ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

小籠包

2006-11-03 12:35:00 | 生活(~2010年3月)
最近の無錫、最高気温は23度前後で日中はまだまだ暖かい(暑い?)が、最低気温は15度前後になり、朝晩は結構寒くなってきた。

中華料理は元々温かいものが多いのだが、寒くなってくると、包子やワンタン、焼餅など、安くて手軽に食べられるB級中華が食べたくなる。

私はそんなB級中華の中では小籠包がいちばん好きだ。

ワンタンや包子は日本でも、多少日本式にアレンジされているがメジャーな食べ物だ。しかし小籠包は私は中国に来て初めて食べた。そして一番よく食べたのが、大学の学生食堂の小籠包。

2002年の2月から6月まで、上海師範大学で中国語を勉強するクラスに通った。
ほとんど20代のクラスメートに混じって、その当時2歳だった息子を自転車で幼稚園へ送り迎えしながら、毎日午前中は授業、午後息子を迎えに行く3時半まで予習復習をするという毎日は、本当に忙しかったが、今思えばとても充実した楽しい毎日だったと思う。

お昼はいつも大学の学生食堂だったが、食堂が構内に5箇所くらいあり、中にはイスラム教徒の為の豚肉抜きの食堂なんかもあって、毎日食堂の場所を変えたりしながらいろいろ試したが、その中で、生まれて初めて食べた小籠包がとっても気に入り、週に1度は食べていたような気がする。
1つのセイロに確か8個か10個あって、5元もしなかったような・・・。
街のちょっときれいな中華料理店では15元とか20元とかしていたのに、安くておいしくて、息子も連れて学食に食べに行った事も何度か。

その後、上海を離れる事になり、今はここ無錫に住んでいるのだが、無錫の小籠包は上海より甘くて、上海にたまに行った時に小籠包を食べては当時の事を思い出しているのだが、先日無錫の『王興記』で小籠包を食べた時、それほど甘くなくて、なんだかとても嬉しかった。
しかしこちらは4個で10元。やっぱり学食には敵わない。



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