ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

組織力

2010-04-30 09:34:45 | 思う事(2010年4月~)
先日金曜日の夜、小学校にて初めての保護者役員の集まりがあった。
執行役員の方に各委員の方、それに各クラスの委員長・副委員長さんが集まっての今年度初会合。

役員が何をするのかも全然わからない私だが、なるほど、年間の行事がこうなって、これを決めるのか、とちょっとだけ納得。思っていたより大変そうだ。

会合に参加しながら、日本の’組織力’に改めて感心。
学校や会社のみならず、保護者の中でもクラス毎・地区毎に役員がいて、そこから各家庭・各個人にいろんな事が周知されていく。
皆さん諸手を上げて喜んで参加している訳ではないにしても、役員になればその職責をキチンとこなそうとして、そして実際にこなしている。

中国の学校にはないし、できないよなあ、と思う。
中国の親だったら自分の子供をいかに教師に売り込むか、が第一。
保護者の役員なんて、(役員になったら何かいいことがあるのか、なんで自分がやらなくちゃいけないのか)とか言うだろう。

子供の頃から、この’組織力’を学校や社会で学んでいるのが日本人なのかもしれない。



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もうすぐ5月!

2010-04-28 09:23:26 | 思う事(2010年4月~)
3月21日に日本へ戻ってから1ヶ月が過ぎ、もうすぐ5月。
日本では5月1日開幕の上海万博にちなんで、上海特集がいろんなところで組まれている。

無錫のダンナさまに様子を聞くと、
「どうせ混むからみんな行かないってよ。関心ないって。」
と言う。

リハーサルの様子の報道を見ると、確かに大混乱。うーん、やっぱりいつ行っても混むのかなあ。

オリンピックと違って長丁場の万博。短い期間ならなんとか取り繕う事もできるかもしれないけど、半年もあると初めは頑張っててもそのうち本当の姿が出てくるだろうなあ、きっと。
上海に住んでる人達も、半年も厳しい規制を我慢しなきゃいけないのは大変だ。

上海に住んでる人は大変だと思うけど、住んでない身としてはどんな風になるのか結構楽しみでもあり。期間中はニセモノ商品の販売はやっぱり相当規制されるのか?DVD屋も閉まっちゃったりして。

しばらく様子見・・・。
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初参観日

2010-04-19 11:59:58 | こども(2010年4月~)
先週金曜は小学校の参観日。
息子が以前体験入学でお邪魔した7月にも参観日があったので体験済みではあったけど、2人とも正式に入学してからは初めて。参観授業に学級懇談、PTA総会もあり。

まずは1年生の教室へ。さすが1年、親も初めてだからたくさんの人。お父さんの姿もチラホラ。
「自己紹介をしましょう。」という事で娘の発表を見る。
子供によっては、はずかしい、やら緊張する、やらで順番が後回しになる子もいる中で、娘は大きな声ではっきり発表。よかったよかった。

それから5年生教室へ。
こちらは算数。親、少なっ!どうやら学期初めの参観日は役員を決めるので来ない親も結構いるそうだ。

息子は普通なのだけど、なんだか気になるのはクラスのダラダラ感。
どこもこんなものなのかもしれないが、授業がこう、パリッとしていない。

息子曰く、

「どっちが勉強ができるかどうかはわかんないけど、授業態度だったら間違いなく中国の方がいいよ。中国だったら先生が教室に来たら走って戻るけど、日本の学校は先生が来てもトランプやってる子がいるよ。」

そんな雰囲気を参観日でも感じる。これでいいのか、日本!

授業のあとは学級懇談。スケジュールを確認すると5年生はまず役員選出してから今学期の説明、となっている。これは前半は1年生に行くべきだ。

1年生の学級懇談は、ほとんどの親が出席。1年生の役員は入学式の日にすでに選出済みだからか?自己紹介と先生の話がだいたい終わったところで5年生に行ってみると、親が5人だけ、そして役員まだ決まっていない!

という訳で、5年生の役員になりました。だって他の人はすでに以前やった事がある人ばかりで・・・。
「6年でやるなら5年でやった方が楽ですよ。」という説もあるし。まっ、しょうがない。

PTA総会も保護者の出席者が少ない。役員さんが嘆いていた。
私は役員が何をやるかもわかっていないのでノンキに構えているが、そんなに大変なんですか?役員って・・・。

でも、なんでも珍しいので結構楽しみ。(今のうちだけ?)

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新しい事がいっぱい

2010-04-15 08:50:29 | こども(2010年4月~)
子ども達の学校が始まって約1週間が過ぎた。
子ども達も毎日が新しい事ばっかり、私も新鮮な体験がいっぱいだ。

小1娘は、4月中は朝は登校班の集合場所まで、帰りは学校近くの公園まで保護者が送り迎えをしてください、という事で、朝・午後とまだまだ手が掛かるのだが、その時に他の保護者の皆さんからいろんな話を聞けるのがおもしろい。

学校の行事にPTA活動、子ども活動、地域の様子などなど、何にもわからないので私一人で質問ばっかりしているが、(上の子が小5なのになぜこの人は?)という顔をされると他のお母さんが「中国から来たからね~。」とフォローしてくれたり。

中国から来た、という話を聞いて、
「もしかして○○くんのおかあさん?」
と言われた事が何度か。
どうやら、息子が小1から3年間、夏休みに体験入学で2週間ほど小学校に入れてもらった時、ご挨拶がてらにちょっとした中国のおみやげを配っていたので、それを覚えていてくれた小5のお子さんのおかあさん達が数人。
中国版ポッキーや、偽オリンピックグッズ(!)とかの本当にちょっとしたものだったけど、買って良かったな~。

小5息子は、クラスの係、委員会、クラブ活動と、4月は新しい事をクラスでいろいろ決めたようで、楽しそうに報告してくれる。

息子は電気係(教室の電気を消すのかな?)にボランティア委員(ベルマークをみんなから集めてまとめる?)、クラブは、第一希望料理、第二希望科学、第三希望パソコン、で出したそうだ。

「料理クラブはたぶん女の子ばっかりだよ。」

と言うと

「別にいい。料理を作るんだから関係ない。」

だそうだ。そりゃそうだ。

私としては、ベルマーク集めを日々心がけなければ!(ベルマークって何に付いてるんだっけ?調べなきゃ!)
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小学校スタート!

