もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

東北大震災から7年 震災の日に思う

2018年03月11日 14時09分43秒 | 日記
 あの時の物凄い津波の映像は今でもはっきり覚えている。自然の恐ろしさを実感したのは私だけではないだろう。

 あれから7年経っても未だに避難している人たちがいる。復興事業は進んでいるようだが、心の傷は癒されるものではないだろう。仏教なら7回忌を迎えたことになる。

 周りを海に囲まれている我が国では、同じような災害がいつ起きてもおかしくない状況だ。そう考えても、自分にできることは何もない。政府は原発推進の方向を変えてはいない。電力需要を考えれば、仕方ないことなのかもしれない。原発を止めて、火力発電にすればまたまた公害問題が起きるだろう。

 今日は震災に対して考える日だと思う。だが、いくら考えても…。


 今日は午前中は曇り空だったが、昼頃からは青空が顔を出した。気温も上がり、春めいてきた感じだ。

 震災を考えながら、岩槻まで出かけてみた。

 文化公園に行くと、駐車場が満杯状態だった。テニスやゲートボールの試合が行われていた。そんな様子を見ていると、平和だなと思う。

 いつもの林を歩いてみたが、鳥影は少なかった。出会ったのはシジュウカラの群れ。遠くの高い木の天辺にはホオジロの姿があった。

 歩いているとシメが飛び出してきた。コゲラも木々の中を行ったり来たりしている。アオジも姿を見せたが、直ぐに草むらに隠れてしまう。

 エナガの群れがやって来て、枝から枝へと動き回っている。

 元荒川岸に出ると、コガモの群れがいた。遠くにはヒドリガモの群れもいる。アメリカヒドリがいないかと探したが、その姿はなかった。

 鳥影が少ないので、文化公園から城址公園に移動してみた。

 ヤドリギのあるところへ行ってみたが、ヒレンジャクの姿はない。ここにはやって来ないようだ。

 カワセミが来る池に行くと、数人のCMさんがいた。話を聞くと、今日は出が悪いそうだ。暫く待ってみたが、姿を見せてはくれなかった。

 池の橋が塗り替えられ、赤い色が綺麗になっていた。そこに、ハシブトカラスがやって来た。林の中で巣材を探している。カラスも巣づくりを始めたようだ。

 高い木にカメラを向けている人がいたので近くに行ってみた。カメラを向けると、アオサギが巣づくりしていた。

 再び春が巡って来て、野鳥たちも子育てを始める準備に忙しそうだ。新しい生命の誕生が待ち遠しい。





 お腹が空いたので帰ることにした。途中のスシローでお寿司を食べ、早めに家に帰って来た。

 間もなく午後2時46分、東北大震災で亡くなられた人たちの冥福を祈ろうと思う。