福島市大波地区や伊達市旧小国村・旧月舘町のお米から基準値を超える放射性物質が検出された。
1か月ほど前のサンプル検査では1か所のみの検出で、ホッとした農家さんも多かった中でのこの事態、残念だし悲しい。
昨日のローカルニュースで、実際にご自分の作った米から基準値超えの放射性物質が検出された農家さんがインタビューに答えていた。
この方の自宅は線量が高く、避難指定を受けていたが、米の作付けは制限されなかったので、迷いながらも田んぼの荒廃を防ぐ意味もあって、例年の3分の1ほど米を作ったそうだ。
「出るんじゃないかと思いながら米を作ったが、いつも心は揺れていた。」
と話す姿は、時間と手間をかけて一生懸命作ったお米がダメだった事での虚無感でいっぱいの様子だった。
「よく調べないで安易に福島県は安全宣言を出してしまって、これで福島県の信頼がなくなってしまうと思うと悔しい。」
ともお話していて、今回検出された最初の経緯は、大波地区の農家さんが自主的に持ち込んで検査して発覚した事から、線量の高い地区の農家の皆さんの危機感と福島県の行政側の意識とがずれていたのだなあ、と思う。
ほとんどの農家の皆さんの’本当に安全なものを’という意識、すごいな、とも思う。
現在では線量の高い地区のお米を全品検査する事になった。他の市町村でもその動きが広がるだろう。
お米だけでなく、本当に細かくいろんな食べ物を検査して、なにが基準値を超えてなにが大丈夫なのか、しっかり調査してほしい。
それが買う側の安心につながる。
そしてそこでは作物はしばらく作れない、と判断された農家さんへの補償や生活の張りというようなものを取り戻す何かを考えてあげてほしいと思う。
1か月ほど前のサンプル検査では1か所のみの検出で、ホッとした農家さんも多かった中でのこの事態、残念だし悲しい。
昨日のローカルニュースで、実際にご自分の作った米から基準値超えの放射性物質が検出された農家さんがインタビューに答えていた。
この方の自宅は線量が高く、避難指定を受けていたが、米の作付けは制限されなかったので、迷いながらも田んぼの荒廃を防ぐ意味もあって、例年の3分の1ほど米を作ったそうだ。
「出るんじゃないかと思いながら米を作ったが、いつも心は揺れていた。」
と話す姿は、時間と手間をかけて一生懸命作ったお米がダメだった事での虚無感でいっぱいの様子だった。
「よく調べないで安易に福島県は安全宣言を出してしまって、これで福島県の信頼がなくなってしまうと思うと悔しい。」
ともお話していて、今回検出された最初の経緯は、大波地区の農家さんが自主的に持ち込んで検査して発覚した事から、線量の高い地区の農家の皆さんの危機感と福島県の行政側の意識とがずれていたのだなあ、と思う。
ほとんどの農家の皆さんの’本当に安全なものを’という意識、すごいな、とも思う。
現在では線量の高い地区のお米を全品検査する事になった。他の市町村でもその動きが広がるだろう。
お米だけでなく、本当に細かくいろんな食べ物を検査して、なにが基準値を超えてなにが大丈夫なのか、しっかり調査してほしい。
それが買う側の安心につながる。
そしてそこでは作物はしばらく作れない、と判断された農家さんへの補償や生活の張りというようなものを取り戻す何かを考えてあげてほしいと思う。