2010-04-07 13:55:45 | こども(2010年4月~)
4月6日は小学校の始業式・入学式。
帰ってきた時は学校は春休みだったので、私にしても子ども達にしても、今までの一時帰国と同じような感覚だったが、いよいよ本格的な日本の生活の始まりだ。

朝7時45分にまず小5息子と学校へ。
そしたら転校生が11人も!
この学校、市内でも大規模校という事で、娘と同じ新1年生は100人を超え、全校生徒は600人以上。
昔私が通っていた小学校は小さな学校で、転校生なんて全学年を通して滅多に来なかったのに、さすが大きい学校は違うのね、とビックリ。

息子を含む転校生は先生の先導で始業式へ。
付き添いの親は帰ってもOK、始業式を見学してもOK、という事で、ちょこっと覗きに行くと、まあ、いっぱいの子ども達!

暫く見ていて思った事、日本は本当におじぎをいっぱいするなあ。
舞台を上がる時・降りる時国旗に一礼、開式の辞や校長先生の挨拶などなどの前後に一礼、それに対して児童達も一礼。そういえば式典ってこうだったよなあ、と思い出す。
独特の国、日本。そう思うのは国外にしばらく出たからだろう。

娘の入学式は9時半集合。一度帰って娘を連れてまた学校へ。

クラス発表を見て教室へ行き、そのあと体育館へ。

両親で出席している保護者が多いのでちょっと驚く。最近は揃って行事に出席という家庭が多いらしい。
ダンナさまに携帯で撮った写真をメールで送る。数分後返事が来る。現代は本当に便利。お父さんも娘の入学式の姿を写真で見て中国で感激しているよ。

娘は式典の間ずっとおすまし顔。6月生まれというのもあって、周りよりちょっとだけおねえちゃんっぽいかな?

お昼に家に戻ると息子は

「友達と約束したから早くお昼ご飯!」

と言う。
おーっ、転校早々友達と約束したのね。それは良かった!

息子は遊びに来た友達と自転車で近所を走り回り、娘はその後を追いかけて走り回り、こういうのが日本の良いところよね~、としみじみ思う。

新生活、頑張ろう!!





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補習校 2009年度文集

2010-04-04 22:24:37 | こども(2010年4月~)
無錫ネタからひとつ。

補習校で書いた年度末の文集。今年のテーマは3年生までが「おとなになったら」、4年生以上が「10年後の自分」。
設立時にちょうど小1だった息子、4年間お世話になった補習校の集大成ともいえる作文だ。

家では息子は
「読んじゃダメ。」
と言っていたが、文集になったものを読んでみる。

”10年後のぼくは20才、いったいどんなくらしをしているのだろうか。”

そうだね~、どうなってるんだろうね~?

”10年後のぼくはきっと大学に通って、1年に2・3回妹や父や母に会いにいくと思う。なぜなら、ぼくもたまには顔を見たいからだ。”

えっ!10年後には1年に2・3回しかおかあさんと会わないの?
いや待てよ、18才で大学生になるとしたら、あと8年しかないではないか!
お母さん、なんだかショック・・・。

”お父さんは、買い物と、パソコンのインターネットでいろんなものを見たり調べたりするのが好きだ。だからぼくも10年後には、自分のお金でパソコンを買って、カメラや時計やテレビなどを見て、買いたい物があれば、お店や通販で買うのだろう。”

お父さん、
「えっ、お父さんはいつもパソコンを見て買い物してるイメージなのか?!仕事をしてるイメージはないのか?!」

このあと、10年後の自分への手紙になる息子の作文、全体的にとても未来に前向きで、私もダンナさまも、素直に意欲的に育っている息子の様子をとても嬉しく思った。

日本に戻って、これからいろいろな困難に出会うと思うが、このまま素直に前向きな気持ちを忘れないで欲しいなあ、と切に願う。

そして、こんな作文を書く機会は補習校に通っていなければきっとなかっただろう。
4年間お世話になった無錫日本語補習授業校、本当に有難うございました。

*最近gooメールの調子が悪く、メールが見られない状態が続いている。
最近gooアドレスにメールを送って頂いた方、ごめんなさい、見られません。
なんとか復旧するのを待っているので、メールを確認次第返信します!

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心機一転!

2010-04-01 13:49:12 | 生活(2010年4月~)
3月21日に日本に戻った。

そして、今日から4月。

4月から新年度が始まる日本のこの雰囲気、久々だな~、と思いながら、ブログも心機一転、タイトルを変えてまたスタート!

無錫からお付き合い頂いた方も、日本でご覧になっていた方も、よろしければまたたまに覗いてみてくださいね!

でも変化が大きかった中国に比べて、福島のなんて平和な事か・・・。
ネタが見つかるかどうか心配だなあ・・・。
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