先日アップした台湾の日本人タレントによるタクシー運転手暴行事件。
今日のニュースではこんな記事を発見。
「
タクシー運転手暴行事件、在台邦人「日本の精神に反する」」
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(台北 13日 中央社)台北市内で2日深夜、シートベルト着用などをめぐりタクシー運転手とトラブルの末、運転手に暴行を加えた事件で台日ハーフの女性タレントと日本人の男が起訴された件について、被害に遭った運転手へのカンパを呼びかけた在台邦人が中央社の取材に応じ、日本人としてのやりきれない心境を吐露した。
カンパを呼びかけたのは、台湾在住15年の吉田直嗣さん(34)。財団法人八田與一文化芸術基金会の監察人を務めるなど日頃から台日交流活動に積極的な吉田さんは、今回の事件経過が台湾社会を揺るがせ、ネット上で反日発言も出始めるにつれ、「同じ日本人として非常に恥ずかしく、被害者とご家族そして台湾の皆さんに申し訳ない」と在台邦人を中心にフェイスブックやショートメールで運転手へのカンパを呼びかけたところ、200人から申し出があり、すでに10万台湾ドル(約26万円)が手元に集まったという。
吉田さんの話では、タクシー運転手に暴行を加えた友寄隆輝被告(34)の行為や事件発覚後の態度について、多くの在台邦人が「恥ずかしい、受け入れ難い」と憤慨しているという。そして吉田さんは、友寄被告が当初被害者に対し謝罪の言葉を口にせず詭弁を弄した行為は「日本人の精神に反する」と感じ、後になって友寄被告がタクシー同乗者をかばうため責任をかぶろうとしたことも「正しい責任の取り方ではない」として、このような形で日本人が台湾の人々から誤解されるのは辛いと話した。
友寄被告らが今すべきこととして、吉田さんは「タクシー運転手に与えた経済的損失を、運転手の病状が回復した後も引き続き誠意をもって償うこと」と語った。
このほか吉田さんは、台湾メディアが今回の事件を詳細に至るまで追求報道し、バッシングにつながったと賛否両論に分かれていることに関し、「(当初事実を語らなかった被告らを)メディアが追い詰めなければ、真相が隠匿されたままだったかもしれない」として、報道姿勢には理があったとの考えを示した。
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台湾の日本人社会でも大きな問題になっているのだろう。
決してお金で解決できる事ではないけれど、日本人の事を悪く思わないでほしい。個々人では良い人も悪い人もいる。
事件を起こした日本人がどんな人かは知らないが、しっかり償ってほしい。台湾の日本人は注目している。