今季初のタシギと出会う

　９月に入り、朝晩は過ごしやすくなった。昨日は出かけることなく家で過ごした。１日家にいると本を１冊読んでしまう。推理小説が好きで、ブックオフで買うことにしている。推理小説は、一度読めば二度読むことはなく保存する気もない。だから古本で十分だと考えている。

　今日も良い天気になりそうなので、早起きして出かけた。一昨日出会ったイカルチドリとトウネンらしきものをはっきりさせたいと思い、南古谷田圃まで行ってみた。

　早い時間に出かけたが、月曜日の所為か渋滞していた。荒川の羽根倉橋が工事で１車線になっているため、かなりの時間がかかってしまった。

　田圃に着くと、ＣＭさんの姿があった。畦道に車を止め、イカルチドリの群れがいた休耕田に行ってみた。今日も群れはいたが、６００ｍｍ望遠で撮ると黄色のアイリングがはっきりしている。全体に色が薄くなっているが、イカルチドリではなく、コチドリの冬羽のようだ。嘴も短めなのでコチドリに間違いないだろう。（訂正します）

　群れの中にいたトウネンらしきものの姿がない。今日は、はっきりさせたかったのに残念。

　休耕田を見て回ると、タシギの姿を発見。一昨日は撮れなかったが、今日は何とか撮ることができた。今季初の出会いに嬉しくなる。

　田圃の中を歩き回っていたら、大汗だ。日が差して、かなり気温が上がって来た。

　一昨日出会ったセイタカシギが今日もいた。１羽だけで何となく寂しそうだ。カメラを向けると、何かを捕まえたようだ。歩く姿は実に優雅だ。



　シラサギはあちこちにいるが、他に鳥影がないので車に戻った。今日もクーラーを入れて、車内でコーヒータイムにする。

　田圃は木陰がないので、シャツが汗びっしょりになってしまった。体が冷えたところで、桜草公園に行くことにした。

　また橋が渋滞していて、公園まで時間がかかってしまった。

　公園に着いて桜並木に行くと、今日も数人のＣＭさんがいた。ツツドリの話をすると、今日はまだ見ていないとのこと。

　桜の木を見上げながら行くと、鉄塔の上空にオオタカらしき鳥影があった。カメラを向けたが遠すぎる。

　何とかツツドリに出会いたいと思い、歩き回ってみた。飛んでいく姿は何度か見かけたが、追いかけて走っても姿を発見できず。残念。

　一昨日は出会うことができたのに、今日は全くダメ。諦めて、木陰のベンチでお昼にする。芝生広場にテントを張っている人がいた。

　のんびり休んでいたら、またツツドリが飛び去って行った。慌てて後を追ったが姿を発見できず。歩き回って疲れたので帰ることにした。

　家に帰ると、今日も万歩計は１万歩を越えていた。明日は弟の病院付き添い、明後日は妻の習い事の送迎だ。