマは震災のあった年で大変だった時だなあ’とこれから思い出すんだろうなあ・・・。

測る

原発事故当初はなかなか手に入らなかったガイガーカウンター。夏頃に学校にやっと一つ導入されて、各子供会に貸し出されて、その時に初めて自分の家を測定して・・・。

二学期になってからはあちこちで貸し出しされるようになり、もう珍しいものではなくなったが、最近我が家の町内会でも購入したそうで、このたび町内の線量マップが作られる事になったらしい。

町内あちこちの測定は、小学校子供会の保護者の役割となり、今年役員の私は今朝会長さんと一緒に1時間ほどかけて通学路を中心に１２箇所を測定。そんな感じで町内あちこちで測定されて、きっと本当に細かい線量マップが出来上がる事だろう。

アスファルトの上ではもうどこでも0.1μＳＶくらいの線量で落ち着いているが、やっぱり土の上だとちょっと高めの0.2～0.3。本日の最高値は公園のうっそうとした植え込みの中0.32（だったか？）。

土の上・木々の中が高めなのはわかった。これでは山の方には行く気にならない・・・。
ああ、もう福島（会津除く）で山歩きやキャンプは厳しいのか・・・？
除染、といっても、山にはあんなに木があるというのに。

福島応援ソング

今年の紅白歌合戦の出場歌手が発表されたが、震災を受けて結成された「猪苗代湖ズ」も出場することに！

福島（ふくしま）　応援歌　猪苗代湖ズ


震災後、福島県内ではテレビ・ラジオで『Ｉ　ｌｏｖｅ　ｙｏｕ　＆　Ｉ　ｎｅｅｄ　ｙｏｕ　ふくしま　』が何度も何度も流れたが、私はこの歌は福島県民は誰もが知っているけど全国的には全くのローカル曲だと思っていたので、年末に全国そして世界でこの歌が流れるというのがちょっと恥ずかしいような気がする。

福島が悪い訳じゃないのに原発事故でこんなに有名になっちゃって、応援してもらうのは嬉しいけど、福島が特別、と思われるのは複雑。
’♪Ｉ　ｌｏｖｅ　ｙｏｕ　ｂａｂｙ　ふくしま～　Ｉ　ｎｅｅｄ　ｙｏｕ　ｂａｂｙ　ふくしま～　’という’ふくしま～’という部分は、全国の皆さんそれぞれの故郷の地名が来ても全然不思議ではない、福島のみならずみんなの故郷の応援ソングととらえてもらえれば、なんて思ってしまうのだけれど、やっぱり、福島は特別なのかなあ。


福島応援ソングといえば、こちらの’福の歌　頑張っぺバージョン’も福島ではとっても有名。

ave　福の歌～頑張っぺver.～/歌詞＆スライドショーつき


この歌は震災直後から地元のラジオ局で流れて、未だに聞くと3月の状況を思い出して涙がでてくる。

まだまだ続く原発事故処理。歌は記憶に残る。忘れない事が大切。

生うた

日曜日の夕方、所用で立ち寄ったショッピングモールのイベントで、早稲田大学グリークラブＯＢコーラスの皆さんのクリスマスコンサートに遭遇。


最初登場した時は、男ばっかりでむさ苦しいなあと思ったが、合唱が始まると素晴らしい歌声が響き渡った。
生ステージはやっぱり迫力が違う！

今年はあっという間に12月になってしまって、このコンサートに遭遇するまでクリスマスツリーも目に入らなかった。もう12月、でもまだ震災から9か月。
ショッピングモールを行き交う人々も忙しそうだったけど、クリスマスソングを聴いて、ああそんな時期だった、と思った人も多かったろう。

音楽って、ちょっと気持ちを立ち止まらせてくれる。被災地で活動を続けているこのクラブも含め、皆さんに感謝。