もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

シノリガモ・クロサギに初めて出会い、ウミアイサ・イソヒヨドリ・イソシギに今季初めて出会った

2018年12月02日 16時00分29秒 | 日記
 これまで178種の野鳥と出会ったが、まだまだ出会っていない野鳥が多い。新しい出会いを探していたら、茨城県の海岸にシノリガモが来ているという話を聞いた。そこで、かなり遠出になるが出かけてみることにした。

 早朝5時半に起きて、外環道から常磐道、北関東自動車道を走り、平磯海岸まで行った。出がけは暗くてライトを点けて走ったが、道路は渋滞していなかった。高速を使ったので、2時間かからずに着くことができた。

 平磯海浜公園の駐車場に車を止め、直ぐに砂浜に出てみた。空は晴れて来た。岩場に2人のCMさんの姿があったので、堤防を越えて行ってみた。

 目の前の岩場はウミウ(カワウではないと後で分かった)とウミネコの群れでいっぱいだ。海には、カルガモの群れが浮かんでいる。



 海面近くの岩にシノリガモらしく鳥影を発見。後ろ姿だが、間違いなさそうだ。カメラを向けるとメスのようだ。その奥にオスらしき姿もあるが、はっきりしない。

 岩場に腰掛けて、動き出すのを待つことにした。その間に鵜を撮ってみた。カワウだとばかり思っていたが、ここは海なのでウミウではないかという気がしてきた。図鑑で調べると、口角がとがっているのがウミウだそうだ。撮った画を拡大して見ると、ウミウで間違いなさそうだ。何度も出会っているはずなので、新しい出会いとしてカウントはしないことにした。

 暫くしたら、シノリガモが動き出した。オスも一緒に海に入り、移動し始めた。カメラを向けたが逆光だ。ちょうど日が昇って来たところで眩しい光でいっぱいだ。

 波間を泳いでいく姿を何枚も撮ったが、どれも逆光で色が上手く出ない。それでも初めての出会いにワクワクしてきた。179番目の出会いだ。オスはメスと違って派手な色合いだ。英名では道化師と呼ばれているらしい。確かに道化師のような色合いだ。



 シノリガモの後を追いかけて砂浜を行くと、先の方にサギらしき鳥影を発見。白ではなく黒い。岩の間を餌を探しながら歩いている。双眼鏡で見るとクロサギだ。またまた初めての出会いにワクワクしてきた。近づきすぎると飛び立たれてしまうので、そうっとカメラを向けてみた。逆光で、黒くなってしまうが仕方がない。180番目の出会いに大満足。



 砂浜は歩きにくい。そこで、消波ブロックの上を歩いたが、転倒しそうで怖いくらいだ。

 コンクリになった浜辺に何かが飛んで来た。カメラを向けるとイソシギだ。今季初の出会いだが、何度も出会っているのでそれほどの感激はない。

 シノリガモの群れは波間を漂いながら潜水を繰り返している。岩場の上に何かが止まっているのを発見。イソヒヨドリだ。カメラを向けると青と赤のツートンカラーのオスだ。その先にはメスの姿もある。今季初の出会いに嬉しくなる。

 なかなかシノリガモの気に入った画が撮れない。ヒドリガモの群れの中に入り、一緒に海面を漂っている。

 遠くの海面にウミアイサらしき鳥影を発見。かなり遠いがカメラを向けてみた。どうやらオスらしい。ぼさぼさ頭が見える。これまた今季初の出会いだ。メスがいないかと探したが、その姿はなかった。



 突堤に行くと釣りをしている人たちがいた。その先は防波堤に囲まれた船着き場になっていて、波が静かだ。鳥影がないので戻ることにした。

 海面にはシノリガモの群れがいたが、だんだんカメラを向けるのが億劫になって来た。

 そろそろ帰ろうかと思い、道路に出るとマラソン大会が行われていた。応援の人や係の人が道路わきに立っている。道路が封鎖されているようで、車が走っていない。

 駐車場にいた係の人に聞くと、マラソンが終わるまでは車は通れないとのこと。仕方がないので岩場に戻ってみた。

 岩に腰掛けてお昼にした。のんびりと海を眺めながらの食事はいいもんだ。食べているとシノリガモが1羽戻ってきた。岩の上で盛んに羽繕いをしている。光の具合がよく、いい画を撮ることができた。



 マラソン大会が終わり、家に帰ることにした。帰りも渋滞なく、スムーズに帰ることができた。

 今日は230㎞余りのドライブとなったが、今季初の出会いがあり、大満足の一日となった。しかし、高速道路料金の高いのには参った。年金生活者にとっては痛い出費だ。も少し安くなればいいのだが…。