気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

大菩薩嶺(日本百名山)への登山口 上日川峠

2022-09-16 20:17:40 | 登山に通った峠道
こんばんは!
日本の峠は約3773件存在するそうです
かつて、山登りでいったいどのくらいの峠を越えていったのでしょうか?
よっぽど印象に残った峠道以外は>ほとんど素通りして記録に残っていないのが現状です
年のせいでしょうか 人生の峠道 苦労しながら越えて行った峠道、
車に乗り難なく越えて行った峠道、人生の岐路にさしかかり思い出しております
峠(とうげ)とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所
山脈越えの道が通る最も標高が高い地点である
今回の記事は大菩薩嶺(日本百名山)への登山口の
上日川峠(かみひかわとうげ、かみにっかわとうげ)を掲載してみたいと思います

大菩薩峠、大菩薩嶺への登山口にある上日川峠 山小屋『ロッヂ長兵衛』
上日川峠(かみひかわとうげ、かみにっかわとうげ)は、
山梨県甲州市の峠 塩山方面から甲斐大和方面へ通じる
山梨県道218号大菩薩初鹿野線の最高部分で、
標高1,585メートル である  大菩薩峠(日本百名山)まではすぐ
広い駐車場と山小屋『ロッヂ長兵衛』がある
冬季は県道が積雪で閉鎖となる
夏期は甲斐大和方面から路線バス
(栄和交通バス:大菩薩上日川線 甲斐大和駅 - 上日川峠)が出ている
南アルプスと甲府盆地の眺望が良い

上日川峠(かみひかわとうげ、かみにっかわとうげ)への道標

登山客でいつも賑わっている上日川峠

上日川峠駐車場
駐車場の最も奥まった所に南アルプス絶景スポットがあります
富士山や南アルプスの雄大な眺めを楽しめる大菩薩嶺の登山口

上日川峠に建つ 山小屋『ロッヂ長兵衛』

上日川峠から左方向大菩薩峠、道なりに進むと国道20号甲斐大和方面

上日川峠駐車場絶景スポットより眺める南アルプス山並

上日川峠から国道20号甲斐大和方面林道より眺める霊峰富士



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若山牧水が越えた 名も寂し 暮坂峠

2022-09-14 11:04:58 | 登山に通った峠道
こんにちは!
日本の峠は約3773件存在するそうです
かつて、山登りでいったいどのくらいの峠を越えていったのでしょうか?
よっぽど印象に残った峠道以外は>ほとんど素通りして記録に残っていないのが現状です
年のせいでしょうか 人生の峠道 苦労しながら越えて行った峠道、
車に乗り難なく越えて行った峠道、人生の岐路にさしかかり思い出しております
峠(とうげ)とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所
山脈越えの道が通る最も標高が高い地点である
今回の記事は群馬県吾妻郡中之条町にある
若山牧水が越えた名も寂し 暮坂峠を掲載してみたいと思います

群馬県道55号中之条草津線上にある暮坂峠
暮坂峠(くれさかとうげ)は、群馬県吾妻郡中之条町にある峠
かつては六合村と中之条町の町村境であった
(現在は当該町村同士が合併) 標高は1088m
峠付近には若山牧水の歌碑がある

暮坂峠にある石仏とお地蔵様
石仏は苔むしていて古き主要道の面影が偲ばれます



暮坂峠頂上付近の景観

暮坂峠頂上付近の景観



暮坂峠周辺の案内図

暮坂峠にはマントを羽織った旅姿の若山牧水像
(石像)や『枯野の旅』(随筆集「樹木とその葉」/大正14年)の歌碑も立っています

マントを羽織った旅姿の若山牧水像

歌人若山牧水が詠んだ数少ない詩のひとつ、
若山牧水は、明治32年、宮崎県生まれ 暮坂峠へは、
大正11年10月20日に、花敷温泉から四万温泉へ向う途中におとずれ、
歌を詠んでいます 文中では、雪景色の中を沢渡温泉に向かって、
弟子の門林兵治(文中ではK-君)と2人徒歩で越えたところです
牧水は、「...やがてひろびろとした枯芒の原、
立枯の楢の打続いた暮坂峠の大きな沢に出た」と
印象を書いています 草津温泉から暮坂峠を越え沢渡温泉に至る道端には、
その文中に挿入された歌の碑がたくさん立てられ、
自然環境もよく残されていて、当時の旅を追想させる所です
別に、この時の印象を詠った「枯野の旅」という詩が残されていて、
これを刻んだ立派な詩碑と牧水の旅姿の像が、
1957年(昭和32)峠に立ちました
この詩が刻まれた碑が建つ暮坂峠は、古くから草津へ抜ける
交通の重要な役割を果たしてきました 現在では日本ロマンチック街道となり、
詩碑と、マントを羽織った旅姿の牧水像が美しい景観を見守り続けています

