震災以降、双葉以北が通行止めだった国道6号線が9月15日から全面通行可能になった。
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国道6号、車の規制解除 3年半ぶり全面通行
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域で、通行が制限されていた双葉、大熊、富岡3町間の国道6号(延長14キロ)について、政府は15日午前0時、全ての自動車が通行できるよう制限を解除した。バリケードが開放されると、一般の車が次々と同区域内に入った。同国道全線で自動車の全面通行が可能となったのは原発事故の発生以来約3年半ぶり。
これに伴い、国道6号と常磐道の常磐富岡インターチェンジを結ぶ県道小野富岡線の同区域内の約1.7キロも通行規制を解除した。解除区間は、被ばく抑止や仮に原発事故が再び発生した場合に迅速に避難する必要性からオートバイやミニバイク、自転車、歩行者は引き続き通行できない。駐停車も原則禁止される。
富岡町の富岡消防署前の富岡ゲートでは15日になると同時に、政府の原子力災害現地対策本部から委託された警備員が開閉式バリケードを開放。これまでの通行許可の確認もなく、車が列をつくって通行した。
政府によると、解除区間の除染後の空間線量は平均で毎時3・8マイクロシーベルトで、最大が大熊町の第1原発付近で17・3マイクロシーベルト。双葉郡の避難区域内42.5キロを時速約40キロで走行すると、窓を閉めた車内で被ばく線量は1.2マイクロシーベルトと推計されている。
脇道への進入も禁止。一時帰宅者らは交差点14カ所のゲートで通行証を提示すれば通行できる。側道への立ち入り時間はこれまで通り午前9時~午後5時。
交通量や人の出入りの増加で、事故や犯罪が増えることが懸念されている。県警本部と双葉署は14日夜、署員ら約80人によりパトロールを開始した。
国道6号は震災で路面や斜面に被害が激しく、事故直後の通行は復旧作業の車に限られた。2011(平成23)年4月の旧警戒区域設定に伴い政府が正式に通行を規制した。避難区域再編で順次規制を解除。県などの解除要望を受け今年4月から8月に除染された。
(yahooニュースより)
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震災から、その後30km圏内立ち入り禁止、楢葉からは立ち入り禁止、と入れない区域が小さくなりながら、ようやく通れるようになって、相馬や仙台に行くのに震災前と同じになった訳だが、
”政府によると、解除区間の除染後の空間線量は平均で毎時3・8マイクロシーベルトで、最大が大熊町の第1原発付近で17・3マイクロシーベルト。双葉郡の避難区域内42.5キロを時速約40キロで走行すると、窓を閉めた車内で被ばく線量は1.2マイクロシーベルトと推計されている。”
なんですか、この空間線量・・・。
ちょっとの時間で通り過ぎる線量の高い地域、ちょっとの時間だから窓を閉めておけば被ばく線量は1.2マイクロシーベルト、というけれど、なんだか心配になるなあ・・・。
でも、いわきから南相馬に行くのも、震災前なら1時間ちょっとだったのが、国道が通れなくて遠回りして4時間かかってしまい、不安ながらもだんだん慣れて、もう少ししたらみんな普通に国道走るようになるんだろうなあ。
そして来年には常磐道も仙台まで全線開通となる見通し。
いわきから北にまっすぐ行けない、というのが震災後の大きな変化だったので、その点では大きな前進。
でも、震災前と同じではない。
複雑でなんだか悲しい・・・。
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国道6号、車の規制解除 3年半ぶり全面通行
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域で、通行が制限されていた双葉、大熊、富岡3町間の国道6号(延長14キロ)について、政府は15日午前0時、全ての自動車が通行できるよう制限を解除した。バリケードが開放されると、一般の車が次々と同区域内に入った。同国道全線で自動車の全面通行が可能となったのは原発事故の発生以来約3年半ぶり。
これに伴い、国道6号と常磐道の常磐富岡インターチェンジを結ぶ県道小野富岡線の同区域内の約1.7キロも通行規制を解除した。解除区間は、被ばく抑止や仮に原発事故が再び発生した場合に迅速に避難する必要性からオートバイやミニバイク、自転車、歩行者は引き続き通行できない。駐停車も原則禁止される。
富岡町の富岡消防署前の富岡ゲートでは15日になると同時に、政府の原子力災害現地対策本部から委託された警備員が開閉式バリケードを開放。これまでの通行許可の確認もなく、車が列をつくって通行した。
政府によると、解除区間の除染後の空間線量は平均で毎時3・8マイクロシーベルトで、最大が大熊町の第1原発付近で17・3マイクロシーベルト。双葉郡の避難区域内42.5キロを時速約40キロで走行すると、窓を閉めた車内で被ばく線量は1.2マイクロシーベルトと推計されている。
脇道への進入も禁止。一時帰宅者らは交差点14カ所のゲートで通行証を提示すれば通行できる。側道への立ち入り時間はこれまで通り午前9時~午後5時。
交通量や人の出入りの増加で、事故や犯罪が増えることが懸念されている。県警本部と双葉署は14日夜、署員ら約80人によりパトロールを開始した。
国道6号は震災で路面や斜面に被害が激しく、事故直後の通行は復旧作業の車に限られた。2011(平成23)年4月の旧警戒区域設定に伴い政府が正式に通行を規制した。避難区域再編で順次規制を解除。県などの解除要望を受け今年4月から8月に除染された。
(yahooニュースより)
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震災から、その後30km圏内立ち入り禁止、楢葉からは立ち入り禁止、と入れない区域が小さくなりながら、ようやく通れるようになって、相馬や仙台に行くのに震災前と同じになった訳だが、
”政府によると、解除区間の除染後の空間線量は平均で毎時3・8マイクロシーベルトで、最大が大熊町の第1原発付近で17・3マイクロシーベルト。双葉郡の避難区域内42.5キロを時速約40キロで走行すると、窓を閉めた車内で被ばく線量は1.2マイクロシーベルトと推計されている。”
なんですか、この空間線量・・・。
ちょっとの時間で通り過ぎる線量の高い地域、ちょっとの時間だから窓を閉めておけば被ばく線量は1.2マイクロシーベルト、というけれど、なんだか心配になるなあ・・・。
でも、いわきから南相馬に行くのも、震災前なら1時間ちょっとだったのが、国道が通れなくて遠回りして4時間かかってしまい、不安ながらもだんだん慣れて、もう少ししたらみんな普通に国道走るようになるんだろうなあ。
そして来年には常磐道も仙台まで全線開通となる見通し。
いわきから北にまっすぐ行けない、というのが震災後の大きな変化だったので、その点では大きな前進。
でも、震災前と同じではない。
複雑でなんだか悲しい・・・。