もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

やっと出会えたクロツラヘラサギ(160番目の出会い)

2018年03月04日 15時13分58秒 | 日記
 今日も朝から晴れ渡り、絶好のお出かけ日和。と思って外に出たら、風が出ていた。昨日はキレンジャクに出会えなかったが、今日は何となく新しい出会いがあるような気がして出かけることにした。

 明日から天気が崩れると言うので、今日は葛西臨海公園に行くことにした。公園には野鳥園があり、渚もあるので私の好きな場所の一つだ。

 日曜日で道路は空いていた。スムーズに走り、1時間ほどで公園に着いた。車を降りると風がかなり強い。しかし、南風で暖かい。春一番かなと思う。

 干潮時刻には早いので、野鳥園に行ってみた。上の池の汚泥除去作業は、今日は休みのようだ。池にはホシハジロやキンクロハジロ、ハシビロガモ等がいた。

 池畔を行くと、アオジが水を飲んでいた。飛び出したのはシロハラだ。ヨシ原にはオオジュリンの群れがいた。盛んに枯れたススキの穂を啄んでいる。



 ウォッチングセンター前に行くと、CMさんが並んでいた。オオタカがいるのかと思ったら、サンカノゴイがいると言う。二度目の出会いにワクワクしたが、その姿が見つからない。隣のCMさんも何処にいるのかと聞いている。

 ヨシ原をじっと見つめていると、動くものがいた。カメラを向けたがサンカノゴイかどうかはっきりしない。シャッターを切っては画像を確かめたが、数枚は撮れたようだ。



 二度目の出会いに嬉しくなったが、全身を見せてくれないのが残念。暫く待ってみたが、ヨシ原からは出てこなかった。

 諦めて、野鳥園を一回りしてみた。しかし、鳥影はなし。下の池の観察舎に入ってみると、アオサギとハクセキレイの姿があった。

 水路に出てみるとハジロカイツブリが数羽いた。ウミアイサがいないかと探したが、その姿はなかった。

 センターに戻り、コーヒータイムにした。CMさんたちはサンカノゴイが出てくるのを待っているようだ。池の杭にカワウが止まり、羽を広げて乾かしている。

 歩き回ったせいか、汗ばんでしまった。セーターを脱ぎ、上着だけにした。

 そろそろ潮が引き始めた頃だと思い、西の渚に行ってみた。ところが橋を渡ろうとしたら風が強く、帽子が飛ばされそうになった。

 突堤に行くと、数人のCMさんがいた。潮が引き、砂浜で家族連れが貝拾いをしていた。沖には、スズガモの大群が今日もいた。風が強く、水路に鳥影はなし。東渚の端にカモの群れがいた。風を避けているようだ。カメラを向けてみたが、クロツラヘラサギの姿はない。

 岩場で風を避けて一服する。突堤にいたCMさんたちが帰り始めた。今日もダメかと諦めかけた時、東渚の端にカメラを向けているCMさんたちがいた。見ると、白い鳥影がある。

 急いで行ってみると、クロツラヘラサギだ。やっと出会えたかと急いでカメラを準備する。

 カメラを向けると浅瀬に嘴を突っ込んでいる。かなり離れているが、黒いマスクを被ったような姿がはっきり分かる。初めての出会いにワクワクしながら何枚もシャッターを切った。

 もう少し近くに来ないかと見ていると、岩場に上がっていった。飛び出すかとカメラを向けたが、また浅瀬に下りてきた。

 クロツラヘラサギは世界的に希少なサギだそうだが、黒く長いヘラのような嘴が何とも異様な感じがする。



 風が強く、手持ち撮影が難しい。今日は、一脚を持ってこなかったことを後悔した。

 クロツラヘラサギは餌取りに夢中になっているが、お腹が空いたのでお昼にすることにした。

 風が強いので、渚を後にしてバーベキュー広場に行った。日曜日の所為か、どこを歩いても家族連れでいっぱいだ。広場の端にあるベンチでお昼にした。肉の焼ける匂いが漂ってきて、自分も食べたくなる。

 今日はサンカノゴイと160番目の出会いとなるクロツラヘラサギに出会えたので、満足して帰ることにした。

 駐車場を出ると、入口に車が並んでいた。これから公園に入る人たちだが、こんな状態は初めて見た気がする。

 帰りも渋滞がなく、スムーズに家に帰ることができた。今日も万歩計は10,586歩、7.8㎞になっていた。暖かな春の陽気の中、新しい出会いに満足した一日となった。