暮坂峠へは、大正11年10月20日に、
花敷温泉から四万温泉へ向う途中におとずれ(若山牧水)



若山牧水が越えたとされる旧道も残されているようです



暮坂峠(くれさかとうげ)
かつては草津温泉と中之条を結ぶ主要道で、強酸性の草津温泉から、
仕上げの湯として柔らかい湯の沢渡温泉へと向かう湯治客で、
江戸時代には大いに賑わったのだとか


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薄く雪をかぶったような白い花ウスユキソウ属

2022-09-11 14:31:18 | 高山の花
こんにちは!
本日の記事は薄く雪をかぶったような白い花 ウスユキソウ属
と題しまして今までに撮りためた和製エーデルワイスを
お届けしたいと思います
ウスユキソウ(薄雪草)の花言葉は大切な思い出!!
登山道の片隅でひっそりと咲いていた薄雪草が今回の主役です

高山に生えるミネウスユキソウ
ウスユキソウ属(薄雪草属、学名:Leontopodium)は、
キク科キク亜科の1属である。ウスユキソウ Leontopodium japonicum や
セイヨウウスユキソウ(エーデルワイス)
 Leontopodium alpinum などが属する
名前のとおり、薄く雪をかぶったような白い花を咲かせる ただし、
本当の花はごく小さく、花のように見えるのは花序の周囲を飾る
苞葉と呼ばれる葉で、その表面に白い綿毛が密生しているため、
まるで雪をかぶっているように見える

六合村にある野反湖周辺に咲いていたミネウスユキソウ

霧ヶ峰高原に咲いていたミネウスユキソウ

霧ヶ峰高原に咲いていたミネウスユキソウ

高山に生えるミネウスユキソウ

高山に生えるミネウスユキソウ

中央アルプス空木岳稜線に咲くヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)

中央アルプス空木岳稜線に咲くヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)

中央アルプス花崗岩の砂礫地帯に健気に咲くコマウスユキソウ

飯豊山山頂付近に咲くホソバヒナウスユキソウ
ウスユキソウ(薄雪草)は、北海道~九州の低山帯や亜高山帯に分布している
ウスユキソウ属の宿根草です
ウスユキソウ属に属する植物はアジアからヨーロッパにかけて
広く分布しており、なかでもヨーロッパアルプスの自生種で
「エーデルワイス(セイヨウウスユキソウ)」と呼ばれている
品種は、抜群の知名度を誇っています

飯豊山山頂付近に咲くホソバヒナウスユキソウ

北アルプス八方尾根に咲く固有種ハッポウウスユキソウ

月山に咲くミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)
ウスユキソウは、日本に自生する品種だけでもいくつもの品種があり、
品種によって花の形などもかなり違いがあります
ウスユキソウは比較的低山帯に生えるのですが、
高山に生える品種はミネウスユキソウと呼ばれます
また、東北地方の日本海側に茎が短く、
歯の形にも特徴のあるミヤマウスユキソウが生育しますし、
中央アルプスにはヒメウスユキソウ、
早池峰にはハヤチネウスユキソウなどがあります 
いずれも白い花を咲かせるウスユキソウですが、
地域などによって違いがあるので、
その違いを楽しむのもおすすめです

月山に咲くミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)

月山に咲くミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)
ウスユキソウ属(主な種)
セイヨウウスユキソウ(ハナウスユキソウ、エーデルワイス) 
エゾウスユキソウ(レブンウスユキソウ) 
ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)
ホソバヒナウスユキソウ 
ハヤチネウスユキソウ 
ウスユキソウ(変種にミネウスユキソウ) 
カワカミウスユキソウ 
オオヒラウスユキソウ 
ヒメウスユキソウ(コマウスユキソウ)



