都内の公園で今季初の出会いと初めての出会いがあった

　一昨日昨日とはっきりしない天気で気温も低く、とても出かける気にはならなかった。一昨日は妻が実家に帰るので、駅まで送って行った。帰って来てから、出かけない代わりに書斎の断捨離の続きをやっていた。

　今日は朝から青空が広がったが、外に出ると冷たい風が吹いていた。そろそろササゴイが来ているのではないかと思い、都内のＦ公園まで行ってみた。

　連休中の日曜日とあって、道路はガラガラ。３０分ほどで公園に着いた。

　直ぐに池に行くと、朝から釣りをしている人がかなりいた。フェンスに囲まれた小鳥の森脇を行くと、何かが飛んで来た。木に止まらないかと見ていたら、葉の茂った枝に止まってくれた。今日は双眼鏡を持ってこなかったので、慌ててカメラを向けてみた。

　何とササゴイだ。到着早々出会えるとは実にラッキーだ。飛んで来たのは２羽だったが、１羽しか見つからない。それでも今季初の出会いに嬉しくなった。

　森の中が何となく明るいと思ったら、どの木も剪定されて下枝が切られていた。これでは、ササゴイが営巣するかどうか心配になって来た。

　そんなことを思っていたら、飛び立たれてしまったので池の南側に行ってみた。今日はＣＭさんは一人もいない。

　先ほどのササゴイが出てこないかと暫く待ってみた。池を見ると、キンクロハジロやホシハジロ、カイツブリ、オオバンの姿がある。ヨシの所にバンが２羽いた。また、アオサギが魚を狙っていた。



　気がつくと、ササゴイが池のブイに止まっていた。かなり離れているが、カメラを向けてシャッターを切った。すぐ隣には亀が甲羅干ししていた。

　今季初の出会いであり、夏鳥第６号に決定だ。ササゴイがブイから飛び立つのを待っていたら、スズメが近くまで寄って来た。手を出しても逃げようとしない。人に慣れ切っているようだ。

　気がつかないうちに、池畔にＣＭさんが２人来ていた。風もなく穏やかな日和の中、ササゴイが動くのをじっと待っていた。

　いつの間にか、林の中から飛び出して２羽が飛び回っている。急いでカメラを向けたが、何とか飛翔場面が撮れた。



　青空を見上げていたら、ツバメが飛び交っている。双眼鏡で見ると、尾羽が２つに分かれていないものがいた。隣にいたＣＭさんがイワツバメかヒメアマツバメだと教えてくれた。

　取り敢えず、手当たり次第にカメラを向けてシャッターを切ってみた。しかし、あまりに上空でピントも合わず、いい画が撮れない。

　帰ってから、ＰＣで見ながら図鑑で調べてみた。イワツバメは分かったが、ヒメアマツバメらしき姿がはっきりしない。取り敢えず、イワツバメは確かなようのなので１８６番目の出会いとすることにした。同時に夏鳥第７号に決定した。



　ヒメアマツバメがいることは確かなようなので、次回に期待することにした。

　ツバメを追っていたら、首が痛くなってしまった。ツバメは飛び回っていて、木に止まることがない。飛びながら虫を捕まえているそうだが、疲れないのだろうか。

　再びササゴイを探すと、ヨシ原近くの杭に止まっていた。カメラを向けたが、やはり遠い。鮮明な画は撮れなかったが、今季初のササゴイとの出会いに満足。

　少し早いが帰ることにした。帰りがけ、野球場の芝生にツグミの姿があった。帰りも車は混んでなく、昼前には帰って来た。