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高山植物 黄色い野性的な花マルバダケブキ

2022-09-09 12:46:33 | 高山の花
こんにちは!
最近、峠の旅にはまってしまいました
古の頃、行き交った人々の息吹が聞こえてきそうです
日本古来の歴史を感じることが体験できそうな峠道の旅、
これからも続きます 現在、峠の書物を読みながら次は
何処に行ってみようか? 想いを巡らしております
今後、もう少し涼しくなったら日本書紀にもある
日本で最も古いとされる峠 日本三大峠の一つに数えられる
奥秩父雁坂峠へ出かけてみたいと思っている今日この頃です
今回の掲載記事は、高山植物 黄色い大輪の花を咲かせる
マルバダケブキを掲載してみたいと思います
(登山の際、撮りためた画像が中心となります)
高山植物の花やガーデニングの花々掲載につきましては、
不定期になりますが箸休めの気分でご覧いただければ幸いです

マルバダケブキ(丸葉岳蕗、学名: Ligularia dentata )は
キク科メタカラコウ属の多年草

南アルプス三伏峠付近に咲くマルバダケブキ

マルバダケブキ 黄色い野性的な花を咲かせます

南アルプス聖岳中腹に群生するマルバダケブキ

南アルプス聖岳中腹に群生するマルバダケブキ
本州、四国に分布し、山地や深山のやや湿った草地、
林縁に自生する 本州中部地方から東北地方の山中に多く、
四国にはまれにみられる

戸隠山の裏側に控える高妻山稜線に咲くマルバダケブキ
後方に見える山並は北アルプス後立山連山の絶景

黄色い大輪の花を咲かせるマルバダケブキ
撮影地は南アルプス塩見岳中腹の山林

黄色い大輪の花を咲かせるマルバダケブキ
茎の高さは40-120cmになる 根出葉は長い葉柄があり、
葉身はフキに似た腎円形で径30-40cmになり、
縁は鋸歯状になる
茎につく葉の葉柄の基部は広くふくれて茎を抱く
花期は5-8月 茎の上部に散房状に5、6個の黄色い径5 -8 cmの頭花をつける
舌状花は10個ほど

霧ヶ峰高原 山林に咲くマルバダケブキ

南アルプス聖岳中腹に群生するマルバダケブキ

南アルプス聖岳中腹に群生するマルバダケブキ

黄色い野性的な花を咲かせるマルバダケブキ
丸みを帯びた葉は径20cm~40cmほどと大きく、
花のない時期はフキの葉とよく間違われます
漢字で「丸葉岳蕗(マルバダケブキ)」と表記しますが、
山に生えるフキに似た植物である
ということから名付けられた名前です


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庭先に咲くシナノキンバイ(八重咲)

2022-09-07 10:04:15 | 高山の花
こんにちは!
本日は庭先に咲くシナノキンバイ(八重咲)を掲載してみたいと思います
このシナノキンバイは4年前、入笠山登山の際、富士見パノラマリゾート
ゴンドラ乗車記念として頂いた高山植物です
シナノキンバイ(八重咲)はわが家の庭先で4年目を迎えていますが、
昨年はご機嫌よろしくなく咲いてくれませんでした
今年もご機嫌よろしくなく一向に咲く気配無く、今年もダメだと
思っていましたが、足が鉢にぶつかり割れてしまいました
植え替えた途端にシナノキンバイの花芽が付き始めました
今年も芽出しの前、植え替えを行ったのにどうしたのでしょうか?
このシナノキンバイちょっと咲き方が変わっているなと思っていました

このシナノキンバイ八重咲のようです
シナノキンバイ(信濃金梅、Trollius shinanensis)は、
キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草である
ごく稀に八重咲の株を見かけることがあるとネットに書き込まれて
いましたが? もしかしたらヤエシナノキンバイでしょうか?

富士見パノラマリゾートゴンドラ乗車記念でシナノキンバイと
表示されている高山植物を頂いたので間違いないと思うのですが?

突然夏の終わりに咲き始めたシナノキンバイ



ヤエシナノキンバイ?
北海道~中部地方以北の高山帯に生える高山植物
雪渓が溶けたあとの湿った草原に生える
高さは20~70cm 花は直径3~4cmのあざやかな黄色で
萼片が5~7個ついており、花弁のように見える
花期は7~8月



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